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痴漢「目撃者カード」…急ぐ人も情報提供を

11月18日11時53分配信 読売新聞

痴漢「目撃者カード」…急ぐ人も情報提供を
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兵庫県警が作成したテン・ブレスカード(神戸市中央区で)
 電車内の痴漢を目撃した通勤・通学客らに情報提供で協力してもらおうと、兵庫県警は、現場で氏名や連絡先だけを書いてもらう名刺大のカード(縦約6センチ、横約10センチ)を作成した。

 仕事や学校へ急ぐ人が多く、証言が得られにくいため。後日、具体的な目撃情報を提供してもらい、捜査に生かす。全国初の試みで、県内の鉄道各社から配布してもらう。

 タイトルは「テン・ブレスカード」。10回、呼吸する程度の短時間で書き込みが終わるという意味で、約5万枚作った。

 県警によると、痴漢は通勤、通学客らで混雑するラッシュ時に起きるケースが多いが、目撃者は仕事や学校へ急いでおり、十分に聴取できないのが現状。このため、現場で駅員にカードを渡してもらい、後日、県警捜査員から目撃者に連絡を取って情報提供を求める。

 県警鉄道警察隊の電話番号(078・382・0530)も記しており、目撃者が直接、県警に連絡できるようにもした。

最終更新:11月18日11時53分

読売新聞

 

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