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大浦さんの死悼む、真矢「本当に尊敬できる人」

大浦さんの悲報に悲しみをこらえながら思い出を語る真矢みき
大浦さんの悲報に悲しみをこらえながら思い出を語る真矢みき
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 元宝塚歌劇団花組のトップスターで、14日に肺がんのため53歳で死去した女優大浦みずき(本名阪田なつめ)さんの悲報を受けて16日、真矢みき(45)ら宝塚の元トップたちが所属の「組」を超えて早過ぎる死を悼んだ。真矢は「みずきさんが私を変えてくれた」としみじみ。12月2日午後2時から東京都新宿区南元町19の千日谷会堂でお別れの会が開かれる。喪主は姉内藤啓子(ないとう・けいこ)さん。

 花組の下級生(後輩)として「ベルサイユのばら−フェルゼン編−」(90年)など同じステージに立つことも少なくなかった真矢だけに、偉大な先輩の死には悲しみが込み上げた。

 「宝塚のフレッド・アステアと呼ばれたダンスの名手。大浦さんは宝塚のグレードを上げてくださった方です。トップお披露目の舞台となった“キス・ミー・ケイト”(88年3月)を見て、なんてガウンの似合う人だろうと見とれてしまいました。黒燕尾(えんび)姿も最高。とにかくプロ精神のすごい方でした」

 91年に大浦さんが退団する際、当時3番手だった真矢は「一緒に辞めようかと思います」と相談したという。「その時、鼻で笑われたんです。そして“あんたがトップにならなくてどうするの”と言われました。その一言が私を大きく変えるきっかけになりました」

 昨年、大浦さんが同じ事務所に移ってきた。もちろん闘病の様子も耳に入っていた。大浦さんは肺がんで昨年11月20日に都内の病院に入院。その後、転移もみられ一進一退を続けたが、闘病中の姿は見せたくないだろうとあえて見舞いは遠慮。その代わり、上級生・下級生と一緒に千羽鶴を折ったり、8月29日の大浦さんの誕生日には「会いたい」とつづった手紙を書いて送ったりして、回復を祈ってきた。そのかいもなく逝ってしまった大浦さん。真矢は「少女のような純真さも持ち、尊敬のできる人でした」と涙で手を合わせた。

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