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【ドラニュース】


藤井“真”レギュラー

2009年11月18日 紙面から

新人賞に決まった藤井

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 大きな飛躍の年は、同時に悔いも残した。新人賞の藤井は「数字には満足できる部分もあるが、足りなかったものもはっきりした」と4年目のシーズンを振り返った。

 開幕前から「ポジティブに。自分はできると信じて」と臨んだ。その言葉通り、センターの定位置をほぼ手中にした。本塁打の数も10に達し、広い守備範囲と強い肩でチームを何度も助けた。だが9月初めの肋骨(ろっこつ)骨折という大けがで、規定打席に「8」足りず、打率も3割にわずか1厘、届かなかった。

 「(主力へと成長する)きっかけはつくれたと思う。自信をつけつつ、今後に生かしていきたい。けががよかったといえるようになれば」。成功と失敗。どちらも前向きにとらえて、藤井がその座を不動のものにしていくつもりだ。

 <藤井淳志(ふじい・あつし)> 1981(昭和56)年5月20日、愛知県豊橋市生まれの28歳。181センチ、77キロ、右投げ両打ち。豊橋東高では遊撃手兼投手で、甲子園に縁なし。筑波大で外野手に転向。NTT西日本から大学生・社会人ドラフト3巡目で中日に06年入団。プロ1年目に開幕スタメン。今季は打率2割9分9厘、10本塁打、49打点。今季年俸1600万円(推定)。

 

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