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オバマ大統領のお辞儀「陛下への尊敬の表現」 米国務省報道官

 オバマ米大統領が訪日時に天皇陛下に深々とお辞儀しながら握手したことについて、米国務省のケリー報道官は16日の記者会見で「天皇陛下への尊敬の表現だと思う」と述べた。米国では一部の保守派が「大統領が頭を下げるのは不適切」「みっともない」などと批判を展開し、物議を醸している。

 保守派のビル・クリストル氏はテレビで、チェイニー前副大統領が天皇陛下と会った時には握手のみでお辞儀はしなかったと指摘。「日本で受けがいいと思ったのかもしれないが、米大統領としては適切でない」と述べた。保守派による批判の一方で、米国では「その国の礼儀を尊重するのは当然」「騒ぐ問題ではない」との声もある。(ワシントン支局)(18:31)

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