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火災の射撃場、スプリンクラー作動せず

11月15日21時26分配信 TBS


 「火災当時、スプリンクラーが作動していなかったことが初期捜査で分かりました」(地元警察)

 プサン市の射撃場で14日に起きた火災の現場検証の結果、火災時にスプリンクラーが作動していなかったことが新たに分かりました。

 射撃場側は、「数日前に点検した際には異常は見られなかった」と説明していますが、今後、安全管理について責任を問われることになりそうです。

 一方、死亡した10人について現地の消防本部は、日本人が8人、韓国人が2人と発表、警察が身元の確認を急いでいます。

 こうした中、14日午後には火災に巻き込まれた人たちの家族がプサンに到着し、遺体が安置されている病院を訪れました。また、韓国のチョン・ウンチャン首相も病院で家族と面会し、「ご家族に深くおわびしたい」と謝罪しました。

 「徹底した原因究明を行い、事態収拾に最善を尽くします」(韓国 チョン・ウンチャン首相)

 チョン・ウンチャン首相はこう述べ、原因の究明と再発防止を約束しました。

 「一緒に帰ろうねと言ってきました」(現場を訪れた家族)

 この後、家族らは火災現場を訪れ、火災の状況などについて説明を受けました。(15日20:56)

最終更新:11月16日7時40分

TBS NEWSi