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市橋容疑者絶食1週間、栄養剤投与

 千葉県市川市で07年、英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)が17日、医師から栄養剤投与を受けたことが捜査関係者への取材で分かった。市橋容疑者は逮捕された10日以降、お茶以外は口にしていなかった。

 市橋容疑者が食事を取らず、この日でちょうど1週間。県警行徳署捜査本部が、ついに栄養剤投与に踏み切った。捜査関係者によると、今の状態が続くと体調を崩すおそれがあるとして、署に県警の嘱託医を呼んだという。診察の結果、健康上の問題はなかったが、栄養剤を投与した。

 11日未明に同署に移送以来、市橋容疑者は用意された食事をすべて断り続けていた。食事は1日計2250キロカロリーに計算された弁当が3食出されていたが1度も食べていなかった。

 市橋容疑者には千葉県弁護士会から派遣された弁護団が結成され、逮捕の翌日から毎日接見を行っている。16日に行った会見で、弁護団は「逮捕直後ということもあり、疲れて混乱している。(食事を)食べたかどうか分からないが、大丈夫、と本人は言っていた」と話していた。だが捜査本部は、1週間に及ぶ「絶食」は、今後の取り調べにも影響を与えると判断したものとみられる。

 この日午後には、弁護団3人が接見を行ったが、市橋容疑者の様子についてのコメントはなかった。

 すでに市橋容疑者は、弁護団が差し入れた「被疑者ノート」に多少の書き込みをしていることが分かっている。日弁連ホームページの「ノート」の見本によると、逮捕から起訴、裁判の流れ、取り調べを受ける時の注意点のほか、毎日の天気や取り調べ内容、時間などが日記風に記せるようになっている。

 捜査関係者によると、市橋容疑者はこれまでの調べに、死体遺棄容疑については無言を続けている。

 [2009年11月18日9時30分 紙面から]


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