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まず最初にペアを組んで練習した時は、どうでしたか? |
マーカス: |
とにかく最初は、隣を気にする余裕などありませんでした。 |
キーミー: |
自分で打つだけで精一杯だったよね。 |
マーカス: |
とにかく自分の画面を見るだけで精一杯。それで話がどんどん進んで行くので、どこまで打ったのかさえ分からなくなって、結局、指が止まってしまいました。 |
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では、それからどのように練習しました? |
マーカス: |
普通の速度のテープで最初からやるのは無理だって分かったので、まず最初は1分100字ぐらいのテープで練習しました。 |
キーミー: |
そうすると、少しは隣の打ってる文字を見る余裕ができました。 |
マーカス: |
私はまだ最初はできなかったけど・・・ |
キーミー: |
どっちかが見ればいいんじゃない? |
マーカス: |
うん。まあね。それで同じテープを繰り返し練習してるうちに、このへんで切ればキーミーが打ちやすいかなっていうのが分かって来る。 |
キーミー: |
そうそう。同じテープだから、ここらへんで区切れば、お互いに打ちやすいかなという呼吸が分かって来るね。 |
マーカス: |
だから同じペアで、同じテープで繰り返し練習していると、連携の取り方が、分かってくるところがあると思うよ。 |
キーミー: |
それからやはり、訂正役がいなくて2人だけで入力していると、自分の誤変換が気になって、次に進む余裕がなくなるけど、訂正役の人がいると、とりあえず自分の打ったものを送信できるよね。 |
マーカス: |
うん。誤変換はちょっと恥ずかしいけどね。それに読んでもらう人にも誤変換は申し訳ないとは思うけど、とりあえず文字を出さないと、自分達の役目を果たせないからね。 |
キーミー: |
そう。だからやはり訂正役の人はいて欲しいよね。本当は自分の打ったものを直しながら打てるといいんだけど、そんな余裕はないし。 |
マーカス: |
今のところは、キーミーとだったら、うまく連携して打てるけど、初めて組む相手だと、うまく行かないよ。 |
キーミー: |
うーん、私も初めての相手だと、なかなか慣れないかな。でも、この間、ワールドカップの入力をやった時に、ある程度の文字数で区切らないといけない(表示用ソフトの関係で)ことがあったの。その時には、初めて組む人でも割とうまく行ったよ。ある程度、規則性をもたせると、初めて組む相手でもうまく連携が取れるかも知れないって思った。 |
マーカス: |
そうかあ。じゃあ、今から、初めて組む相手との連携をうまくやる規則性を模索して行かないといけないね。 |