2009年11月17日 18時28分更新
来年春に高校や大学を卒業し就職を希望する生徒や学生が、さまざまな企業の担当者と面接する合同就職面接会が岡山市北区で行われました。
この面接会は、岡山県などが開いたもので、会場には、県内外から116の企業の人事担当者と、来年春の就職を希望する大学生や高校生などおよそ800人が集まりました。
会場では、企業ごとにひとつひとつテーブルが用意され、面接を希望する生徒や学生が列を作って並んでいました。
岡山労働局によりますと、県内では就職を希望する高校生1人に対し何件の求人があるかを示す有効求人倍率が、ことし9月末の時点で0.8倍と、去年の同じ時期の1.27倍から大幅に悪化しているほか、面接会への参加企業も去年のおよそ半分にとどまっているということです。
参加した大学生の1人は、「さまざまな企業を回っていますが、なかなか内定をもらうことができません。去年、就職活動をした先輩たちのようにいかず厳しいです」と話していました。