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タキシード侍が堂々のレッドカーペットウオークだ。今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を果たした侍ジャパンの表彰式が17日、都内で行われ、原辰徳監督(51)はじめ選手一人一人に100万円以上の世界一記念リングが贈られた。「世界の強豪チームと、胸と胸とを突き合わせた戦いの中で、勝つことができた」と指揮官はスピーチ。V3がかかる2013年の第3回大会に向け、「伝説と歴史をつくった」と選手をたたえた上で、日本球界のさらなる発展を誓った。
移籍後初公の場 「虎のジョー」が晴れ舞台でデビューした。13日に阪神と正式契約を結んだ城島は、日本代表の指揮官だった巨人・原監督とガッチリ握手。さらには、「セ・リーグを盛り上げていこう」と来季に向けて、早くも“宣戦布告”を受けた。
約8か月ぶりに集結したWBCメンバーの中でも、話題の中心はこの男だった。「トラだ、トラだ、と言われました。いちばん反応していたのは、(阿部)慎之助ですかね。キャッチャー同士で長い時間を過ごしましたから」と、阪神の選手として初めて公の場に姿を見せ、あらためて存在感を示した。
新たな虎の顔として、今後は巨人のリーグ4連覇阻止へ立ち向かうことになる。そのために、同一カード3連戦3連敗を防ぐリードを公約として掲げた。「いい負けゲームをつくるのが大事。同一カード3連敗すると、取り返すのが難しい。そのカードを最低でも1勝2敗でいくため、1、2戦でいいデータを集め、3戦目を取るのがキャッチャーの仕事」と独自の「捕手論」を展開した。
「巨人に対して、何か言ってほしいんでしょうけど、ほかにも4チームある」ときっぱり。熱く、そして冷静に、侍ジャパンの正捕手がGの牙城に挑戦する。
(2009年11月18日10時41分 スポーツ報知)
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