菊水丸“ふるさと納税”で恩返し!八尾市役所訪問
河内家菊水丸(右)は田中誠太八尾市長から感謝状を贈呈される |
◆ 寄付は河内音頭文化の振興に ◆
今月3日に「新聞詠み河内音頭」を返上した「伝統河内音頭継承者」でタレントの河内家菊水丸(46)が17日、大阪府・八尾市役所を訪れ、ふるさと納税し、田中誠太市長から感謝状を受け取った。寄付金額は非公表だが、河内音頭文化の振興に充てられる。
菊水丸は「自分と河内音頭のふるさとへの恩返しと、今住んでいる南山城村への抗議行動」と告白。八尾に生まれ育ち、1989年に京都府相楽郡南山城村に転居したが、約5年後から周辺で悪臭問題が発生。原因調査と改善を歴代の村長に求めてきたが「二重窓にしても悪臭が家に充満する。村は(悪臭対策を)“やってます”と言うがひどくなる一方。原因すら報告がない」という。「1年待ってだめなら、八尾に住民票を戻す」と怒り心頭だった。
これに対し、南山城村の担当者は「ほかの住民からも要望は出ている。(原因となっている)養豚場に行政指導はしているが、成果が上がっていない」とした。
[ 2009年11月18日付 ]
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