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クロマグロ、高騰の懸念なし=景気低迷で消費減−日本政府

クロマグロ、高騰の懸念なし=景気低迷で消費減−日本政府

 日本政府は、大西洋や地中海のマグロ資源を管理する「西(ICCAT)」が15日、漁獲枠の4割削減で合意したことについて「直ちに供給量や価格への影響はない」(水産庁)と、店頭から消えたり値段が高騰する心配はないと強調している。高級魚のクロマグロ(本マグロ)は景気低迷で消費が落ち込み、冷凍ものの在庫が最近10年で最高水準に積み上がっているためだ。
 水産庁によると、クロマグロの卸売価格は7月末時点で1キロ当たり3500円と、1年前より1割強、値下がりしている。クロマグロと同じく高級魚のミナミマグロを合わせた在庫量は9月末で2万5000トンに達し、1年前より2000トン増えた。(2009/11/16-12:26)


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