UFCのゲームに興じる中邑真輔(右)と岡見勇信=東京・赤坂
新日本のIWGPヘビー級王者・中邑真輔と、UFCで活躍する“日本人メジャーリーガー”岡見勇信が16日、都内でサムライTVの対談番組「Versus」(30日放送)を収録。中邑が和術慧舟會RJW時代の後輩である岡見から総合格闘技復帰を勧誘された。
岡見は「IWGPのベルトを持ったままUFCで入場したらカッコいいだろうな。総合に帰ってくるなら何でも協力します」とラブコール。中邑も「いつでも準備したいから、岡見よろしく」と、04年5月以来の総合復帰に意欲を見せた。
中邑と同じ01年の新日本の入門テストに落ちている岡見は、中邑とは逆コースで「チャンピオンになった暁には」と、UFC王者としての新日本デビューを熱望。強化のため、12月には米国に練習拠点を移すという。
また、岡見は12・5名古屋大会で永田裕志の挑戦を受ける中邑を「時代を逆行させないで」と激励。永田は岡見を落とした試験官という因縁もあり、中邑は「『これは岡見の分!』ってサンダーパウンダー(岡見の必殺パンチ)をブチ込んどく」と、後輩の“敵討ち”を約束していた。
(2009年11月16日)