2009-11-15
低俗なスターリン叩きを逆批判する。
海外 |
【モスクワ共同】ロシアのメドベージェフ大統領は30日、正しい歴史認識の確立には「自国民を大量虐殺した者の正当化を許さない」ことが重要だと述べ、数々の政治的弾圧を行ったとされるソ連の独裁者スターリンを批判した。
ロシアでは「大国復活」を掲げたプーチン前大統領(現首相)時代に愛国主義が鼓舞され、スターリン復権の動きが進んでいると人権団体などが指摘している。大統領のスターリン批判は、「双頭体制」で強い権力を維持するプーチン首相の支持グループと、比較的リベラルとされる大統領支持派との政権内部の対立を助長する可能性がある。
大統領は、ソ連時代末期に制定された「政治的弾圧の犠牲者追悼の日」に当たる30日に発表した声明で、第2次大戦前に行われた大粛清を「スターリンの犯罪」と批判。「数百万人が(政治的)テロと偽りの罪状のため犠牲になり、すべての権利を奪われて長い間歴史から抹殺されていた」と指摘した。
その上で「こうした犠牲は国家の高度な目的のためには正当化されるとの意見を聞くが、人的犠牲を基に達せられる国家の繁栄などあり得ないとわたしは信じる。弾圧は正当化できない」と述べ、スターリン復権を明確に否定した。
一見、正論のように聞こえるかもしれないが、この演説には悪質な『無言のデマ』が散りばめられている。メドベージェフ氏の演説は復古主義的かつ権威主義的な右翼思想と東方正教会への妄信に貫かれている。スターリン復権を反人道的と言うが、封建社会の復権を志向する反革命の悪意に満ちた彼の精神こそ人民の最も普遍的な権利を否定する帝政の妄想に蝕まれていはいないか。
彼の演説には3つの誤りがあり、何れもあえて真実を語らないことで人民を欺いていると言えよう。すなわち、第一にスターリンの偉大な功績-搾取者、抑圧者、特権階級、支配階級、及びあらゆる種類の人民大衆の敵の殲滅-を無視していること、第二にスターリンによる粛清の犠牲者の多くが反人民的階級に属する収奪者であり、彼らが虐殺されたのは自業自得であったこと、第三に帝政時代の残虐な封建的支配者-ニコライ2世のような-を復権し、スターリン派を復権しないのは、人を見て基準を変える行為であり、革命的な人民大衆に対する貴族主義的差別であること。
飢餓に苦しみ人民のデモに容赦ない発砲を加えて4000人以上を虐殺したニコライ2世が復権されたことはロシアの恥辱である。現政権が、強欲な搾取者であり酷薄な支配者である帝政時代の上流階級を擁護正当化し、人民大衆の代弁者たる革命家の名誉を毀損し続けるならば、ロシア連邦に待っているのは彼の地に君臨する厳冬のごとき圧制と偏狭しかない。
1905年1月9日、平穏なデモは瞬く間に凄惨な処刑場と化した
「労働者・農民・兵士の革命、万歳!」
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