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イエメン誘拐、日本人技師が無事解放…現地内務省筋

11月18日1時3分配信 読売新聞

 【サヌア=福島利之】イエメンの首都サヌア北郊アルハブで15日、日本人の男性技師(63)が誘拐された事件で、イエメン内務省筋は本紙に対し、技師が17日夕方(日本時間18日未明)、無事解放されたと明らかにした。

 英字紙イエメン・オブザーバーも17日夕方、治安筋の話として解放を報じた。

 在イエメン日本大使館は「最終的に本人と会うまでは、はっきりしたことは言えない」としている。

 内務省筋などによると、技師の健康状態は良好で、解放後、当局の先導する車両でサヌアに到着した。

 技師は、国際協力機構(JICA)の委託で、小中学校の校舎を建設するためイエメンに滞在していた。15日午後、イエメン人の運転手とともに誘拐されたが、その後、日本大使館に電話で連絡してきた。技師を誘拐した部族集団は、政府に拘束されている仲間の釈放を求めており、イエメン政府は地元部族長を交え、解放に向けた交渉を続けていた。現段階で、イエメン政府が部族集団の要求をのんだかは不明。

最終更新:11月18日1時24分

読売新聞

 

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