市橋容疑者に栄養剤投与 食事取らずに1週間経過

 千葉県市川市のマンションで2007年3月、英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)が17日、医師から栄養剤の投与を受けたことが捜査関係者への取材で分かった。

 市橋容疑者は逮捕された10日以降、食事を取っておらず、県警行徳署捜査本部はこの状態が続くと体調を崩す恐れがあるとして、署に医師を呼び、市橋容疑者に栄養剤を投与した。

 捜査関係者によると、市橋容疑者はこれまでの調べに死体遺棄容疑について無言のまま。

 市橋容疑者の様子について弁護団は「逮捕直後ということもあり、疲れて混乱している」と説明している。

(2009年11月17日)

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