広島市中心部で開催される胡子大祭(えびす講、18〜20日)を前に、広島県警交通部と広島中央署は14日深夜から15日未明にかけ、中国運輸局広島運輸支局などと合同で、中区の並木通り周辺を車で走る周回族などの一斉取り締まりをした。道交法違反容疑で18台を摘発した。
14日午後10時から、同通りの3カ所で検問を実施。窓に規定以上の濃さの着色フィルムを張る▽方向指示器の点滅間隔を早める―などの整備不良や、初心者マークの不掲示、免許証不携帯などで18台のドライバーに反則切符を切った。
不正改造の疑いがある車については、中央署に誘導し、車高や排気音を測定して違反の有無を調べた。広島運輸支局は、車高を低くするなどしていた10台に整備命令を出した。
【写真説明】並木通りを横切る車を止めて検問する警察官(14日午後10時40分、広島市中区三川町)
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