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各国別のサッカー事情~国とサッカーの関わり合い~

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10月31日、第40回一橋祭において、シンポジウム「各国別のサッカー事情~国とサッカーの関わり合い~」(主催・一橋大学一橋祭運営委員会)が行われた。「国とサッカー」の関連性をテーマに、宇都宮徹壱氏(サッカーコラムニスト)と倉敷保雄氏(フリーアナウンサー)が、それぞれの持論を語った。

聴衆は学生を中心に50人程度。120分にわたるシンポジウムの最後では、両講師による2010年FIFAワールドカップ・南アフリカ大会の日本代表スターティングイレブンも発表された。

シンポジウムは12時30分、ほぼ定刻通りに開始される。「自分たちの商品を食べながら売る模擬店が新鮮だった」と一橋祭の様子を語り、「現場に行ってみないと分からないことがある」とは倉敷氏の挨拶。宇都宮氏は「昨日まで熱があり、万が一の場合は、倉敷氏にすべてを託すつもりだった」と語った。

「世界」とサッカーの紹介

最初のテーマ「世界とサッカーの紹介」では、両氏が持ち寄った写真をプロジェクターに映し、それについての言及を行った。倉敷氏が紹介した写真は、①「FAの会議が行われたパブ(現在も営業中)」②「コミュニティーシールド終了後のスタジアム周辺」③「新潟にやってきたアイルランド・サポーター(2002年)」④「ナポリ・サポーター(vs. ウェストハム)」⑤「ジャンプ台が併設されたラハティ(アイスランド)のスタジアム」⑥「ルジニキ・スタジアム(UCL決勝)」。

②の写真は、マンUとチェルシーのサポーターが同じ列に並んでスタジアムから帰っている様子で、倉敷氏は「暴れている人を見たことはあるが、いわゆるフーリガンと呼ばれる人は観たことがない」と指摘。イングランドにおけるサッカーは“娯楽”であり、観客を含めたスタジアムの全員がお芝居をしているようだったとの印象を語った。ちなみに、スペインのスタジアムは家族で来て“情操教育”を行う場、イタリアのスタジアムは観客同士が“戦術”を披露する場と、国ごとの違いを述べた。

国ごとの身体的な特徴はボーダーレスとなりつつあるが、その国の気候や、どの国の宗主国であるかでも、サッカーの内容は大きく異なるとの見解を示した。

宇都宮氏は、ロシア(ロコモティブ・モスクワ vs. CSKAモスクワ ほか)と、マルタ国内リーグに関する写真を多数紹介。8年ぶりに訪れたというロシアでは、大きな変化があったと指摘。スタジアムでの広告バナーや演出がヨーロッパナイズされ、モスクワ・ダービーも、暴れることが目的というような人がいなくなり、安全になったと説明した。ただし、試合終了後のスタジアム周辺には兵隊や騎馬警官による“壁”が作られる厳戒態勢は、以前のロシアと同様だったと語った。

マルタ国内リーグに関しては、狭い島の中でプレミアリーグ(10チーム)を頂点に、40以上のチームが存在すると指摘。ただし国土が狭く、スタジアムの数が少ないことから、リーグ戦はセントラル方式で行われるとのことだった。サポーターが試合終了10分前になると横断幕を片付け始める様子は、日本の全国地域リーグ決勝大会のようで、“サポーター間の当事者意識”が感じられたという。

EU国籍を手っ取り早く取得できるためかセルビアなどの外国人プレーヤーが多く参加。スタジアムはイングランドの3~4部の雰囲気で、小さいなりに盛り上がっている。宇都宮氏は、こうした現象を“フットボールの島嶼化”と定義していた。

「日本」とサッカーの紹介

第二のテーマ「日本とサッカーの紹介」では、U-17W杯の日本 vs. ブラジルを枕に、議論が進められた。倉敷氏は「日本人はボランチが好き」だと指摘。その理由を「責任を回避できるから」だと説明した。サブプライムローンと同じで、日本のサッカーは責任回避の連続であり、高い技術を持っているボランチがシュートを決めれていないとも語った。

決定力とは“技術と勇気”であり、それは特別な才能なのだという倉敷氏に対し、宇都宮氏は岡崎慎司と森本貴幸の存在を好材料として紹介。日本人ストライカーが少ない背景には、17歳ぐらいの年代で世界に揉まれる経験が少ないことがあると指摘した。

決定力以外の日本の弱点として挙がったのが、ハイボールの処理。宇都宮氏は現日本代表のレギュラーである中澤佑二と田中マルクス闘莉王が、日本の育成システム外から育った選手であることを指摘する。倉敷氏は、一握りのトップアスリートが、どの競技を目指すかが重要であり、サッカーのセンターバックというポジションは、少年・少女たちに魅力を提示できていないのではと語った。

倉敷氏はゴールキーパーに関する文化が弱いことも指摘。正GKが固定されていないため、守り方が不安定だと語った。これに対し宇都宮氏は、岡田武史監督はセンターバックから守備を決めているのではと補足した。

日本サッカーの展望

質疑応答後に行われた「日本サッカーの展望」では、両講師の考える2010年FIFAワールドカップ・南アフリカ大会の日本代表スターティングイレブンが発表された。

宇都宮徹壱
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GK:楢﨑正剛、川島永嗣、西川周作
DF:中澤佑二、田中マルクス闘莉王、徳永悠平、駒野友一、阿部勇樹、長友佑都、今野泰幸、(内田篤人)
MF:中村俊輔、遠藤保仁、稲本潤一、中村憲剛、松井大輔、橋本英郎、長谷部誠、本田圭佑、(石川直宏)
FW:岡崎慎司、森本貴幸、前田遼一、玉田圭司、佐藤寿人

倉敷保雄
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GK:楢﨑正剛、山本海人
DF:中澤佑二、田中マルクス闘莉王、加地亮(新井場徹)、駒野友一、岩政大樹、長友佑都、内田篤人、森重真人
MF:中村俊輔、遠藤保仁、稲本潤一、中村憲剛、松井大輔、石川直宏、長谷部誠、本田圭佑、山田直輝、小笠原満男
FW:岡崎慎司、森本貴幸、田中達也

現実的な路線を考えたという宇都宮氏に対し、取材された日に活躍して欲しいと思っていた選手を挙げたとは倉敷氏の弁。ともに中村俊輔が先発から外れたが、「現在のコンディション、試合出場ができない状態が続けば、岡田監督は本田を選ぶだろう」(宇都宮氏)「特に含むところはない。何でだろう?」(倉敷氏)と語った。

中村俊輔と本田圭佑が対立しているとの報道に関して、宇都宮氏は「つまらない報道」と一刀両断。倉敷氏も「確執を取り上げるのは強い国に任せておけばよい。日本はまだ、そのレベルに達していない」と、苦言を呈した。加えて、倉敷氏はバレーボールの松平康隆監督の著書から「中村祐造は試合には必要のないキャプテンだった」という言葉を紹介。試合とは別の部分でリーダーシップを発揮する“番長”として、本田圭佑に期待していると語った。

最後に、宇都宮氏はW杯に向けて盛り上がっていない現状を指摘。それぞれの立場で盛り上げてもらいたいと語った。それを受けて倉敷氏も、「アナウンサーや解説といった定義にとらわれず、サッカーが好きだということを、どのように伝えていくか」を考えて仕事をしていると語り、個人個人のアピールの発信が重要だと語り、120分間のシンポジウムが終了した。

link
各国別のサッカー事情
~国とサッカーの関わり合い~
(一橋祭)

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フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009


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コメント

4回目のWCUP
日本代表史上
一番せこいスタメンだ。
ブラ大会に期待
今、谷間世代だな・・・・・・ずう~っと谷間世代かな?
冷静に考えると今の代表に何の期待も出来ない
まだまだ若手と終わりかけのベテランが並んでる。
なんという人気  
詰まらなそうな内容だが、客はきたのかな
俊輔が外れて初めて次の1歩が始まる。
この人がいるかぎり代表のサッカーは変わりようがない。
この人が輝くために多大なフォローが必要なイビツなサッカー
いいかげん終わりを迎えるべきだ。
俊輔が輝くようなサッカーなんて今してないでしょ?代表 w
俊輔イラネ 遅攻の原因作ってるのはこいつ もうプレースタイルも変えようがないないだろうな…
この記事、けっこうおもしろいのに伸びないなあ・・・。タイトルがわるい?
しかし、水面下で着実に俊輔不要論がうず巻いていることがわかった。
そして本田待望論もあることも。
だけどメディアではあいかわらず俊輔賛美・・・。なんかズレてるよなあ。
いままで好き勝手にやってきたつけが
こういうところからじわじわと露呈してきているのかもね 裸の甘えん坊将軍である中村俊輔さんの
ことをよく思っていない人たちが実はかなり多いことに
ある意味驚いたけどw
マルタリーグは外国人以外はプロではないよ。
小さい島国だから当たり前の話だけど。
過去の名言
「俺だけつらいよ」
新刊の表紙すげーかっこいいな
タイトルの意味はわからんちんだが。。
面白い記事だけど伸びないね
地味に嫌俊の蛆虫達がわいてるだけだね
宇都宮さんの“フットボールの島嶼化”といい、倉敷さんの考えたフォーメーションといい、確かに面白い記事だね
長谷部はトップ下、小笠原の1ボランチ、トゥーリオはフォアリベロって解釈でいいのかな?
センターバックとボランチを縦に並べる(横は無理だろう)と言っていたので、長谷部には守備的な仕事も期待しているかと思いますが、概ね、そのような解釈で問題ないかと思います。>14
今の遠藤・長谷部だと、遠藤が1ボランチの時間帯が多くて、守備が軽いからけっこうこわい。
小笠原のほうが相手をフィジカルでつぶせるし、パスもさばけるし、倉敷さんの案はいいと思う。
ただ現実的には、宇都宮さんの考えた布陣がベスト。
タイトルが「各国別のサッカー事情~国とサッカーの関わり合い~」じゃなくて、
「日本サッカーの展望~俊輔落選の現実度~」だったらコメント100越えてたな。
アンチも含めて、みんな俊介が好きなんだな。
 
CB問題を語るときに、話しをボカシて書かれているが、
結局、フィジカル的に恵まれて産まれた子は野球に取られる。
そりゃ、野球の方が金になるからね。
結局、子供のやるスポーツにお金を出すスポンサーは親だから。
大リーグ帰りの、捕手に年俸5億を超えるオファーが2チームもある。
ちなみに契約した阪神には、すでに5億円プレーヤーがいるとされる(金本氏)。
日本最高のスラッガーといわれている松井は年俸13億とも15億ともいわれている。
今は円高だから12億くらいかもw
毎年200本打つ人はこれ以上貰っている。さらにCM収入。
投棄と考えるなら、親はどちらを選ぶかだ。
ちなみに、サッカーだと5億で今の"ベッカム"が雇えるそうだ。
子供たちにサッカーをやってみようという「モチベーション」を、
どうやって作るかが鍵になってくると思うが、ストリートサッカーがない日本では、
結局、親にも魅力的に魅せないといけない。
二頭を追わざる得ない、難しい局面(時機)なんだと感じる。
好きもキライも俊輔の場合「所謂10番のポジション」と相まって考えるから無理が出てくる。彼はウイングの選手であり、またその意味では現在では彼をしのぐ選手が出てきているので居場所を結果的に見つけづらいのだろう
岡崎や森本といったFWをちゃんとストライカーとして使う場合、俊輔の様にパスが出せる人材が普通は絶対に必要なのだが、ここ数試合の代表では効果が上がっておらす、むしろ先発が交代し俊輔も外れた代表監督の思惑外のメンバー構成に結果がでている状態だ。こうしたことから岡田サッカーと俊輔との相性はそもそも悪く、更に実は「代表」とは縁がない選手なのかも知れない(海外でも少なくない例がある)
っしかしまぁ、こう並べてみるとディフェンスの心許ない感じがなんとも言えないなぁ。ここら辺で無理矢理にでも大型のディフェンスを作っとかないと(代表経験値を上げとかないと)相当酷い目に遭うと思うね。俊輔がどうこう云ってる場合じゃないだろう
最近思ったんだけどフィジカルに難がある日本人は逆に柏木、とか本山とかひょろっとしたタイプの選手を集めてまったく現代サッカーとは逆にコンタクトをしないフットサルサッカーをしてみては?それが日本化じゃない?。案外いい感じになるかもよ。
>18 あおりじゃなく素直に訊きたいんだけど、実際に周囲で「サッカー(ほかマイナーなスポーツ全般、オリンピック種目外の格闘技、ウィンタースポーツ、国体でしか見ないスポーツなど何でも)なんかうまくても金にならないから止めろ、やるなら野球(ゴルフ・力士・競輪選手・騎手etc.)をやれ!」的なこと言う露骨な(野心的な)親って、実際に見たことあるか?
近畿圏の引退したプロ野球選手にたまにそれ系(金にならないから部活止めろ、何なら高校も行くな等)のことを言われた、なんていう人いるけど地域差とか年代差もあんのかね。俺は実際に某地方で小学生のスクールに関わってるけど(Jクラブもある政令指定都市)そこまで露骨な親や教師はみたことないんだよな。つか9割の親はいち習い事として割り切ってるし、仮にも元プロのスタッフに戦術だの指導法だのを語るモンペアも今んとこ幸い居ない。子持ちもしくは似たような環境の人がいたら、よそはどうなのか情報よろ。長文スマン。
>>21
コレを書くとネトウヨが粘着してきそうだけど、たとえば
麻生前総理がクレー射撃でオリンピック選手になっているのは、
多くのスポーツが"道楽"であり、お金持ちのモノということ。
日本場合、経済的に子供が夢見る(モチベート)スポーツは、
圧倒的に野球ということであり、それ以外のスポーツは親が
金持ちじゃないと難しい。
 
結果論で言えば「お金にならないから辞めろ」なのだが、
子供のスポーツをサポートする親が経済的に撤退を考えたときに、
野球で才能があって、コーチなどがこの子には
野球を続けさせた方が絶対いいです!!等と口説かれた場合、
やはり打算的な事を考えるし、高校野球で野球留学生問題が
コーチは紹介料などを貰っている(と、されている)。
参考資料:http://www.youtube.com/watch?v=3agibZRfs40
ある意味、高校野球はスペインサッカーのカンテラみたいな組織が、
自然発生的にできあがっている。

習い事としてのサッカーの場合、極端な言い方をすれば、
「ピアノの習わせる」のと同じ次元だとおもう。所詮、親の"道楽"。
道楽が道楽で無くなった場合が問題で、子供がプロを目指す!と、
言い出したときにサポートするのか...なのですが。
まあ、この辺の事情は置いておくとして、
コーチとして活躍されているようなのでお伺いしたいのですが、
「世界と戦いたい」という、グローバルな虚栄心が、
今、サッカーをしている少年たちにあるか?と言うことです。
参考資料:たかじんTV非常事態宣言 08年11月18日放送 [内向的な若者] 等
世界との差が興味がない人が増えているのが気になるところです。
これはマスコミが悪いと思うのですが...
参考資料:http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51520562.html
このサッカーの地域(ローカル)と世界(グローバル)の狭間で揺れる、
世の中の問題に共通した集約としての象徴としてサッカーが面白く、
また日本の抱える問題の解決にも共通しているとも感じてる(あ、湯浅さん風味)。
 閑話休題
悲しいかな「キャプテン翼」は今の日本のサッカーの現状と、
世界に通用するサッカーを!という普及については、
一致した目標を設定できたが、今の子供たちにそれがあるのかが、
気になります。むしろ、中田氏(旅人)の影響で、
「自分が出てないサッカーには興味がありません」
がカッコいいな風潮があったりするのでしょうか。
中村俊輔さんの腐った実態が
オランダ遠征で明るみに出てしまったから
それ以降いままで黙っていた(黙らされていた)
人たちが大手を触れるようになっただけなのではないかと・・ ピッチ内でも外でもともかくダブルスタンダード
自分の責任ポジション危うくなったらポジションチェンジで
いなくなるw
そんなことずっと繰り返して、ほとぼり冷めたら外からつばを吐いて
ストレス解消 腐ってるでしょマジ
現実的に考えたら
この時期に呼ばれない小笠原はないでしょ
アディダスさまからたくさんお金戴いちゃってる以上、
俊ちゃんがどこまで劣化しようが、他の選手と合わなかろうが、はずすのはムリなんでしょ。
せっかく、本田、森本が代表で力出せるようになってきたのになぁ。 「要するに、俊輔のいるチームでは、W杯で1勝もできないってことなんだな」
と、多くの日本人がしみじみ思う、そんな2010夏になりそうだ。
>15
遅くなったけれど、ありがとう
石川と加地、本田と駒野の間のスペースを自由に使われたら目もあてられない、
それを防ぐには横への運動量が必要になって、攻撃のスピードが今以上に遅くなりそう、
そもそもこのメンバーが呼べるか、呼んでもチームとして成り立つか、
いろんな意味で非現実的だけれど、
両サイドは攻撃、中央は前線から守備、と割り切った考え方は面白いと思いました
>>26
石川と加地、本田と駒野の間のスペースを自由に使われたら目もあてられない、
 
バルサみたいに両SBを上がりっぱ状態にして得点をとことん狙いに行けばいいじゃないかな。
>>27
アウベスが怪我している間は、プジョルが右SBやってるけど、
ディフェンス場面でも必ずいるぞ。
また攻撃面でも、クロスはペナルティーエリアの中の
裏のスペースでボールを貰いラストパスを出すのが基本。
イブラヒモビッチがいても、コーナーフラッグ付近からの
センターリングは実攻撃として機能しないって事だと思う。
日本はこのレベルのFWすら居ないのに、
実行力の乏しいクロスが稀にあがる程度。
CB問題の延長線上に攻撃面も含めてSB問題か...
まぁでも岡田監督は、このSB問題を分かってるから
市川とか加持とか、縦持ち込みセンターリングタイプの
選手を選出しないんだとおもう。
倉敷の知ったか文化論もひどかったがここの書き込みもひどいね。
倉敷さんの何気ないコメントが
実は一番中村俊輔さんに対する
一般読者の気持ちを代弁しているのかもしれないね
22さん 参照先の情報どうもです
>「世界と戦いたい」というグローバルな虚栄心が、今、サッカーをしている少年たちにあるか?と言うことです
→見ている限り、クラス(学年)に0.5~1人は必ずいます。ただ、そういう子は親が無関心でも気にせずに遠くからでも一人で通ってくるし、意外に挨拶など素行のいい子が多い印象ですね。勉強もしないと練習させないと言うとちゃんと勉強もやるので、親もそこそこで止めさせる口実がないようで。また、そういう子は飛び級的にどんどん上の学年と一緒にやらせると、天狗になる暇がなく凹んでは自主的に練習してくれるのでモチベーションの維持は楽っちゃあ楽ですw しっかりした子は確実にいますよ 
>道楽が道楽で無くなった場合が問題で、子供がプロを目指す!と、言い出したときにサポートするのか...なのですが
→まさにそこですよね。山田隆裕や福田と廣山みたいな話もありますが、現実には高校野球と同じく強豪高の特待生にもぐりこむ位しか経済的なバックアップはないわけで。一方で進路としての親への説得には、それこそわかりやすい進路としてのスター選手が必要なのは感じます 
>「自分が出てないサッカーには興味がありません」
→確かベガルタ仙台さんが、完全素人の成人向けのスクールも開設していたはずですね。プレー経験のない成人に観戦の新しい視点や関わり方(ライセンス目的でない実地の機会)を与えるという意味で、メディアを介さずに大人ファンの底辺を広げる面白い試みだと思います

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