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革命市民の砦

2009-11-14

日本人民の選択に敗れ、ルイ16世化するネット右翼

| 02:21

民主党政権によって封建的制度の一掃を恐れたネット右翼の間に、アメリカの介入を望む声が高まっている。中には合衆国の一州になってもよいと言って憚らない者まで居る。この状況は革命下のフランスに酷似している。日に日に強まる革命の嵐に、特権剥奪を恐れた王や貴族などの搾取階級は外国の軍隊を国内に招きいれ共和国の打倒を図ったのだ。激怒したフランス人民は共和制を守るべく一致団結して革命を防衛した。これがナショナリズムの始まりと言われており、今でもその精神は引き継がれ、愛国心共和制は不可分一体なのである。(ちなみに、上記のような国情だったから、ルイ16世や貴族階級などの反革命分子は当時、売国奴と言われた。それを引き継いだせいか否かは分からないが、フランス右翼は現代でも『反民族者』や『売国奴』が多い。極右政党国民戦線』党首がナチスドイツフランス支配を擁護して有罪判決を受けた事件は有名である。一方、フランス共産党ナチスの支配に最も果敢に抵抗し、対独協力者一万人を処刑した功績がある。)

アメリカ政府の傲慢な対日政策もネット右翼を増徴させることに貢献している。オバマは、「日本の拉致問題が解決しなければ朝鮮共和国アジア諸国の国交回復は無い」とのたまったが、国交を結ぶか否かを決めるのは各当時国であって米帝ではない。この帝国主義者は、日本や他のアジア国家の外交権を握っていると不遜にも勘違いしているようである。民主党ははっきりと米帝に決断を迫るべきである。つまり、対等外交か断行か、を突き付けるべきだ。言うまでもなく、米帝のメンツよりも朝鮮共和国人民の生命の方が優先されなければならない。



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ネトウヨ米帝なんだからっ!!」

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