外交のセンスまったく無し
鳩山首相はオバマ大統領との合意を反故にした発言について、今朝のテレ朝は「やじうまプラス」「スパモニ」ともスルーした。
「ワイド!スクランブル」で僅かに取り上げたが・・・
16日午前9時過ぎ・・・
鳩山首相
「最初から答えが一つしかないなら、何も日米で議論する必要がないわけですから。その議論する意味というのをオバマ大統領も実際にはよく分かって下さってます」
川村晃司
「日米合意を前提としないということは、恐らくオバマ大統領も分かってるってことは辺野古に行くという事だけのための作業チームを作って協議するってワケじゃありませんよと、それはもし辺野古が前提として決まっているのであれば、わざわざ作業チームを作る必要はありませんからねという意味だと思います。この辺はオバマ大統領は早く解決して欲しいという事は、最終的な解決は日米合意に沿ってという事でしょうからある意味ではオバマ大統領の方が先を見ているかという感じではありますね」
まったく意味不明のコメント。こんなんでお金が貰えるコメンテーターとは実にいい商売だ。
寺崎貴司(キヤスター)
「この、なんか2人が話している内容がピッタリ合っているとは思えないところが非常に難しいんですけどね」
川村
「普天間でアメリカはいいわけですから。このままで居れば。それを変えてくれというのは日本ですから。どういう変え方をするのか待ちましようということだと思います」
寺崎
「なるほど」
簡単に納得しては行けない。米軍再編の準備でアメリカは焦っている。そんな暢気な話ではない。
鳩山首相は「普天間基地移設問題は日米間の大きなイシューではない」と言い、日米会談の議題にしない筈だったが、参加した閣僚の話では日米会談で一番時間を費やし、オバマ大統領は席上「合意の原則は変える事は出来ない」と言ったという。
それなのに、今日の午後6時過ぎ記者会見で鳩山首相は・・・
鳩山首相
「決して私はこれで信頼関係が損なわれているとはまったく思いません。むしろ、率直な意見交換が出来てよかったと、そう思っているんです。多分間違いなくオバマ大統領もそう思って帰られたと思っています」
「沖縄県民の気持ちを日本国の総理大臣として大事にしていかなければならない」とも言ったそうだが、沖縄県民のほんとうの気持ちを鳩山首相は分かっているとでもいうのか。
オバマ大統領もそう思っているに違いないなどという思い込みで外交をされたらたまったものではない。
ほんとうに空恐ろしくなって来た。
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by ponko
日米会談と事業仕分けの評価