近年新聞などで地球温暖化をはじめとする環境問題などが取り上げられ、多くの関心を寄せているのは皆さん御承知の通りです。資源などのリサイクルはもちろんのこと、エコバッグを持って買い物に出かけたり、マイ箸を携帯して外食したり、環境保護へ向けてさまざまな運動も行なわれているようです。環境問題は一朝一夕で解決する問題ではありません。出来ることからやってみる、あるいはまずは立ち止まって考えてみる。一人一人が日頃持つ環境へ対しての問題意識が大切なのではないでしょうか。

 そこで千葉拉麺通信では、2007年秋に「千葉エコラーメンプロジェクト」を千葉県内各地の人気ラーメン店の協力の下、「ラーメンでちょっと考える地球のこと、エコのこと。」をテーマに、日頃食べるラーメンを通じてちょっとだけエコロジーについて考える啓蒙キャンペーンやイベントを展開し、ラーメンを食べる側のお客さんと、作る側のラーメン店の皆さんが一体となって、ラーメンを通じてエコを考えるきっかけ作りになりました。またその活動は各種マスコミにも大々的に取り上げられていただきました。そして昨年に続き3年目となる今年も「千葉エコラーメンプロジェクト」を継続して展開することになりました。

 今年のキャンペーン内容も例年同様に、「マイ箸持参キャンペーン」「お店が取り組むエコ宣言!」をはじめ、フードマイレージの観点から出来るだけ地元千葉の食材を使ってラーメンを作る「千産千消ラーメンの提案」や、製紙会社に使用済みの割り箸を送りリサイクル活用して貰う「割り箸リサイクル&エコ箸導入」なども継続して行っていく予定です。今年も数多くのラーメン好きの方、ラーメン店の皆さんのご参加をお待ちしております!

千葉エコラーメンプロジェクト プロデューサー 山路力也


千葉エコラーメンプロジェクト2009-2010

活動期間
2009年10月12日(月)〜2009年12月31日(木)

活動内容
1:ラーメン店にマイ箸を持参しよう!
1日100人お客さんが来るラーメン店で200本。それが100軒分あれば20,000本。1,000軒分ならば200,000本。千葉県内のラーメン店で毎日捨てられる割り箸の量は相当なものになります。お客さんひとりひとりが箸を持参すれば、その量は随分減らせるはず。無駄なゴミを減らすという観点からエコラーメンプロジェクトではマイ箸持参キャンペーンを今年も展開します。期間中、参加ラーメン店に「マイ箸」を持参してラーメン注文時にお店の方にマイ箸持参を申告すると、麺大盛り無料や味玉サービスなど、各店独自のサービスを受けることが出来ます。※マイ箸持参者サービスはラーメン類をご注文の方に限ります。また「割り箸」の持参ではサービスを受けることは出来ません。

2:お店が取り組む「エコ宣言!」
節水、節電、節ガスなど、日々の営業の中でも見直すべき点がいくつもあるはず…。エコラーメンプロジェクトでは、参加店それぞれがキャンペーン期間中にお店で出来るエコに取り組みます。ぜひ応援してください。

3:千産千消ラーメン!
フードマイレージとは、食料の生産地と消費地の距離が遠ければ遠いほど輸送にかかるエネルギーがかかるという考え方で、日本のフードマイレージの総量は世界中で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも全世界一位という不名誉な評価がなされています。そのため、可能な限り地元の食材を使う「地産地消」という考え方が提唱されています。千葉は全国1位の農業王国であると同時に海産物や酪農も盛んな豊かな食料に恵まれた地域です。そこでラーメンを作る際に必要な食材も可能な限り地元千葉産の食材を使用しようという試みです。これはそのためのラーメンを特別に作るということではなく、通常のラーメンで使用する食材を千葉産に変えようということです。例えば野菜だったり調味料だったり、期間中、参加店で地元食材を活かしたラーメン作りに着手します。

4:割り箸リサイクル&エコ箸切り替え!
使い終わった割り箸を無駄にしないよう、NPO法人ちば環境情報センターが取り組んでいる環境ボランティア活動「割り箸リサイクルプロジェクト」に協力しています。ちなみに割り箸は製紙原料の一部となり、割り箸3膳でハガキやコピー用紙1枚、2,500膳でボックスティシュ15箱分に相当する原料となるのだそうです。また割り箸を置かずに洗って何度でも使う箸(通称エコ箸)への切り替えにも取り組んでいきます。なお、この「割り箸リサイクルプロジェクト」は個人での参加も可能です。千葉市ボランティアセンター内に回収拠点がありますので、ご自宅で出た割り箸は捨てずにリサイクルしてみてはいかがでしょうか?
【以下のサイトもご覧ください】
NPO法人ちば環境情報センター 「割り箸リサイクルプロジェクト」
千葉市社会福祉協議会千葉市ボランティアセンター


■キャンペーン参加店一覧(11/9現在 順不同)■
店名(●割り箸リサイクル参加店 ■エコ箸導入店)
住所
マイ箸持参サービス※
お店が取り組むエコ宣言!
千産千消素材

●麺工房しろきや(千葉中央) 千葉市中央区都町3-21-4 煮玉子 節水節電節ガスの意識強化、ゴミ削減 ネギ、米(自家製)
●らーめん和屋(千葉寺) 千葉市中央区末広3-16-6 味付玉子 節水節電の意識強化、紙資源再利用 地鶏
●つなみ(西千葉) 千葉市稲毛区緑町1-10-10 味玉、海苔のいずれか 節水節電の意識強化 小麦粉(一部千葉産有芽小麦)
 麺処まるわ(作草部) 千葉市稲毛区轟町4-1-13 100円トッピング 節水節電の意識強化 米(東金)
■らあめん工房まんぼお(四街道) 千葉市稲毛区小深町3-1 ウーロン茶一杯 節水節電の意識強化、廃棄ロス削減、洗浄方法の見直し 米、野菜、鶏
 らーめん福たけ(桜木) 千葉市若葉区桜木6-24-1 麺大盛、100円トッピングのいずれか 節水節電の意識強化、ゴミ削減 煮干し、ネギ、玉ねぎ、ニンジン、醤油、卵
■拉麺専科海空土(都賀) 千葉市若葉区都賀の台4-5-15 岩海苔 節水節電の意識強化、割り箸のリサイクル 煮干し(白子)
 必勝軒(津田沼) 習志野市津田沼2-5-9 チャーシュー1枚とこばぴょんスマイル 節水節電、マイ箸使用 煮干し(九十九里、一部長崎産も含む)醤油
■ラーメンかいざん(東船橋) 習志野市谷津6-21-4 海苔 節水節電システムへの切替、移動手段の切替 海苔、モヤシ、ネギ(ネギは一部他県産の場合も有)
 らーめん処○は(京成大久保) 習志野市大久保1-16-18 水餃子1個、味玉、麺大盛のいずれか 節水節電節ガスの意識強化、ゴミ削減 キャベツ、ネギ、タマネギ、煮干し、小麦粉(一部)
 拉麺阿修羅(船橋) 船橋市湊町2-7-3 味玉 節水節電の意識強化 煮干し(九十九里)ネギ、ニンジン(一部他県産の場合も有)醤油
■麺屋あらき竈の番人(船橋) 船橋市本町2-3-3 味玉 節水節電の意識強化 煮干し(九十九里)
 麺酒場でめきん(船橋) 船橋市本町2-26-1 味玉もしくは大盛 節水節電の意識強化 野菜
■戯拉戯拉(船橋) 船橋市本町4-41-29 味玉 節水節電の意識強化 煮干し(九十九里)
■麺屋あらき竈の番人外伝(西船橋) 船橋市西船5-3-10 味玉 節水節電の意識強化 煮干し(九十九里)
 魂麺(本八幡) 市川市南八幡3-6-17-105 味玉もしくは大盛 節水節電の意識強化、エコバッグ利用 野菜(市川)味噌(市川丸京味噌)醤油(ヒゲタ、ヤマサ)、海苔(市川三番瀬)
 ラーメン新天地(本八幡) 市川市南八幡5-12-16 味玉もしくは大盛 節水節電の意識強化、エコバッグ利用 野菜(市川)味噌(市川丸京味噌)醤油(ヒゲタ、ヤマサ)、海苔(市川三番瀬)
 つなみ行徳店(行徳) 市川市行徳駅前2-13-15 味玉、海苔のいずれか 節水節電の意識強化 小麦粉(一部千葉産有芽小麦)
 ら〜めんタンク(行徳) 市川市日之出18-18 ゆで玉子 節水節電の意識強化、紙資源の有効活用 豚肉、醤油、ニンジン、キャベツ、ネギ他
■麺酒場まがり(南行徳) 市川市南行徳1-14-10 チャーシュー増しor味玉 空き瓶回収、自転車通勤、節電 牛肝、ハチノス、水菜、ネギ他
 13湯麺(五香) 松戸市常盤平5-17-4 温泉玉子 節水節電の意識強化 野菜(松戸)醤油(キッコーマン、ヤマサ)
■麺や亀(南柏) 柏市今谷上町69-7 チャーシュー1枚 節水節電の意識強化、抗菌箸の利用 鶏卵(野田)
■南青山(八街) 八街市八街は46-101 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 落花生(八街)野菜(他県産の場合も有)
●梨の花(八街) 八街市沖1128-4 店主のきまぐれサービス 節水節電の意識強化、地域資源リサイクルへの取り組み 長ネギ、野菜、海苔(船橋)卵(船橋)米(八街エコ米)
■濃厚らーめんガツリ(酒々井) 印旛郡酒々井町中川119 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 野菜(他県産の場合も有)
■麺屋青山臼井店(京成臼井) 佐倉市稲荷台1-10-2 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 野菜(他県産の場合も有)
■麺屋青山(成田) 富里市日吉台2-19-11 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 野菜(他県産の場合も有)
 つけそば中華そば山ねこ(富里) 富里市御料1005-4 麺大盛、100円トッピングのいずれか 節水節電の意識強化、ゴミ削減 煮干し、ネギ、玉ねぎ、ニンジン、醤油、卵
■ラーメンどてちん(公津の杜) 成田市飯田町161-11 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 野菜(他県産の場合も有)
 麺匠八つ葉(公津の杜) 成田市公津の杜1-2-12 トッピング(チャーシューのぞく) 節水節電の意識強化 落花生(八街)豚肉、野菜(一部他県産の場合も有)煮干し
●千葉ラーメン拉通ra2(小室) 八千代市神久保75-14 ミニ水餃子 節水節電の意識強化 醤油(富津宮醤油)煮干し(九十九里)魚節(鴨川)野菜類(一部他県産の場合も有)
■北青山(佐原) 香取市観音811 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 野菜(他県産の場合も有)
 らーめん頑頭GUNS(館山) 館山市安布里223中央青果市場内 ヘナチョコチャーシュー 節水節電の意識強化、ゴミ削減 豚骨、豚肉、ネギ(自家製)
■らぁ麺三軒屋(長者町) いすみ市岬町江場土2217-2 味玉 節水節電の意識強化、ゴミ削減 野菜
■らぁ麺三軒屋BUTASOBA BRUNCH(茂原) 茂原市東部台2-35-1 味玉 節水節電の意識強化、マイ箸利用 野菜
 二升屋(横芝) 山武郡横芝光町横芝117-1 味玉 節水節電の意識強化 醤油、煮干し、鶏、ネギ
※各店の提供するマイ箸持参サービスは、お店の都合により予告なく変更もしくは休止する場合がありますのであらかじめご了承ください。
※マイ箸持参サービスを受ける場合は注文時にご提示下さい。なおサービスは麺類ご注文の方お一人に限ります。また「割り箸」持参でのサービスは受けられません。
※プロジェクト参加店は今後も増えていきます!随時このページでご紹介していきますのでご期待ください

■ラーメン店の皆さんへ■

 「千葉エコラーメンプロジェクト」は千葉県内のラーメン店であればどちらでもご参加いただけます(参加費用や広告費などは一切かかりませんが、マイ箸を持参されたお客さまへのサービスや、割り箸リサイクルなどで工場への送料などの実費などは各店で御負担いただきます)。興味を持たれたお店の方は千葉拉麺通信までメールにてご連絡ください(貴店名、ご担当者名、場所などを明記願います)。折り返し企画概要などの詳細をメールにてお送りいたします。

千葉エコラーメンプロジェクトが数多く紹介されています!
■千葉ウォーカー(角川クロスメディア)2007.10.23■
千葉日報(千葉日報社)2007.10.28
■ハピふる!(フジテレビ)2007.10.30■
■SKY(TOKYO FM)2007.11.6■
読売新聞朝刊(読売新聞社)2007.11.6
■オリコンランキングニュース(オリコン)2007.11.13■
■日曜あさいちばん(NHKラジオ第一)2007.11.18■
■ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)2007.12.1■
■ニュースC-master(チバテレビ)2007.12.20■
朝日新聞朝刊(朝日新聞社)2007.12.26
■POWER BAY MORNING エコナビ(bayfm)2008.5.5〜9■
■POWER BAY WEEKEND エコナビ(bayfm)2008.5.10〜11■
■ニュースC-master(チバテレビ)2008.9.25■
■ニュースC-master(チバテレビ)2008.10.2■
■千葉ウォーカー(角川クロスメディア)2008.10.28■
ゆるり(千葉市勤労者福祉サービスセンター)2008.11.1
■マスコミ各社の皆さんへ■

 「千葉エコラーメンプロジェクト」では随時取材をお受けしております。興味を持たれたマスコミの方は千葉拉麺通信までメールにてご連絡ください(貴社名、ご担当者名、媒体番組名などを明記願います)。どうぞよろしくお願いいたします。

■これまでに行なわれたエコラーメンイベント■
エコラーメンイベント第1弾
CHIBARAUMEN SPIRITS 2007
"ECO-RAUMEN!!"
日時:2007年12月31日(月)午前11時〜午後3時(200杯限定)
会場:北海道ラーメン好旭川(津田沼)船橋市前原西2-25-7
販売メニュー:千葉「千産千消」ラーメン800円(税込)→マイ箸持参の場合は700円(税込)
★千葉を代表する人気店主による合作ラーメン★
千葉県内の人気ラーメン店主が一同に会して、一日限りの味を生み出しました。
合作店主:松井一之(五香・13湯麺)榊原一則(津田沼・ラーメン好)山西一成(本八幡・魂麺)竹内雄大(船橋・拉麺阿修羅)
目黒章由(馬込沢・つけ麺目黒屋)池田明(津田沼・栄昇らーめん)西川晶子(鎌取・らー麺にしかわ)宮田要(京成酒々井・らーめんかなめ)
★地元食材を使う「千産千消ラーメン」の提案★
松戸産朝採り野菜や房総産豚、水郷地鶏、木更津産海苔などを使用し、千葉の恵みをたっぷり含んだラーメンを創作しました。
海の幸、山の幸に恵まれた千葉県の食材を活かすのみならず、輸送時に排出するCO2を出来るだけ排出しないように、
可能な限り地元千葉県の食材でラーメンを作る「地産地消」ならぬ「千産千消ラーメン」を提案しました。
★ゴミを極力排出しないイベントスタイル★
従来の屋外イベントのように、使い捨て容器や割り箸を一切使わずに
既存の店鋪を使用して普通の丼と繰り返し使える箸を使ってラーメンを提供しました
なおマイ箸持参者には700円にてラーメンを提供し、マイ箸持参を呼び掛けました。
★グリーン電力を使用したエコイベント★
本イベントで使用した電力の100%はバイオマス発電によるグリーン電力を利用しました。
グリーン電力については
「日本自然エネルギー株式会社」グリーン電力証書システムを利用しました。


エコラーメンイベント第2弾
CHIBARAUMEN SPIRITS 2008
"VICTORY"
CHIBA LOTTE MARINES × CHIBARAUMEN.COM
(イベント当日の様子はこちら)
日時:2008年5月17日(土)午前11時〜午後2時(500杯限定)
会場:千葉マリンスタジアム特設会場(海浜幕張)
販売メニュー:「マリーンズビクトリーラーメン」800円(税込)
★千葉を代表する人気店主による合作ラーメン★
千葉県内の人気ラーメン店主が一同に会して、一日限りの味を生み出しました。
合作店主:松井一之(五香・13湯麺)山西一成(本八幡・魂麺)竹内雄大(船橋・拉麺阿修羅)
川崎隆一(小室・千葉ラーメン拉通ra2)増田和啓(千葉中央・増田家)荒木康勝(船橋・麺屋あらき竈の番人)
★地元食材を使う「千産千消ビクトリーラーメン」の提案★
千葉ロッテマリーンズと千葉拉麺通信の初コラボレーションということで
千葉にこだわり、千葉の恵みをたっぷり含んだラーメンを創作しました。
海の幸、山の幸に恵まれた千葉県の食材を活かすのみならず、
エコラーメンプロジェクトの意識の下、フードマイレージの観点に基づいて
輸送時に排出するCO2を出来るだけ排出しないように、
可能な限り地元千葉県の食材でラーメンを作る
「地産地消」ならぬ「千産千消」のラーメンを提案します。
また、千葉ロッテマリーンズは地域振興活動の一環として、
地元食材を使用した「千産千消」をスタジアム飲食店舗において推進しており、
今回のイベントが球団の方針と一致したことで実現する運びとなりました。

■エコラーメン2007オリジナルマイ箸■
昨年キャンペーン時には「千葉エコラーメンオリジナルマイ箸&箸箱」を制作、販売して
オリジナル箸売り上げの一部を(社)国土緑化推進機構の「緑の募金」に寄付いたしました。




売り上げの一部を(社)国土緑化推進機構の「緑の募金」に寄付いたしました(クリックで拡大します)

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