ドクターフィー導入は「継続案件」の見通し―足立政務官
足立信也厚生労働政務官はキャリアブレインなどの取材に対し、中央社会保険医療協議会(中医協)の診療側委員が主張するドクターフィーの導入について、来年度の診療報酬改定後の継続案件になる見通しだとの認識を示した。
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診療報酬改定など医療政策の方向を厚労政務三役にアドバイスする検討チームが11月14日に開いた会合後、取材に応じた。
足立氏は「できれば、わたしとしては検討してもらいたいという話をした」と述べ、検討チームに対しドクターフィー導入について議論を促したことを明らかにする一方、「まだ分からないが、11月中にどうこうというのは無理だと思う」とも指摘。この問題の結論が、来年度の報酬改定後に持ち越される可能性が高いとの見方を示した。
医師の技術料を診療報酬に反映させるドクターフィーについては、4日の中医協・診療報酬基本問題小委員会で嘉山孝正委員(山形大医学部長)が、「現場の医師のモチベーション向上につながる」などとして導入を主張した。
更新:2009/11/16 19:41 キャリアブレイン
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