直嶋経産相がGDPの数字を事前に漏らす、石油連盟との懇談会で=経産省関係者

2009年 11月 16日 10:47 JST
 
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 [東京 16日 ロイター] 経済産業省関係者によると、直嶋正行経済産業相は16日、午前8時から都内のホテルで行われた石油連盟との懇談会で、7─9月期国内総生産(GDP)の数字を同日8時50分の公表前に漏らしていた。

 7―9月期GDPは、実質で前期比プラス1.2%、年率換算プラス4.8%となり、事前の市場予想を大きく上回る結果となった。

 経産省関係者によると、石油連盟との懇談会は定期的なもので、石油関連業界と意見交換をすることが目的。経産相は懇談会の冒頭あいさつでGDPの数字を口にしたという。

 直嶋経産相が事前に数字を公表していたことについて、菅直人経済財政担当相はGDP発表後の記者会見で、「報告は聞いたが、経緯説明は聞いていない」と語った。

 
 

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09年7─9月期GDPはプラス4.8%だった。驚いたのは、好調が予想された外需の寄与度プラス0.4%を上回り、内需の寄与度がプラス0.8%になったことだ。  ブログ 

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