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【社会】

妊婦らへのワクチン接種、愛知で開始 知事が遅れを陳謝

2009年11月16日 17時19分

 愛知県内で16日、妊婦らを対象とした新型インフルエンザのワクチン接種が、一部の医療機関で始まった。ワクチンの納入が当初の予定より遅れ、予約しても接種を延期された人が出たため、神田真秋知事は同日の定例会見で「県民や医療機関に心配や不便をかけ、申し訳ない」と陳謝した。

 医療従事者に続く優先接種で、妊婦と基礎疾患のある1歳〜小学3年の計16万5千人が対象。県は16日までに、ワクチンの卸業者を通じて、県内の医療機関3200カ所に納入を済ませるはずだったが、各医療機関への配分調整に予想以上に時間がかかった。県は、この日から接種を始める予定だった医療機関の数は把握していないといい、実際にどれくらい影響が出るのかは不明。「20日までに納入を終わらせたい」と説明している。

 神田知事は「ワクチンの容量の種類によって、医療機関の要望に偏りがあり、調整に手間取った。医療機関や予約をした人におわびしたい」と述べた。

(中日新聞)

 

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