【金武】在沖米海兵隊基地に勤務する日本人警備員が9月23日、米軍キャンプ・ハンセン内のレンジ(射撃場)1で海兵隊の憲兵隊(MP)と共に拳銃の射撃訓練をしていたことが17日までに分かった。在日米海兵隊ホームページ(HP)に掲載された。
全駐労沖縄地区本部によると、同様の射撃訓練は年数回実施されているという。
HPによると、訓練はM9拳銃を使用して実施された。警備員らが的に向かって拳銃を構える写真も掲載されている。
訓練内容について、担当官を務める2等軍曹の話として「常時共に訓練している。武器訓練から至近距離の戦術、唐辛子スプレー訓練やパトロールなど一丸となって取り組んでいる」と言及している。また、「(日本人警備員は)海兵隊員と同様の水準だ」などとも話している。
一方、日本人警備員の話として「海兵隊との訓練は楽しく、もしほかの場所で働いていたらピストルを撃つ機会はない」とのコメントも紹介している。
全駐労などによると、2001年の米中枢同時テロ以降、日米地位協定3条で定められた米軍基地の「管理権」に基づき、すべての海兵隊基地で日本人警備員の拳銃携帯が義務付けられ、年に数回は業務として射撃訓練が実施されているという。
だが、これまでに銃を奪う目的で警備員が襲われたり、警備員が実弾入りの銃を民間地で携行するという問題が発生し、関係自治体や議会から、銃携行の中止を求める決議などが出されている。
(外間愛也)
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