長門裕之、役者魂！ドラマで急きょ相棒失う役に変更

制作発表に出席した（左から）長門裕之、遠藤憲一、伊藤裕子

　俳優の遠藤憲一（４８）と長門裕之（７５）が１７日、東京・虎ノ門のテレビ東京で、同局系ドラマ「湯けむりスナイパー　お正月スペシャル」（１０年１月２日・後１１時）の製作発表に出席した。

　同作は遠藤の連ドラ初主演作。共演の長門は先月２１日に愛妻の南田洋子さんが亡くなったばかりだが、１０日からの撮影にも気丈に参加。制作サイドからの「今の心境を反映する役をやってくれ」という要望に応え、スペシャルでは急きょ、相棒が亡くなるという設定に。劇中では「１人になるのは怖いな」というセリフも口に「エンケン（遠藤）の人柄もあって何のわだかまりもなく言えた」と役者魂。しかし遠藤の「見事にやっていただいた」という言葉に、長門は「死んだと思ってないから」と、まだ癒えないさみしさものぞかせた。ほかに伊藤裕子（３５）ら。