- スレイブ・ツインズ

第13話


「さあ、始めるわよ」
綾音の声が部屋に響いた。
「動いてはだめよ」
「あぁ・・・綾音様、なにをするのですか?」
「ふふ、これからする事は人をやめて奴隷となる儀式とでも言おうかしら。さぁ、膝を立てて足を開いて」
そう言うと綾音は美香の両足を限界まで開脚して、両手も大きく広げた格好で固定した。
「あ・・・ああぁっ!」
陰毛が濃密に茂る美香の秘裂に近づくと、綾音が秘裂を人差し指と中指で押し広げながら、中指を秘所へと侵入させていった。
「んぁっ!」
すぐに、指が2本に増やされ秘裂に進入してきた。
そして、3本目の指もゆっくりと秘裂に沈み込んでいく。
「ふふっ、美香さんのここ、私の指をすごく締め付けてくるわ・・・」
3本目の指が入り込んだ時点で美香の秘所はぎちぎちと締め付けてしまう。
「こうしたら力も抜けるかしら?」
「ヒィッ・・・・ぁぁああ・・・ヤァッ!」
美香の身体の力を抜くために菊座に人差し指を一本押し込むと同時に4本目の指もねじ込んでいく。
綾音は菊座に入り込んだ指を激しく前後に抽送しながら、腸壁を擦りたてた。
「まだまだこれからよ」
「あんっ・・・ひぁぁ・・・いっ・・・痛い・・・はあぁぁぁんっ」
ゆっくりと5本目の親指が膣孔に押し当てられた。
お尻の穴を嬲られると、綾音の膣内に入り込んでいた4本の指の締め付けが緩くなる。
その隙に5本目の指が沈み込んでいった。
「ちょっときついから、力を抜きなさい。」
「えっ・・・ふわぁぁ・・・そんな、ダメぇぇ・・・入らないよぉ!」
そう言うと今度は容赦なく美香の秘裂に手をもぐりこませた。
ズルルッ!
「あぁあぁ・・・入る・・・入ってくる・・・」
美香の叫び声と同時に秘裂がルイザの右手を手の甲まで呑み込んだ。
綾音がもっと奥に潜り込ませると、とうとう手首までも飲み込まれていった。
「美香さんの穴に私の手がすっぽり入っているわよ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・」
涎を垂れ流しながら今にも裂けてしまいそうなほどの圧迫感に美香は身体を震わせていた。
「ここが美香さんの子宮の入り口ね」
入り込んだ指が奥まで突き進むと最奥にある小さな子宮口を指で突っついたり引っかいたりしながら弄繰り回す。
ゆっくりと内部を探り、何かを探り当てた指先が曲げられる。
「ひっ・・・や・・・やめ・・・・」
直接子宮の入り口を弄繰り回される異様な感触に鳥肌を立てながら愛液があふれ出て綾音の腕の滑りを良くしていく。
手首を挿入され、指先で子宮をいじられているという、異様な状況への興奮が快感をさらに高めていた。
「んんんっ」
挿入された綾音の指をぎゅと締め付けてしまう。
「すごい締め付けね。じゃあ、こうするとどうかしら?」
「ふぁ・・・あ・・・」
今度は腰が抜けたような感じだった。それまで内部で保持されていた愛液が綾音の指を伝って流れ出す。
「ふふっ、子宮が痙攣してるわね、堪らない快感のはずよ。ほら、ここなんか凄く感じるでしょ」
綾音の指先が敏感な肉壁を摘むと、途端に閃光のような快感が身体を貫いた。
「うあぁぁ・・・ひゃぁんっ」
弛緩している膣口が、卑猥な音を立てて脈動し綾音の手首を締め付ける。
「ディルドーだと突く事しか出来ないけど、指先だとこうやって摘んだりできるから、未知の快感を味わえるのよ。凄いでしょ?」
子宮口の脇あたりの敏感な粘膜を容赦なく子宮を指先で嬲りながら綾音が問うが、美香は声も出せずにガクガク痙攣するだけだった。
「すっかり柔らかくなったみたいね。準備はこれくらいでいいでしょう」
綾音の腕を伝い落ちていく愛液が徐々に白っぽくにごり始めた頃、ようやくズルズルと腕が引っこ抜かれていった。
「そろそろ仕上げをしましょう。お姉さんには、由香さんにもしていないことをしてあげる」
綾音は鶏の卵位の大きさの玉を用意する。それは本物の卵のようだが、鶏の卵と違うのは、両生類の卵のように半透明で中に黒っぽい何かが透けて見えることだ。
「これからこの卵に入った蟲を子宮に寄生させるわ。卵が孵化したら、美香さんの身体は子宮に寄生した蟲の力で奴隷らしく生まれ変わるのよ。蟲の力はそれだけじゃなくて、身体の代謝力を上げるから、ある程度の怪我なんてすぐに治ってしまうし、感度も上がるから今まで以上に感じることができるのよ。いつも、してもらいたくなる淫乱な身体にしてあげるわ」
そう説明すると、綾音は手に珠を持ったまま美香の秘裂にあてがうと、胎内に挿入しようとしていた。
美香は想像すらしていなかったあまりに恐ろしい仕打ちに、ただ震えるだけだ。だが、もう引き返せなかった。
綾音の卵を握り込んだ手はさっきよりも巨大でとても美香の秘裂に入りそうもなかった。
「それでは、いくわよ」
「や・・・やぁ・・・め・・・」
今にも裂けそうな恐怖感から、目を見開いて口をパクパク動かしながらの訴えも無視して、綾音は美香の中に容赦なく卵を侵入させていく。
「いっ・・・痛い!」
美香の秘裂に侵入していこうとするが、彼女の秘裂はぎちぎちと音を立て、破れそうになる。
「ひっ!・・・・ああっ・・・さ・・・裂けちゃ・・・ぅぅぁぁあああ!」
大きく広げられた美香の秘裂に卵を手ごと押し込められ、美香は恐怖で声が引きつらせ、必死に身をよじらせる。
だが、美香の秘裂は無理矢理珠が通れるように広げられ秘裂が裂けてしまった。
「い・・・いや、いやああぁぁっ!」
綾音は卵をゆっくりと膣に潜り込ませさらに深く押し込むと、ついに子宮口にまで達した。
ずずず・・・ずぽっ
「あっ、くっふぅうぅっ、ひぃぃぃー」
子宮口でいったん侵入を阻まれてしまうが、力を込めて無理矢理押し込み子宮をこじ上げる。強引に押し込むと、いよいよ秘裂から鮮血が流れ始める。
子宮が限界よりさらに少し広がったところで、ようやく卵のいちばん太い部分が通過して、不気味な半透明の卵がゆっくりと子宮に入り込んでいく。
綾音は細い指先でもっと押し込むと、卵はどんどん子宮の奥深くに潜り込み、美香の胎内に埋め込まれてしまった。
「あ・・・・うううっ・・・ううっ」
子宮の入口を割り裂いて押し込まれた卵は、子宮口を通り子宮内部に侵入していった。
やがて、卵は美香の中枢まで到達すると、卵細胞を包む寒天質から粘液を滴らせて子宮の肉壁にへばりついてしまった。
「あああああああっ!」
「いいわ、奥まで届いたようね」
子宮の中の卵を確認するように指を潜り込ませると、荒々しく子宮の中を掻き回す。
美香は悲鳴を上げながらがくがくと身体を震わせるとぐったりとなる。
卵が定着を達成したことを確認すると、綾音はゆっくりと膣から指を抜く。
指にまとわりついている愛液と一緒に血が滴っていた。
綾音の指がようやく美香の秘所から這い出てきて離れる。しかし、美香の子宮に入れられている卵が、ビクビクと不気味な感触を与えていた。
「はっ・・・はっ・・・やぁっ・・・」
自分の身体がどうなるかわからない。
お腹の中がきゅっと疼いていた。お腹の中全てを膣に改造されているみたいな感覚だった。卵の状態からこれでは、これが孵化するとどうなってしまうのか。
美香は自分がどんどん壊されてしまう不安を抱く。今までの自分で無くなってしまう危機感で涙があふれてくる。
「あうっ・・・ひんっ!」
すると、子宮の奥が激しく振動し美香はまるで発作でも起こしたかのように、ひときわ大きくガクッガクッと躰を痙攣させ激しく絶頂を迎えた。
美香は糸の切れた人形のように倒れて、気を失っていった。
「半日もすれば卵が孵化するわ。そうしたら、美香さんは人間ではなくなるのよ。人としての常識や束縛から解放され、快楽と被虐と屈辱を永遠に感じるだけの愛玩動物となれるの。さようなら、人間だった美香さん。そして、はじめまして性奴隷の美香さん・・・」
美香が意識を失う中、綾音のその祝福の声が脳裏に微かに響いていた。


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