ブログ
ランダム
ブログを作成
ウェブ検索
IT & Economics
池田信夫 blog
拙著
希望を捨てる勇気:停滞と成長の経済学
なぜ世界は不況に陥ったのか
ハイエク 知識社会の自由主義
サポートページ
Google Books
おすすめの本
つぎはぎだらけの脳と心
イースタリー:傲慢な援助
In FED We Trust
倒壊する巨塔―アルカイダと「9・11」への道
Free: The Future of a Radical Price
アニマル・スピリット
ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質
10万年の世界経済史
Macro-economics
思考する言語:「ことばの意味」から人間性に迫る
市場の変相:サブプライム後の「金融適者生存」の法則
The Venturesome Economy
CIA秘録:その誕生から今日まで
スティーブ・ジョブズの流儀
クラウド化する世界
生政治の誕生 ミシェル・フーコー講義集成 8
Gridlock Economy
Against Intellectual Monopoly
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
オークションの人間行動学
地球と一緒に頭も冷やせ!
禁断の市場―フラクタルでみるリスクとリターン
暴走する資本主義
市場リスク 暴落は必然か
The Illusions of Entrepreneur ship
現代の金融政策
資本主義と自由
さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
テロと救済の原理主義
秘密の国 オフショア市場
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
財投改革の経済学
中山信弘:著作権法
goo ブログ
gooID:
パスワード:
ログイン状態を保持する
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
トップ
ブログ
メール
ホーム(SNS)
教えて!goo
メーカー☆メーカー
ランキング
公式(オフィシャル)ブログ
ゴールドブロガー
トレンドランキング
最新記事一覧
ランダムブログ
ブログをリーダで読む
【お知らせ】
【ブロガー募集】フォトプリンタをレビューしよう
紅葉を高画質で見せる!
近場でも遊べる!まったり外でもいい休日♪
みんなで盛り上がるならgooブログ!
教えてください!掃除や整理整頓のコツ
携帯
携帯からもアクセス
QRコード
(
使い方
)
最新の記事
ライブドアに引っ越します
「民から官へ」の逆転が始まった
アゴラ連続セミナー 西和彦「ベンチャー失敗学」
保育バウチャーで待機児童をなくせ
加藤和彦 1947-2009
ソニーよ”普通の会社”にまで堕ちてどうする!
新左翼とロスジェネ
経済学は役に立つ
『希望を捨てる勇気』3刷
概算要求でよみがえる「美濃部都政」の悪夢
プロフィール
goo ID
ikedanobuo
検索
このブログ内で
gooブログ全て
ウェブ全て
最新のコメント
痴本主義者/
「民から官へ」の逆転が始まった
institutional_investor/
「民から官へ」の逆転が始まった
暇な人/
「民から官へ」の逆転が始まった
saisai/
「民から官へ」の逆転が始まった
kk8n53m/
「民から官へ」の逆転が始まった
社会科学系修士課程在籍者/
「民から官へ」の逆転が始まった
松本孝行/
「民から官へ」の逆転が始まった
730days/
「民から官へ」の逆転が始まった
池田信夫/
「民から官へ」の逆転が始まった
吉岡/
「民から官へ」の逆転が始まった
最新のトラックバック
ブックマーク
連絡先
アゴラ
池田信夫の著作物
上武大学大学院
SBI大学院大学
情報通信政策フォーラム
OpenSpectrum Japan
Truth about Japan
サイバーリバタリアン
ニューズウィーク日本版
Facebook
Twitter
カテゴリ
IT
(332)
Economics
(426)
Media
(201)
Law/Politics
(225)
Culture/Science
(97)
Books
(466)
Misc
(131)
カレンダー
2009年11月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前月
翌月
過去の記事
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
「スパコンの戦艦大和」の建造は中止せよ
2009-05-15
/
IT
文部科学省の
京速計算機
プロジェクトから、NECと日立が離脱すると発表された。これは当ブログでも、
「スパコンの戦艦大和」
として批判してきたものだ。特に発注側のプロジェクト・リーダーに受注するNEC出身の渡辺貞氏が「天上がり」し、1150億円ものプロジェクトが随意契約でITゼネコン3社に発注されたことは、官製談合の疑いが強い。
もともと今どきベクトル・プロセッサを開発することが時代錯誤であり、それを断念したのは遅すぎるぐらいだ。この計算機は「地球シミュレータ」のような目的もなく、税金によるITゼネコン救済プロジェクトといわれてもしょうがない。世界がグリッド・コンピューティングやクラウド・コンピューティングに向かっているとき、このような戦艦大和を建造するのは税金の浪費であるばかりでなく、日本のコンピュータ業界をミスリードするものだ。今からでも遅くない。京速計算機の開発は中止すべきである。
コメント (
18
)
|
Trackback (
1
)
前の記事へ
次の記事へ
コメント
地球シミュレーターがそもそも疑問
(
安冨歩
)
2009-05-15 23:57:09
地球シミュレーターがそもそも疑問です。あんな巨大な非線形システムに、モデルとしての価値があるとは思えません。四六時中パラメターをいじって実測地にフィットさせていかないといけないはずで、もしそうだとすると、非線形科学の感覚からすれば、意味が感じられません。
「世界景気変動シミュレーター」というようなものを企画したら、「とんでもない」と思いますよね?原理的にはそれと同じものではないか、という疑問を抱いています。
その段階ですでに救済プロジェクトだったと私は思っております。以上の考えが間違っていたら、教えていただけると幸いです。
地球シミュレータ
(
池田信夫
)
2009-05-16 00:27:53
京速計算機は、地球シミュレータの後継機だったはずなのに、こっちも「次世代機」が開発されることになりました。「救済」というより「食い物にされている」といったほうがいいでしょうね。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/21a2d84653b6c7777d4c5ad1547caba3
戦艦大和に失礼
(
鮭缶
)
2009-05-16 01:41:52
対艦巨砲主義は戦前においてはスタンダードなものでしたから(航空機の力が明らかになるのは開戦後のことです)、戦艦大和より数段だめですね。これは
クラウドで2015年までに100兆円の新市場創出?
(
Jun
)
2009-05-16 06:25:05
2015年に最大100兆円の新市場:
国民生活基盤としての日本版クラウドコンピューティグ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/28/news005.html
以前にこの池田さんのブログでどなたかが、次のITゼネコンの補助金あさりの名目はクラウドになる、と言っていたと思いますが、その通りになったんじゃないでしょうか。
NGNとクラウドコンピューティングの矛盾
(
スポンタ中村
)
2009-05-16 09:38:50
>2015年に最大100兆円の新市場:国民生活基盤としての日本版クラウドコンピューティグ
私の認識では、NGNはインターネットの廉価での普及によりビジネスモデルとして機能しなくなった「企業向け専用線」の受け皿事業ではなかったかと。池田先生の認識は…。
価格もサイズも百分の一なら?
(
bobby
)
2009-05-16 11:21:01
何がどう転ぶかわからない科学技術の世界で、みんなが同じ方向を向くのはどうかと思います。だからといって目新しい技術もなく、商業的にも可能性が低い商品に大金をつぎ込むのは税金の浪費と言われてもしかたがないと思います。
どうせなら、地球シミュレータと同じ能力で、価格もサイズも百分の一以下のスパコンができれば、商業的にはかなりのニーズがあるのではないでしょうか?
ガラクタ
(
フレモン
)
2009-05-16 12:40:00
役に立たないならガラクタと一緒だと思います。そう言う物を開発するより、不具合が起きない機械や、OSを作って欲しい様な気がします。
スカラー型に転換するとしても...
(
廃人2号
)
2009-05-16 12:56:41
この記事以外と人気が無いですね...専門用語が多いし、なんだかわからない
からコメントしにくいのかな。メディアは意外と、頑張れ日本なんですよね...
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/15/news015.html
と、スカラー型一本にすることを決定したかのような記事があり、
それに併せて比較できないのにインテルのMPU比2.5倍と
机上の空論がここですでに宙を舞ってます...
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090515ddm008020144000c.html
しかし蓋を開ければ、どう見てもベクター型プロセッサーですよね...
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/03/12/sparc_viii_fx/index.html
むしろ汎用MPUがスカラー型演算機をどんどん取り込む傾向にあり、
平行して3D演算用グラフィックチップも取り込まれ1チップ化してきます。
さらにソフトウェアの方も、グラフィック用チップの汎用命令言語などが提供され
コンシューマーレベルですでにH.264エンコードや画像処理に転用されてる
現状があるのにこれからソフト開発ですからねぇ...
既存システムを速くするなど、生産性を上げるのが目的ではなく、
ギネスを狙え!が至上命題で、社会主義的なキャッチコピーも気持ち悪く見えます。
まあ、こんな専門的なツッコミより、むしろ日本に45nmのファンダリがあり
写真を見る限りでは400mmシリコンダイで製造しているようですし、
世界のファウンダリ工場と遜色ない工場を持っているのに注文が来ないということが、
この問題の本質のような気がしました。半導体で言えば、
NECエレとルネサスとの合弁も敗者連合になるだけでしょう...
富士通ではトラスメタのMPUを製造してまし、NECは任天堂用AMDチップを製造してますが、
最新プロセスを活かせる仕事ではない。どうして水平分業が出来ないのでしょうね...
半導体の売上げなんて世界で2550億ドル(ガートナー調べ)でひどい言い方をすれば、
パチンコ程度なんですよね...下手に公共事業で食いつながせると、
本来あるべき作用が働かず、結局、工場も設計部隊も不良債権になるってことが怖いです。
ITゼネコンの目指すところ
(
類と濁酒
)
2009-05-16 13:12:51
ITゼネコンは何を以てスパコンの開発をしているのでしょう。結局、世界一を目指しているなら、それは自慰みたいなものであって、消費者(官公庁、民間等研究機関)に対してではないことがよくわかる。
富士通、スパコン用CPU開発(10年ぶり)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090514_168533.html
CPU(=石)開発コストは、いくらぐらいなるのか見当が付きません。石1個あたりん十万円以上かかるんでないかな、少々勘ぐりたくなります。
私が思うに石開発(汎用、スパコン用)なら、Intel、AMDあたりで十分では。
2ちゃんねるでの論調
(
やまざき
)
2009-05-16 16:25:23
何かと悪名の名高い2ちゃんねるですが、HPC関係の議論は
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/hard/1240026912/
ここで行われているようです。結構、冷静かつ専門的で、いわゆる良スレと呼ばれうるクオリティを確保しているように思われます。
(税金の)ご利用は計画的に
(
元理系
)
2009-05-16 18:33:06
現在の最先端科学の研究においてスパコンは欠かせないツールのひとつなので、それにお金を投入することは理解できます。
しかし、スパコンの必要性に対する宣伝は不十分に感じます。実際にスパコンが必要な研究者でしたら、
「もっと高性能だったら…」
と、肌で必要性を感じるかも知れませんが、普通の人はわかりません。
スパコンが世界的にどのように使われ、どれほどの実績があるのか、日本に高性能スパコンがないことで立ち遅れる分野がどれだけあるのか、などをしっかりと分析・宣伝し、研究者達のニーズにあったスパコンを作成すべきです。
また、国内産業としてコンピュータ業界に援助するという発想も頭ごなしに批判はしません。
ですが、援助の目的は世界一のスパコンを作ることではありません。
日本のコンピュータ業界に世界的な競争力を持たせ、国外からも多くの受注を得るようになることだと思います。
そのような計画性が全く感じられない「京速計算機プロジェクト」には私も反対します。
Unknown
(
暇な人
)
2009-05-16 19:40:47
アメリカにしても地球シミュレーターに抜かれた、とかであれより高性能なのを、数年で何十台も作っている。なに考えているのかさっぱりなんですけど。
Unknown
(
西麻布
)
2009-05-16 19:50:13
時代錯誤の大型建造物の代名詞に「大和」がよくとりあげられますが、当時は、空母のレーダーや通信が脆弱だったので(*1)、旗艦としての大型戦艦は必要でした。
なにか、空母が万能で戦艦が無能という誤解が蔓延していますが、航空母艦は離発着に時間がかかるので、即応性に欠け、強力な護衛戦艦がなければ使い物になりません。
(現代の空母も巡航ミサイルには対抗できないのでイージスシステムで守っています。大型戦艦が無効になったのは、巡洋艦[小型戦艦]にミサイルという十分な火力が備わったからで、空母のせいではありません)
大和が無駄だったのは、敗色濃厚になるまで、前線に出さず、温存しようとしたことです。(ミッドウェイ戦に投入していれば、索敵や指揮統制、空母の魚雷よけなどの役にも立ったのですが)
スパコンが無駄だとか、あの戦争が愚かしいということに異議はありませんが、一応、大和の名誉のために。
なお、あの戦争当時、戦艦は陸戦隊の上陸支援や空母の護衛など補助兵力として、十分有効だったことも申し添えます。
(所詮、道具は使いようです)
結論としては、無駄な大型開発の例に「大和」を出すのは、ミスリーディングだということです。
*1 電波を遠くに飛ばすために高い塔が必要で、平らな空母には不向きでした。
談合とアーキテクチャは別
(
ravenoftime
)
2009-05-16 21:51:29
官製談合の疑いがあるというのはコンピューターアーキテクチャとはまったく別の話でしょう。
ベクトル型にはベクトル型の利点があります。
例えるならば、グリッド型やクラウド型は、東京に住む人間が明日はムンバイに、明後日はリオデジャネイロに出向いて仕事をしなければならないようなのに対し、ベクトル型(ベクトル+単段クロスバー)はいわば日本国内で仕事を済ませられるようなもの。
前者はノードを増やせば増やすほどデータの交通整理にばかり時間が食われてしまい実際に計算に回せる時間がどんどん減ってしまうのに対し、後者はそれを最低限に押さえられるようになっているのです。
もちろん前者が得意とする仕事もあるわけで、遠く離れたノードが相互に影響”しない”ようなシミュレーションであれば良いわけです。
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2009-05-17 09:00:58
このスパコンが、気象に関して意味のある情報を生み出せ、日本がある程度情報を独占できるならOK
意味のある情報を生み出せないなら NO
独占できないなら NO
税金だけは使わないで
(
EURO SELLER
)
2009-05-19 02:46:13
税金は使わず民間企業の採算ベースだけで開発したらいい。今回の報道が,NECが金を出さなくなるだけで穴埋めを国がやるとすると悪夢です。
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2009-05-19 09:02:47
公共投資は、リスクの高くコストのかかる資源や資源への到達技術に投じるのが良いと思います。
米国は軍事技術が、ロジスティクスと防御のための分散化を評価基準にしているので、それが経済に応用できる可能性が非常に高い。日本は資源性の開発に偏っているので、単発で波及効果が少ないです。
気象は物理現象で、データ収集とモデルで新しい発見を生み出すことが可能です。物理のカミオカンデとか加速器などと同じだと考えるべきです。
未来の気象情報や知見は資源です。
個人的には、目的をもって持続的に進めるべきだと思う
まともに判断できないのか?
(
にしまん。
)
2009-08-04 13:10:24
スーパーコンピュータでなにができる?根本的にレベルの低い技術者があつまってしまう。社会構造があるんだろうな。
所詮、日本の大学教授って、一人で本読んでテストの成績よかった人がなってるだけ。記憶力がいいだけなんですよ。それを素人学生集めて、素人集団でなにができる?
官僚社会の日本では学歴さえよければコネもあるから、そういうばかみたいなお金でてくるんだよなー。
地球シュミレーションできるんなら、地震予測してくれよ!正確に。
いまだにスーパーコンピュータって言っているようなやつらにできるわけないでしょ。
コンピュータの構造は劇的にかわりますよ。スイッチングから。技術的にはすでに可能。1サイクルで相当の数のフルタープログラム掛けれる。それが、いまなら数センチの大きさで可能。
スーパーコンピュータを今のスイッチングでやってたら馬鹿みたいに大きい。もうじき時代は変わりますよ。
コメントを投稿する
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
現在、トラックバックを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
「世界景気変動シミュレーター」というようなものを企画したら、「とんでもない」と思いますよね?原理的にはそれと同じものではないか、という疑問を抱いています。
その段階ですでに救済プロジェクトだったと私は思っております。以上の考えが間違っていたら、教えていただけると幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/21a2d84653b6c7777d4c5ad1547caba3
国民生活基盤としての日本版クラウドコンピューティグ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/28/news005.html
以前にこの池田さんのブログでどなたかが、次のITゼネコンの補助金あさりの名目はクラウドになる、と言っていたと思いますが、その通りになったんじゃないでしょうか。
私の認識では、NGNはインターネットの廉価での普及によりビジネスモデルとして機能しなくなった「企業向け専用線」の受け皿事業ではなかったかと。池田先生の認識は…。
どうせなら、地球シミュレータと同じ能力で、価格もサイズも百分の一以下のスパコンができれば、商業的にはかなりのニーズがあるのではないでしょうか?
からコメントしにくいのかな。メディアは意外と、頑張れ日本なんですよね...
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/15/news015.html
と、スカラー型一本にすることを決定したかのような記事があり、
それに併せて比較できないのにインテルのMPU比2.5倍と
机上の空論がここですでに宙を舞ってます...
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090515ddm008020144000c.html
しかし蓋を開ければ、どう見てもベクター型プロセッサーですよね...
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/03/12/sparc_viii_fx/index.html
むしろ汎用MPUがスカラー型演算機をどんどん取り込む傾向にあり、
平行して3D演算用グラフィックチップも取り込まれ1チップ化してきます。
さらにソフトウェアの方も、グラフィック用チップの汎用命令言語などが提供され
コンシューマーレベルですでにH.264エンコードや画像処理に転用されてる
現状があるのにこれからソフト開発ですからねぇ...
既存システムを速くするなど、生産性を上げるのが目的ではなく、
ギネスを狙え!が至上命題で、社会主義的なキャッチコピーも気持ち悪く見えます。
まあ、こんな専門的なツッコミより、むしろ日本に45nmのファンダリがあり
写真を見る限りでは400mmシリコンダイで製造しているようですし、
世界のファウンダリ工場と遜色ない工場を持っているのに注文が来ないということが、
この問題の本質のような気がしました。半導体で言えば、
NECエレとルネサスとの合弁も敗者連合になるだけでしょう...
富士通ではトラスメタのMPUを製造してまし、NECは任天堂用AMDチップを製造してますが、
最新プロセスを活かせる仕事ではない。どうして水平分業が出来ないのでしょうね...
半導体の売上げなんて世界で2550億ドル(ガートナー調べ)でひどい言い方をすれば、
パチンコ程度なんですよね...下手に公共事業で食いつながせると、
本来あるべき作用が働かず、結局、工場も設計部隊も不良債権になるってことが怖いです。
富士通、スパコン用CPU開発(10年ぶり)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090514_168533.html
CPU(=石)開発コストは、いくらぐらいなるのか見当が付きません。石1個あたりん十万円以上かかるんでないかな、少々勘ぐりたくなります。
私が思うに石開発(汎用、スパコン用)なら、Intel、AMDあたりで十分では。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/hard/1240026912/
ここで行われているようです。結構、冷静かつ専門的で、いわゆる良スレと呼ばれうるクオリティを確保しているように思われます。
しかし、スパコンの必要性に対する宣伝は不十分に感じます。実際にスパコンが必要な研究者でしたら、
「もっと高性能だったら…」
と、肌で必要性を感じるかも知れませんが、普通の人はわかりません。
スパコンが世界的にどのように使われ、どれほどの実績があるのか、日本に高性能スパコンがないことで立ち遅れる分野がどれだけあるのか、などをしっかりと分析・宣伝し、研究者達のニーズにあったスパコンを作成すべきです。
また、国内産業としてコンピュータ業界に援助するという発想も頭ごなしに批判はしません。
ですが、援助の目的は世界一のスパコンを作ることではありません。
日本のコンピュータ業界に世界的な競争力を持たせ、国外からも多くの受注を得るようになることだと思います。
そのような計画性が全く感じられない「京速計算機プロジェクト」には私も反対します。
なにか、空母が万能で戦艦が無能という誤解が蔓延していますが、航空母艦は離発着に時間がかかるので、即応性に欠け、強力な護衛戦艦がなければ使い物になりません。
(現代の空母も巡航ミサイルには対抗できないのでイージスシステムで守っています。大型戦艦が無効になったのは、巡洋艦[小型戦艦]にミサイルという十分な火力が備わったからで、空母のせいではありません)
大和が無駄だったのは、敗色濃厚になるまで、前線に出さず、温存しようとしたことです。(ミッドウェイ戦に投入していれば、索敵や指揮統制、空母の魚雷よけなどの役にも立ったのですが)
スパコンが無駄だとか、あの戦争が愚かしいということに異議はありませんが、一応、大和の名誉のために。
なお、あの戦争当時、戦艦は陸戦隊の上陸支援や空母の護衛など補助兵力として、十分有効だったことも申し添えます。
(所詮、道具は使いようです)
結論としては、無駄な大型開発の例に「大和」を出すのは、ミスリーディングだということです。
*1 電波を遠くに飛ばすために高い塔が必要で、平らな空母には不向きでした。
ベクトル型にはベクトル型の利点があります。
例えるならば、グリッド型やクラウド型は、東京に住む人間が明日はムンバイに、明後日はリオデジャネイロに出向いて仕事をしなければならないようなのに対し、ベクトル型(ベクトル+単段クロスバー)はいわば日本国内で仕事を済ませられるようなもの。
前者はノードを増やせば増やすほどデータの交通整理にばかり時間が食われてしまい実際に計算に回せる時間がどんどん減ってしまうのに対し、後者はそれを最低限に押さえられるようになっているのです。
もちろん前者が得意とする仕事もあるわけで、遠く離れたノードが相互に影響”しない”ようなシミュレーションであれば良いわけです。
意味のある情報を生み出せないなら NO
独占できないなら NO
米国は軍事技術が、ロジスティクスと防御のための分散化を評価基準にしているので、それが経済に応用できる可能性が非常に高い。日本は資源性の開発に偏っているので、単発で波及効果が少ないです。
気象は物理現象で、データ収集とモデルで新しい発見を生み出すことが可能です。物理のカミオカンデとか加速器などと同じだと考えるべきです。
未来の気象情報や知見は資源です。
個人的には、目的をもって持続的に進めるべきだと思う
所詮、日本の大学教授って、一人で本読んでテストの成績よかった人がなってるだけ。記憶力がいいだけなんですよ。それを素人学生集めて、素人集団でなにができる?
官僚社会の日本では学歴さえよければコネもあるから、そういうばかみたいなお金でてくるんだよなー。
地球シュミレーションできるんなら、地震予測してくれよ!正確に。
いまだにスーパーコンピュータって言っているようなやつらにできるわけないでしょ。
コンピュータの構造は劇的にかわりますよ。スイッチングから。技術的にはすでに可能。1サイクルで相当の数のフルタープログラム掛けれる。それが、いまなら数センチの大きさで可能。
スーパーコンピュータを今のスイッチングでやってたら馬鹿みたいに大きい。もうじき時代は変わりますよ。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。