河内家菊水丸が大阪・八尾市にふるさと納税

田中誠太・八尾市長（左）から感謝状を贈られた河内家菊水丸

　伝統河内音頭継承者でタレントの河内家菊水丸（４６）が１７日、ふるさと納税制度を活用した寄付のため、生まれ育った大阪・八尾市を訪れた。

　菊水丸は１９８８年まで八尾市に在住。「ついの住み家に」と京都・南山城村に家を構えたが、約１５年前から同村に訴え続けている近隣の悪臭問題改善が進まず、「（村への）抗議行動として」同市へのふるさと納税を決めた。

　今後１年間で問題が改善されない場合は「八尾に住民票を移したい」とキッパリ。寄付金額は明かされなかったが、同市は河内音頭取りの育成などに役立てたいという。

　菊水丸は今月３日で、時事ネタなどを音頭に乗せる「新聞（しんもん）詠み家元」の看板を封印。ゲリラライブで披露した音頭などを収めた、集大成の１０枚組ＣＤボックスを来夏リリースする。