佐賀放送局

2009年11月16日 7時10分更新

県立高教諭が窃盗容疑で逮捕

県立白石高校の教諭の男が14日の午後、長崎県諫早市で軽乗用車を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されました。
警察によりますと教諭は車を盗んだ場所から10キロ離れた駐車場で車とともに見つかり呼気からはアルコールが検出されたということで警察では飲酒運転についても捜査することにしています。
逮捕されたのは佐賀県立白石高校の教諭、早田憲靖容疑者(41)です。
諫早警察署によりますと早田教諭は14日午後3時すぎ、諫早市のJR諫早駅のタクシー乗り場に駐車してあった軽乗用車を盗んだとして窃盗の疑いがもたれています。警察によりますと軽乗用車は鍵がつけられたままで持ち主から通報を受けた警察が捜索したところ、北東におよそ10キロ離れた飲食店の駐車場で盗まれた車が見つかりそばにいた早田教諭が盗んだことを認めたため逮捕したということです。
警察の調べに対し、早田教諭は「出来心だった」と車を盗んだことを認めているということです。
さらに警察によりますと早田教諭の呼気からはアルコールが検出され酒を飲んで盗んだ車を運転したことも認めているということです。警察は飲酒運転についても捜査することにしています。
事件について佐賀県教育委員会は「子どもたちを指導、教育する立場の者が逮捕されたことは大変残念です。
また飲酒運転が事実であれば研修などを通して飲酒運転防止の指導をしている中でもあり重ねて残念といわざるを得ない。
詳しい事情がわからないため今後、事実関係の確認に努めます」とコメントしています。