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射撃室の扉、激しく損傷…内側ノブ溶け落ちる

11月18日12時34分配信 読売新聞

射撃室の扉、激しく損傷…内側ノブ溶け落ちる
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読売新聞
 【釜山=前田泰広】韓国・釜山市の室内射撃場火災で、釜山中部警察署捜査本部の金英植(キムヨンシク)本部長は18日午前の記者会見で、射撃室の扉の内側ノブが溶け落ちるほどに損傷していたと明らかにした。

 扉は射撃室内側から外側に向かって曲がっており、捜査本部は火勢による影響の可能性が高いとみている。

 金本部長は私見とした上で、「射撃室内部で爆発性の火災が発生したならば、放火とみるのは難しい」と述べ、「(火元とみられる)発射台付近の清掃が完全に行われていたかどうか監視カメラなどで確認中だ」と語った。

 捜査本部は、射撃後の火薬の残りかすなどが火災の原因になった可能性もあるとみて、射撃場経営者などから事情を聞く方針だ。

 一方、死亡した日本人7人のうち、DNA鑑定の結果が十分でなかった1人についても、歯型から最終的に本人と特定され、遺体とすべての遺留品は遺族に渡された。

 遺体は19日夕、釜山近郊の金海(キムヘ)空港から航空機で福岡に搬送される。

 また、長崎県雲仙市の一行を案内した釜山の観光会社の韓国人女性ガイド(66)が18日早朝、入院先の病院で死亡した。これにより、死者は11人、負傷者は5人となった。

最終更新:11月18日14時3分

読売新聞

 

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