- スレイブ・ツインズ

第11話


「美香さん、私の奴隷になれると誓えるかしら?」
「そ・・・それは・・・」
「まだ、躊躇しているようね、まぁ、いいわ。素直になるようにしてあげるから」
そう言うと綾音は一度部屋を出て行った。少しして戻ってきた。綾音は大きな水槽を載せたワゴンを押していた。
水槽の中には、大きなタコのような生き物が入っていた。長い触手が水槽の外にまで伸びてウネウネと蠢いている。
「これも奴隷調教用に生み出された生物なのよ。名前はテンタクル。これで美香さんを犯して上げるわ」
美香は今まで想像すらしたこともない異形の生物を目にして、恐れのあまり身体を硬直させてなにも考えられなくなっていた。
「すごいわよ、この子は。この世では得られない最高の快楽を永遠に与えてくれるから・・・」
綾音は陶酔した表情を浮かべながら最新科学の生み出した生命体に近づいていくと、そっと触手のひとつを手にした。
「この子の触手は太さも硬さも自由自在なのよ。この触手が、美香さんに無限の快楽を与えてくれるのよ」
そしてテンタクルは本体を水槽に潜らせたまま、ゆっくりと美香に触手を伸ばし始めた。
「それでは始めなさい」
「あ・・・あぁぁ・・・ふあぁぁ・・・」
テンタクルは綾音の命令がわかるのか、ヌルヌルした触手を美香の身体に巻きつけてくる。
美香はあっという間に触手に手足を大の字のに広げさせられて拘束されてしまった。
「うっ・・・ううっ・・・ん!・・・ん・・・」
秘裂を押し割って、テンタクルの太い触手が美香の胎内に入り込んでいく。
触手は強引に美香の身体の中を押し進んでいく。
他の触手たちが一斉に秘所や口、さらには菊座にも殺到した。 いずれの場所も次第に触手たちの粘液で溢れることになる。
「ぐぅぅ・・・いた・・・痛・・い・・・・抜い・・・・て・・・」
やがて一番奥に突き当たって触手は止まる。
性器がもう一つの心臓になってしまったかのように脈動しているのを感じながら、美香はじっと耐えるしかなかった。
「うぐっ・・・ん!・・・んん!・・・んくぅ!」
膣内の触手が激しくしなり、美香の薄い肉壁を刺激する。触手が中でうごめくたびに、膣壁との間から白濁した液体がしたたって来ていた。
「あっ・・・やぁ・・・そっ・・・そこはぁ・・・」
ぬぷっと、肛門にも触手がもぐり込んで来た。
美香の拒否の声を無視して触手はゆっくりとすぼまりを押し広げながら直腸内に侵入してくる。
内臓の末端を犯される異様な感触に美香は身体を震わせて耐えていた。
ぐちゅっ、ずぷっ、ぐちゅっ!
「んん・・・んっ・・・くはぁ・・・あ・・・あっ・・・や・・やぁ・・・」
膣にも肛門にもどんどん触手は入り込んでくる。大きな触手は大きくうねりながら体壁を擦りつけ、小さな触手は肛門のヒダの一本一本を開くようにする。
「んあぁぁぁ!」
美香の困惑など知らぬかのように、亀頭が抜ける寸前まで引き戻された触手がゆっくりと挿入を開始した。それと同時に今度は肛門を犯していた触手が抜け始める。
「やぁぁ・・・」
こちらは排泄感に似た感覚を与えてきた。恥ずかしさに身体が震える。
膣内に挿入されてくる触手と、直腸からゆっくりと抜け出そうとしている触手が薄い肉壁一枚隔ててすれ違った。
その瞬間に、ゾワリと明らかな快感の波が身体を走り抜ける。
細く引き締まった裸身が震えながら反り返った。
「はひぃぃっっ!」
今度は小指ほどの細さの触手が1本づつ伸びてきて、美香の広げられた膣に入っていった。
細いので途中の膣壁にはほとんどふれずに最奥に届き、緩んだ子宮口から子宮ににゅるりと入っていった。
「・・・お・・・奥に・・・子宮の中・・・入って・・・くぅ・・・そんな・・・そんなあぁっ・・・」
その触手はまだ固い子宮口から子宮内にもぐり込み、子宮の中でくねり始めた。
子宮の中で触手がくねる度に美香は腰を跳ね上げた。
膣奥に潜り込んだ触手たちは容赦することなくさらに奥へ奥へとその身を潜らせてゆく。
触手は、その身を膣筋に擦りつけ、美香の肉体に強制的な快楽を与えながら奥へ奥へ進んでゆき、ついにその先端が卵巣にまで達した。
ぬぷりゅっ!じゅっ、ずずずず・・・ずじゅるるるる・・・
「んっ・・・んんっ・・・んあっ・・・んあぁぁー!」
子宮の中の触手は何本もの細い触手に分かれ、美香の子宮の中をこするように刺激する。まるで子宮の中で何万匹ものミミズが暴れまわるかのような快感に美香は思わず腰をよじりながらもがき喘いだ。
「はひっ・・・はひぃんんっ・・・んぅうっ・・・うあぁあんっ・・・」
細身の触手たちが一本また一本と子宮口を突き抜けて内部に侵入を開始する。
女の最奥というべき子宮内に無遠慮に入り込んだ触手たちは、子宮を、卵管を、卵巣を、そして周辺のありとあらゆる臓器を揺さぶるように暴れ回る。
「お腹の中が・・身体が・・・揺さぶられるぅ・・・」
秘裂の中をあまつさえ子宮の内部まで無遠慮に蹂躙され絶頂の高みに押し上げられる。
「・・か・・・身体・・・壊れちゃう・・・逝っちゃうぅっ・・・」
まさにとどめを刺すように、両穴に詰め込まれた触手たちが交互に激しい蠕動運動を始めた。
一突きごとに臓腑を揺り動かされ、粘膜を擦られ、なすがままに快楽を一方的に与えられ続ける。
「・・い。逝く・・・逝く・・・逝っちゃう・・・逝っちゃうぅ・・・・」
美香は人工生命体によって絶頂に導かれてしまった。
だが、逝ってしまっても責めは止まることはなかった。
全身を触手が覆っていく、手にも足にも胸にもまとわりついていく。
最後に口の中にまで触手が入り込んで喉まで犯してゆく。
「まだまだ、これからよ」
「ん・・・んぅ・・・ぐう・・・」
美香が恍惚とした表情を浮かべる。見れば躰に絡み付いている触手から、透明な粘液が分泌されている。その粘液はジワジワと肌に吸収されていく。
その度に美香の体は自分でも意識しないうちに艶めかしく動くのだった。
この分泌液は媚薬だっだ。それをただ肌からではなく、性感の強い乳房や乳首にまでベットリと塗りたくられ、吸収しているのだから、次第に美香がこの媚薬に蝕まれていくのも仕方の無い事だった。 
「んっ・・・んぶう・・・んぬうぅんっ!」
触手が喉に激しく分泌液を吐き出した。美香はおぞましい分泌液を大量にそそぎ込まれた。美香は口元から唾液と一緒に溢れさせながらも、触手へ舌による奉仕を始めてしまう。大量の分泌液が急速に体に吸収され美香を快楽一色に染め上げた。
「声が聞けないと寂しいわね。口の触手は抜いてあげるわ」
「んふ・・・ふ・・むふうっ・・・」
唾液にまみれた触手が、大量の淫液を吹き出しながら口から引き抜かれた。その粘つく奔流は美香の顔から髪から、別の触手に搾り上げられて破裂しそうになっている乳房を汚し尽くす。口の触手だけは抜かれたが他の触手は激しく身体を責め立てる。
どこを責められても激しい快感が沸きあがる。さらにピアスに飾られたクリトリスからのものは絶大だった。たまらない快感が美香を襲う。
美香はたやすく絶頂に達してしまう。
「たまらない快感でしょう。この快感なしでは生きていけないようにしてあげる・・・」
「はぁぅっ・・・くぅふぅっ・・・ああぁぁぁんっ」
新たに別の触手が膣に向けて挿入されようとしていた。
先端を見れば、まるで男根のように大きくカリが開いている。さきほどより極太の触手が下腹部に向いて下りて行った。
それなのに、美香はこれから自分に押し入ろうとしている醜悪な物体を、期待の入り交じったうっとりとした目で見つめていた。
触手に散々嬲られた淫唇は腫れぼったく赤みを増して、口をだらしなく開いて貫かれるのを待っていた。膣口からは止めど無く淫蜜が垂れ流されて、床にまで淫らな池を出現させる有り様になっている。
「・・・はっ・・・はっ・・・」
凄い勢いで膣が突き貫かれる。そのあまりの太さに、美香が仰け反って声にならない嬌声を上げ続けた。
一撃で膣粘膜を最大にまで押し広げ、その奥にある子宮口から子宮までも易々と貫かれた。下腹部が盛り上がりカリの張った触手の形が浮き出るほどであった。
「美香さんの鳴き声はたまらなく素敵だわ・・・もっと鳴いてみせて・・・」
「はぁぁぁんんっ・・・いっ・・・いっ・・・ひいぃっ・・・」
苦しそうに喘ぐ美香の事などまるでお構いなしに、触手は律動を開始した。
膣が身体の外にまで引きずられて出てしまうような感覚のすぐ後に、今度は子宮まで突き破られるのではないかと思えるくらいに、胎内最奥まで突き入れられた。媚薬でもある淫液の効果が無くては、とても耐えられるものではなかった。
美香は苦悶の表情を浮かべる。だが、テンタクルはそんな美香にかまわず容赦なく彼女を責め立てる。
その乳首にも、腋にもそして股間にも触手が這い回る。噛むような感触を与えるものもいれば、舐めるように這い回るものもいて、またあるものはそのぶよぶよした体表を美香の体に擦り付けるように移動する。普通の女としては一生味わう事の出来ないような責めが美香に襲い掛かり、整ったその顔を苦悶にゆがめる。
「やゃぁ・・・あぁっ・・・んぶぅ・・・んんうぅっ・・・んっ!」
美香の喘ぎが高まるのを待っていたように、菊座を狙っていた触手が一気に押し入った。膣に入っているだけでも一杯なのに限界以上のものが胎内に入り込んでゆく。
直腸の粘膜が擦り上げられて、ジンジンとした痛みがジワジワと広がる快楽をもたらす。
しかし、美香は菊座を犯されているおぞましさも、甘美な快楽に刷り替えられていた。
乱暴に律動する触手に合わせて、腰が淫らに踊り狂う。
「し・・・死ん・・・じゃう・・・死ぬ・・・あぁ・・・殺して・・・もう・・・いやぁっ・・・」
ものの数回、膣と子宮を打ち貫かれただけで、美香は絶頂を極めた。
拡張しきった膣と菊座が、触手を噛み千切らんばかりに締め付ける。しかしどちらの触手も、その動きを止めようとはしない。むしろこの締め付けを楽しむかのように、更に激しく美香を責め立てた。
「まだよ・・・もっと感じるの・・・」
「あひぃぃっ」
当然のことながらすぐに更なる波が美香を襲う。何度絶頂を迎えても快感はどんどん蓄積され更なる高まりに持ち上げられる。だが、それは自分の意志で制御する事は出来ない。身体中を舐められ、噛まれ、触られる。そして股間の谷間を弄られるように触手が通る。
「んふぅ・・・ふあぁ・・・」
美香は自身が快楽を求めているのを自覚した。それは、どんなに逝っても果てる事のない泥沼の性欲だった。
すると、不意に菊座に深々と突き刺さっていた触手が大きく痙攣して爆ぜた。次いで子宮を突き上げていた触手が、たっぷりと熱くて重い淫液を放出する。
「あっ・・・きゃああぁぁぁぁぁっ・・・」
熱い迸りを内奥に受けただけで、美香は絶頂を迎えてしまった。腸と子宮が燃えるように熱い。まるで溶岩か溶けた鉄を流し込まれたように、熱くて重い。
「あぅ・・・ぅうう・・・ひ・・・いやぁっ・・・」
放出を終えた触手が抜けると同時に、次の触手が待ち構えていて膣と菊座に突き刺さる。
「何回でも逝けるでしょう?もっと逝ってしまいなさい」
「ひいぃぃっ・・・あっ・・・あっ・・・あぁぁっんっ・・・やめてー」
そう叫びながら美香はまた昇天した。
もう何回目の事だろうか。だが何度絶頂を迎えても触手はその責めを和らげようとはしなかった。何度も何度も美香を追い込む。
身体中を触手に覆われながら美香の喘ぎ悶える姿は妖艶極まりなかった。
今、美香の心は快楽に染まってしまい他にはなにも考えられなかった。
そのあと、美香は無限とも思える時間ずっと犯され続けた。
触手に拘束されたままなので自分ではなにもできない。
由香に口移しで食事を与えられながら犯され、排泄しながら犯され、由香に身体を洗われながら犯され、気を失いながらも犯される。
美香は快楽に溺れてまともな思考はできなくなっていた。今、美香にあるのは媚薬と触手によって絶頂を得ることだけであった。
もう美香にはどれだけの時間、犯されていたのか分からなくなっていた。
ただの女子高生であった自分が遠い過去のように思える。


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