特撮ヒーロードラマの劇場版「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」(中澤祥次郎監督)の100万人突破記念舞台あいさつが16日、出演者の体調不良で中止となった。主演の松坂桃李さんや相葉弘樹さんら出演者7人が登場予定だったが、数人が発熱。主催者が新型インフルエンザの流行に配慮し、中止を決定した。代替開催の予定はなく、前売り券は劇場窓口などで払い戻しをするとしている。
「侍戦隊シンケンジャー」は、代々続く侍の一族の当主でシンケンレッドの志葉丈瑠(松坂桃李さん)が、三途(さんず)の川に住み現世にやってくる妖怪「外道衆」から、世界の平和を守るために戦うという物語。劇場版では、300年前の初代シンケンレッドが残した秘伝のディスクをめぐり、1万人の「クサレ外道衆」の大軍と天下分け目の戦いを繰り広げる。【近藤啓文】
2009年8月16日