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アリスが“後楽園”に帰ってくる!!

 ツアー最終公演を終えファンの声援に笑顔で応えるアリス=日本武道館
 ツアー最終公演を終えファンの声援に笑顔で応えるアリス=日本武道館

 再始動した男性3人グループのアリスが14日、東京・日本武道館で28年ぶりの全国ツアー「ALICE LIVE ALIVE 2009〜I’m home〜」(全40公演)の最終公演を行い、来年2月28日に初の東京ドーム公演開催を発表した。1981年11月の後楽園球場公演を最後に活動休止した谷村新司(60)、堀内孝雄(60)、矢沢透(60)の3人が、29年ぶりに思い出の地に立つことになる。

 3カ月半、40公演の“復活ツアー”の最後にビッグプランを1万人のファンに報告すると、うねりのような歓声が沸き起こった。72年にデビューし、81年11月7日にその活動に区切りをつけたのが後楽園球場。両球場で公演した日本アーティストは矢沢永吉ら数少なく、文字通り“音楽界の巨人”の偉業をファンが歓迎するのも当然だった。

 全員還暦を迎えて大舞台を迎える。しかし、3人は老いてもさかん。谷村は「アリスの新しい形になれば」と意欲をのぞかせ、堀内も「年老いた切り口をお見せしたい」。構成や演奏曲は未定だが、後楽園公演を意識したものになる。

 ツアー最終公演でも「冬の稲妻」、「チャンピオン」と3時間24曲を駆け抜けた。「60歳になったアリスがあの場所でできることを慈しみたい」-。3人が再びあの場所で青春を謳歌(おうか)する。

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