米航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官が17日、東京都文京区の東京大で講演した。国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ日本の無人補給機「HTV」について、「スペースシャトルがやがて退役することを考えると、さらに進化して有人飛行が可能になればいい」と述べ、日本が有人宇宙飛行に乗り出すことに期待を表明した。
ボールデン長官はこれまでの宇宙分野での日米協力に触れ、ISSの日本の実験棟「きぼう」を「すばらしい。ISSの中で宇宙飛行士が最も好きな施設だ」と持ち上げた。さらに、会場の学生に「日米協力はさらに拡大し、いつの日か月や火星に行けると思ってほしい」と呼びかけた。
ボールデン氏は米海兵隊出身で、4回の宇宙飛行を経験した元宇宙飛行士。今年7月にNASA長官に就任した。沖縄で開かれる海兵隊の記念行事に出席するため来日した。
毎日新聞 2009年11月17日 11時29分(最終更新 11月17日 11時46分)