ポルトガル語から大阪弁まで喋れます!
篠田:出身はどこ?
セイラさん:ブラジルです。でも半分宮崎。お母さんがブラジルでお父さんが日本人。お父さんが仕事でブラジルに行った時に出会ったんです。
田名網:どっちで産まれたの?
セイラさん:産まれて6歳まではブラジルで、それからドバイに行って、中1まではドバイ、中2から高3まで宮崎で、大学が大阪で、今は東京です。
篠田:なんかうらやましいね。じゃあ、何カ国語喋れるの?
セイラさん:完璧に喋れるのはポルトガル語と日本語で、アラビア語は10年使ってないから忘れてきてるけど、読み書きはできます。あと、英語とスペイン語はヒアリングできます。
篠田:それって結構当り前のこと?
セイラさん:でもハーフの子たちは、日本語とスペイン語ペラペラとか結構多いよ。宮崎にいる時はちょっと特別だと思ってたけど(笑)。大阪弁も喋るし宮崎弁も喋るよ。
篠田:まぁ、それ方言だけどね(笑)。
1時間に38個流れ星が見れます!
篠田:ドバイは最近すごいよね。
セイラさん:最近もすごいけど、私が住んでた頃からすごかったよ。地震がないから、海の近くなのに60階建てのマンションとか、しかも全部ガラス張りなの。だから、家に入ったら上から下まで全部見えるのね。海もエメラルドグリーンでキレイで、ロングビーチみたいな公園があるの。たぶん世界で一番安全なんじゃないかって思うくらい安全だし。
篠田:でも夏は相当暑くて外に誰も人がいないって聞くね。
セイラさん:暑い!50度くらい。だから夏はほとんどの会社有給休暇だし、みんなどっか行っちゃう。海外から旅行で来た人はずごいお金使うけど、住んでる分には安い。病院、学校、電気代、ガス代、水道代とか全部タダだった。
篠田:ドバイは王制で、石油王が全部払ってあげてるんだよね。
セイラさん:そう。だから今国が裕福。貧富の差もそこまでない。ところで、天の川ってみたことある?本当牛乳こぼしたみたいに真っ白なの。
篠田:え、それ雲じゃないの(笑)?
セイラさん:違うの!星がくっついちゃってて、そこだけかたまって光ってるの。で、砂漠いったら光がないから、流れ星が1時間に38個とか流れる。だから砂漠キャンプ行ったら「あっ!あっ!」っていっぱい見れるよ。
田名網:願い事してるヒマないよね。
セイラさん:そう。何個あったか数えるみたいな。
田名網:オーロラは見えないの?
セイラさん:オーロラは見えないけど蜃気楼は見える。アスファルトで、昼間にスクールバスで走ってると目の前に、湖みたいな。
篠田:それ暑いからじゃないの!?へぇー、すごいいいね。うらやましい!
セイラさん:そう、初めはみんなあまり行きたがらないんだけど、行ったらみんな帰りたくなくなる。ハワイに行くんだったらドバイに行った方がいいよ。10月から3月ぐらいがオススメ。
「バッタリ」から今の仕事が広がっています。
篠田:モデルになったきっかけは?
セイラさん:外交官になりたくて、大学出たらエジプトに留学する予定だったんだけど、9.11の事件で飛行機とか全部止まって行けなくなって。で、大阪にいたら今の事務所の副社長にスカウトされたの。でも大学生だったし、
クラブでスカウトされたから恐い人かと思って、名刺一回捨てちゃったの。
で、しばらくして別の事務所の人にスカウトされて、そこは結構有名なところだったから「今何もやることないし、ちょっとやってみようかな。」って思って入ったの。
でも、そしたらグラビア系の仕事をやらされそうになって。水着になる勇気がなかった。男目線じゃなくて同性から見てもらえる仕事がいいなって思ってた。で、辞めたいなって思ってたら、クラブでスカウトされた今の事務所の副社長と六本木の交差点でバッタリ会ったの!!で、今度は業界の事も分かってるから、ちゃんとした事務所だって知ってて、「辞めたいんですよね」って相談したら、じゃあうち来なよ、ってなって今の事務所に入りました。
篠田:運がすごいね。「バッタリ」で仕事をつかんでるのは、行動力から来てるんだろうね。
セイラさん:いろんな国に行って、いろんな場所に住んでたから、いろんな事に挑戦するし、いっぱい歩く。だから、「出かけようよ」って言われたら5分くらいで支度できるよ。
篠田:それ行動力があるっていうのとはちょっと違う気がするけど(笑)。
セイラさん:なんか、2時間くらいかけて何してるんだろう!?みたいは人もいるじゃない。
田名網:じゃあ、朝強いんだ。
セイラさん:強い。夜クラブ行ってて、朝6時くらいまで飲んでても、3時間くらい寝て、11時に起きて普通に生活してる。でも、一度血液検査したらすごい貧弱で低血圧だって言われた。それで普通の生活してるのはブラジル人の気力だけじゃないかって。その内ガタがくるよって言われた。インフルエンザになっても1日で治すし。だから、私ちょっと得してる気がする。ずっと寝てる人いるじゃない?3か月に1日ぐらい、寝てる日をつくるけど、あとはもう動きっぱなし。ヨガもジムも好きだし、あとは動きっぱなし。
篠田:すごいなぁ。憧れるよね、そんな生活。
セイラさん:18までお母さんがすごい厳しかったんだけど、18過ぎたら厳しくなくなったの。なんでか聞いたら、「遊べるのは若いうちだけ。おばあさんになったら遊べないんだから今のうちに遊んでおきなさい。人生は1度だけなのよ。」って言われて。だからハワイ行ったら1日1時間しか寝ない。海も買い物もクラブも行きたいし、何を削るかっていったら睡眠時間を削るしかないじゃない?で、一人でクラブ行ったりしちゃうから、最後友達が一言も口きいてくれないの(笑)。
将来は音楽をやりたいです。
篠田:将来はどういう方向に進みたいの?
セイラさん:個人的には音楽活動をして、それが成功すれば嬉しいと思ってる。あと、私結構気ぃ使いだから、タレントのお仕事とかできないかなって思っちゃうけど苦戦しながら頑張っていこうと思っています。
篠田:ハーフの人たちの特権って、場の雰囲気壊しても許されるっていうのがあると思うんだけど、でも気にしちゃうんだ。
セイラさん:そう。前にスペースシャワーTVで生放送の番組を1年間アシスタントっていう立場でやってた時に、番組でいつもの自分が出せないの。気にしちゃって。
巻いてとか、もっと延ばしてとか言われると神経がそっちの方にいっちゃうんだよね。だから、そういう事を経験したからタレントは恐くなっちゃった。
でもそれは宮崎に住んでたからだと思う。宮崎って盆地だから人と違うことがダメなイメージだった。人と一緒、目立たないっていう風にやってきたから。
篠田:そうか。我を出すよりも、バランスを取る方が重要視されてるんだね。
セイラさん:宮崎は楽しかったけど、宮崎出た時に、私って合わせてたんだって思った。
今回のギャルジェンヌ☆メイク道
篠田:普段の自分のファッションやメイクはどんな感じ?
セイラさん:いろんな格好する!HIP
HOPっぽかったり、ガーリー系だったり…。バラバラ。で、似合わない格好は削除していく。
田名網:じゃあ相当バリエーション持ってるってこと?メイクも。自分で結構変える?
セイラさん:服に合わせてメイク変えて、キャラもちょっと変わるかな。
篠田:なにか、してみたいメイクとかある?…って、やってみたいメイクあったらもう自分でやってるよね。その性格だと(笑)。
セイラさん:うん、やってる!
篠田:撮影でやったメイクで、イヤなメイクとかある?
セイラさん:うーん…。ツリ目メイクが似合わない。オニみたいになる。「やめてください。このオニみたいなメイク!!」って言った事ある(笑)。
篠田:純日本人の女の子って、目を大きく見せたい、鼻を高くみせたいっていう願望が強いんだけど、そういう価値観って同じかな?
セイラさん:同じだと思う。私だったら丸顔だから小顔に見せたいし。でも、鼻を高くしたいとは思わない。だから鼻が低いのも変だとは思わない。だって私、一重がうらやましいとずっと思ってたの。一重の人で、一重のままでもかわいいのに、アイプチで二重になったらもっとかわいくなって。ズルイ!!って思って私もやったら三重とかになっちゃって(笑)。
田名網:今日のメイクは、持ってきてくれた服に合わせて秋っぽくしたいです。髪型もボブにして雰囲気もガラッと変えたいですね。あと、リップに色をもってきてポイントにしたいですね。
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