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イエメンで拉致の日本人男性解放か

 イエメンの首都サヌア近郊で15日、地元部族民に東京都のコンサルタント会社の男性社員(63)が拉致された事件で、在イエメン日本大使館は17日、男性について「イエメン当局から解放されたとの連絡を受けたが、日本大使館としてはまだ確認していない」と明らかにした。男性はサヌアに向かっているといい、解放交渉仲介者も男性が解放されたと述べた。

 事件は2日ぶりに解決した。

 男性は、国際協力機構(JICA)がイエメンでの援助事業の柱の一つとしている教育分野に関する「第2次サヌア小中学校建設計画」に従事。大使館によると、サヌアから北に数十キロ離れたサヌア州アルハブの小学校建設現場に向かう途中、武装した数人の男に止められ、拉致された。

 犯人側は、4年間拘束されている22歳の親族の男の釈放を要求。フランス公共ラジオなどによると、交渉は犯人の自宅で行われ、部族長や行政当局者らが迅速な審理を約束するなどして解放を促していた。犯人側に近い筋によると、犯人側はサレハ大統領がかつて約束した釈放を実行していないとして不信感も募らせていたという。

 イエメンでは、政府に不満を訴える手段として部族民による拉致事件が頻発しているが、部族長らの説得などで比較的早期に解決している。

 ただ、同国では国際テロ組織アルカイダ系の武装組織の活動に懸念が深まっているほか、今年8月からは、政府軍と北部のイスラム教シーア派ザイード派の民兵組織との戦闘も激化している。

 [2009年11月18日3時30分]


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