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2009-11-15

 行政刷新会議ワーキンググループの開催される。今週もまた始まる。(3日間の感想と疑問)

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◎ 全事業について仕分けをしないのは?

 まず、時間がない。次の通常国会ではいよいよ来年予算の審議がはじまるわけですから、そこに間に合わせるのに時間が足りないからでしょう。日程をみると、9日間で447事業。といことからすると、ということは、残り2,500余りの事業を全部見ようとすると、これの5倍の日程がかかる。45日間。ということは、到底年内に間に合わない。事業仕分けの結論を受けて、それを予算案に反映させるための時間や調整も必要であり、手一杯なのかも。本来は、すべての事業を行うべきと私は考えている。会計検査院監査指摘をを見ても相当な無駄があることが明らかになっている。時間的な制約があるにせよ。税務省の作業と並行して行うべき。是非全てをなんとかやってほしいものである。

◎ 財務省の主導では?

 財務省が事業選定にかなり関わったはずだし、それを主導したし、「削減しやすいものを選んだ」という側面は当然あるでしょうし、「財務省にとって都合の良い事業ばかりだ」という指摘も合ってるかもしれません。( * 「事業仕分け」は劇場型 裏では財務省主導? - MSN産経ニュース)ただ、ここでもうひとつ考えなければならないのは、「じゃあ、財務省主導で都合が悪いの?」という点。「財務省主導はけしからん!」ならば、財務省の主導は困ってしまうわけですが、「財務省主導はウエルカム」であれば問題はないわけです。ただ。財務省所管あるいは主計局査定所管の事業があまりにも少ないことが問題のはず。国民はそうみているはず。財務省主導の善悪という価値判定の方が大事なわけで。善悪の価値があってはじめて、財務省主導であるという事実が問題がどうか決まるわけでしょう。だから、脱官僚と言ったのであれば。政府の立場としては財務省が決めるのではなく、大臣が事業選定をすべきであったよう思える。でも、ある議員自分たちで決めたような発言があttが、材料を提供したの医は財務省であることは間違いない。今回の事業仕分け実施の目的が「ムダの発見」にあるから。「ムダを発見」して予算を浮かし、そのお金を他に回したいわけです。そしてそれは財務省の主計局の立場に近い。今回の事業仕分けでも、まず担当部局から説明があり、それを受けて財務省の主計担当者から論点提示という流れになっているわけですが、主計局というのはとにかくムダを省きたい。お金を浮かせることがメインであるから仕方ないかも。各事業をやりたいという担当省庁も、それをムダだと言う財務省も、お互いそれが国のためだと思ってやっているはず。例えば科学技術関連事業であれば、その事業にお金を使うことが日本のためになると。文部科学省はそう思っている。一方、財務省は、そこにお金を使うことが日本のためにならないと思っている。「お金くれ」「やらん」と求めるものは正反対だけど、根っこは一緒なわけで。日本のため。それが国益だとお互いに思っている。政府だって、民主党だって、そして仕分け人だってそうなわけ。日本のために事業仕分けに参加してる。議論に参加し、その事業をどうすべきかに答えを出す。その答えが日本のためになると思ってる。みんな思いは一緒。ならば、雇用創出や景気対策について、大事な事業ほど「必要だ!」と言ってもらわないと困るし、このように改善すべきであると、聞く人を納得させて欲しいものである。今、政府マニフェストにあった政策を実行するために、予算を浮かせようとしているわけなんだから、そのやろうとしている政策よりも、この事業の方が有効ですと示せばいい。それを示せなければ優先順位として後回しになるのは自明の理である。パフォーマンスの結果、ろくでもないことになったら困るわけですが、少なくてもムダがあることは判明しているわけだし、その結果無駄が排除できるわけであり、効果があるはず。それを押し並べて全体を行い、新たな政策展開に役立たたせあtらどうか。もともと自民党政権時代の事業であり、新たな事業を構築すればよい、行政継続性のもと全てをすのまま実施する必要はないはず。その事業をすることが日本のためだと思っているし、その事業を削ろうとしている財務省は、それが日本のためだと思っている。同様に民主党だって、選挙の時にマニフェストでうたった政策を実行することが日本のためだと思っているわけで。実際のところはともかく、そこが前提でしょ。「これをやれば日本は良くなる!」と言ってきた彼らが、その主張を簡単に曲げるわけがない。省庁で言えば、自らの所管する分野を通して日本を良くしたい。文部科学省教育行政科学行政を通して。農林水産省の場合は農水事業を通じて。そして財務省予算査定、編成を通して日本を良くする。同時に民主党も自らの政策を実行することで、日本を良くしたいわけですよ。その手段が間違っているだなんて認めるわけがない。それは自己否定になってしまうから。だからこそ、政権交代の意義がある。自民党では自民党政権の悪いところを変えられない。自民党政権の悪いところを変えられるのは、自民党以外の第三者しかいない。で、今は正にその段階で、自民党政権の悪い部分を洗い出している。この繰り返しで、少しずつではあっても日本の政治が良くなると思う。そして現在はその始まりであり、今、やっと改善サイクルに乗ったばかりじゃないかと。細かいところに不満があるのはわかるし、問題山積だし、口を出したくなるけども、しかしそれは日本人堅気かも。今、日本をどう導くのかが見えない。政治資金の話題と普天間で追われているが、これらも大事な話であることは理解しているが、まず景気対策やマニュフェスとの実現はどうするのだろうか。

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