はじめに
ここではMacOS Xでの「DVDビデオ→Macに取り込む→圧縮」という作業(このページではこれらの流れの総称を「リップ」または「リッピングとしています」)において簡単な基礎知識を含め、初めての方にわかりやすく紹介していきたいと思います。
前バージョンの「DVDリッピング2」よりも更に高度な説明も入り、それに加え作者がオススメする4つのリップソフトについて、わかりやすい図説とコメントで紹介します。画像を多用しているので少し重いかもしれませんが、誰にでも気軽に見て欲しいという思いから1ページで完結するようにしました。
DVDリッピングについてあちこちで騒がれていますが、ここでの目的は映像をいかに小さい容量で高画質に圧縮でき、映像自体に汎用性を持たせることができるかです。そのためWindowsでも再生できる「DivX」互換の「XviD(.mp4)」メインで行きます。それをCD-Rに記録できるサイズにする事がメインの目的になります。それ以外の場合は、このページを読みながら各個人で応用してください。ところで、DVDリッピングをしようとした方、どのソフトを使えばいいか分かりましたか?分かった方はこのページを読む必要はないので、ゴミ箱へでも捨てて下さい。はっきり言って役立ちません。
しかし、たいていの人は「情報があり過ぎて何をやればいいのか分からない。」の状態だと思います。ネット上にはDVDリッピングについてのデータが大量にあります。そう、こんな感じに「じゃぁ、どのソフトを使ったらいいんだ?」....つまり、そのほとんどが的を絞った紹介じゃない事に作者は気付きました。だらだらと様々なソフトの比較やら、なにやら難しい事ばかり書いてあります。初心者にとってそのようなことは二の次であり、まず「DVDをMacに取り込んだり、CDに焼きたい!!」と考えていることでしょう。このページを読んでいる方もそう思うはずです。思わない方にはこのページは無関係・無意味ですのでゴミ箱に捨てて下さい。普通、最初は誰もが迷います。迷うんです。でも、迷わない人もいたりします。世の中には。迷わないのはこのページを読んでくれているあなたです。 作者が独自に考えたものや実験・研究(おおげさ)を重ねて導いた結果です。なので自信を持ってこの方法を紹介します。....ということで難しい説明は一切しません。誰でも完璧にできます。それにしても前置きが長いですね。といっても作者の意向は理解してもらわないと....と思いまして。最後にもう一回言います。このページの文や説明・紹介・内容に納得されない方はゴミ箱に捨てて下さい。そして作者の文はヘタです、きっと。
このページは、DVDビデオを個人の範囲内で私的に有効活用するための解説であり、いわゆる違法コピーを推奨するものではありません。
その他、トラブルが発生しても管理者は責任を負いませんので、各自の責任において行って下さい。
使用するソフトの紹介。
※上に表示されているバージョンでの使用方法を紹介します。
なお、2004年5月29日現在での最新バージョンは左から「0.6.2」「0.8.8」「0.00110a1」「1.3.1」「0.7.2」となっています。
※2004年9月現在でそれぞれバージョンがあがっています。
文字色が茶色の所はメインの圧縮方法の範囲外、または応用の範囲なので必要の無い方はとばしてください。
簡易用語一覧(わからない単語がある時に見ればいいので、すぐに作業を始めたい方は読む必要はありません)
●
Crop
└───もともと「切れ端」を意味する英語だが、リッピングにおいて上下左右に存在する黒帯。通常の動画再生において不要であり、削除によって僅かにファイルサイズの軽減が期待できる。
●MPEG2
└───
●MPEG4
└───
●AAC
└───Advanced Audio Cording、
●MP3
└───MPEG1 Audio Layer3、
●
1passと2pass
└───1passは、
●コーデックと拡張子
└───コーデックは圧縮と展開の規則を
●エンコードとデコード
└──
●片面一層と片面二層
└───
●
量子率(Quntizer)
└───もともと「量子化」を意味する英語だが、リッピングでは量子・量子率を表す。
●キーフレーム
└───
●DivX
└───読み方は、ダイブエックス、ディベックス、ディーアイブイエックス、など人により異なるが、これといって正式な読みもない模様。DVDビデオ(MPEG2)の約1/10のファイルサイズでほぼ同等の画質を維持できる画期的な形式。圧縮率が高いため、再生にはそれなりのCPUが必要である。MacのQuickTime(標準)上では再生することができないが、VLC(Video Lan Client)などを使えばMacでも再生ができる。拡張子は「.avi」「.divx」特に音声の形式は定められていないが、MP3を推奨している。
●XviD
└───読み方は、エクスバイド、エックスビド、エックスブイアイディーなど人により異なるが、これといって正式な読みもない模様。DivXの分岐形式で、こちらはオープンソースになっており、画質もDivXに比べてややキレイだが、それなりのCPUパワーも食う。MPEG4に準拠しようと目指しているため、MacのQuickTime(標準)上で再生することもできる。また拡張子は「.avi」「.mp4」に対応しQuickTimePro上では、通常の「.mov」と同様に切り貼りできる柔軟性。音声にはMP3の他AACにも対応している。DivXと互換性があるのでDivXに対応しているプレーヤーで再生することもできる。
目次
※カッコ内はここでの主な目的です。また、ソフト名をクリックすると説明場所へ飛びます。
○ HandBrake(DVDディスクからの直接圧縮)
└───DVDのディスクから一度Macに取り込む必要がなく、
ディスクから直接圧縮ができる。もちろん
0SExのフォルダ形式で取り込んだものを圧縮することもできる。圧縮形式は動画が「MP4」と「AVI」「OGM」、音声が「AAC」「MP3」に対応しており、音声も例えば英語トラックと日本語トラックを同時にエンコードすることがきる(ひとつの動画データに対して音声2トラックを持つことができる)。CPUの利用効率もよくソフト自体も安定している。他の処理で負荷が大きいときには
圧縮作業を一時停止しておくこともでき、作業終了までの時間も表示される。常時負荷がかかっている作者環境でも、一時停止時に落ちたことはまだ無い。
Cropも1クリックで自動選択でき、縦横比を維持したままサイズの変更ができるのも便利である。作業中にうっかり「Cansel」を押したり、ウインドウを閉じてしまっても一段階アラートが表示されるため、誤操作をしにくい。現在、
作者の一番のオススメソフトである。最新版(0.6.2)では日本語に対応。
→作者の知るバグとかエラー
ある映像のエンコード処理が90%で止まりましたが、その時点でHandBrakeを終了して出来上がったファイルを見るとターゲットサイズ-2MBで再生してみると最後まで処理されていました。このバグのおかげで3回も同じの圧縮してました。
○ OpenShiiva(VOB形式やDV形式のファイルからの圧縮)
└───
0SExにて取り込んだ「.vob」や「.dv」などからの圧縮に対応しているが、ディスクから直接の圧縮はできない。圧縮形式はQuickTimeの対応するものすべてと「XviD」から選択ができ、音声も同様。量子率やキーフレーム詳細な設定もできるため高度な圧縮が可能であるが、それなりの知識も要する。また字幕にも対応し、色の指定もできる。一時停止には対応していないものの、圧縮中は0/10/100/1000/10000フレームごとにプレビューが見れる。負荷が多い状態が続くと落ちることもあるが、普通の使い方であれば問題はない。しかし、作業中にうっかり「STOP」ボタンを押してしまうとアラーがとが表示されずにそこで圧縮が停止となる。
作者の第2候補オススメソフトである。
○ 0SEx(DVDディスクからMacへ取り込む)
└───名前は「0(ゼロ)SEx」です。DVDディスクからデータをMacに取り込むソフトである。イメージやディスク内そのままの構成、VOB形式、チャプターごとなど多様な機能を備えているにもかかわらず、使い方は至って簡単。目立つ不具合はなく、作者環境では挑戦したDVDディスク全てを取り込むことができたが、これでは取り込めないディスクもあるようである。その場合、ここでは紹介していないが「DVDBackUp」を使ってみてもいいかもしれない。
○ DVD2one(Macへ取り込んだ片面二層のディスクのイメージ、またはフォルダ形式のデータを片面一層に入る容量へ圧縮)
└───0SExで取り込んだ片面二層のDVDディスクのイメージ、またはフォルダ形式のデータを片面一層(Mac搭載のDVD-Rドライブ)のDVDに入れられるように圧縮をするソフトである。この場合、
本編以外にメニューも取り込むことができ、理論上元の映像より僅かに劣るがMPEG2だけあって違和感は少ない。MPEG2のビットレートを下げることによって容量を軽減している。
○ VLC(プレーヤー)
└───
DivX、XviD、WMVなど様々な動画・音声形式を再生できるソフト。独自のデコーダーを積んでいるため、プラグイン・コーデックは必要なく誰でも簡単に使うことができる。今のところ、ここでの紹介のみで図説はありません。
○音のみを取り込みたい場合
OpenShiivaのエンコード機能を使います。
HandBrakeの使い方
Welcome to HandBrake
HandBrakeを起動すると下のようなウインドウが出ます。
DVDディスクから直接の圧縮であれば「Detected volume」を選び、右のメニューでDVDディスクをセットしたドライブを選択してください。
0SExでフォルダーとして取り込んだ場合は「DVD Folder」を選択し、データの入ったフォルダも選択してください。
General
「Open」を押すと下の画面が現れます。
「DVD title」は標準で本編になっているので、変更する必要はありません。
次に「Output format」で書き出しの形式を選択しますが、標準では下の図のように「MP4 file / MPEG-4 video / AAC audio」となっているので変更する必要はありません。
「File」では書き出し先とファイル名を指定します。
Video
「MPEG-4 encoder」は「XviD」に変更します。
「Bitrate」では出来上がり時のファイル容量を指定します。普通はCDサイズに合わせて700MBにしておくのがベストです。しかし、OS X標準のディスクバーナー(CDを焼くソフト)は書き込める容量が少ない事(実質660MB程)も頭に入れておいてください。Toastのある方は703MBくらいまでフルに使えますので、700MBに指定しておけば700MB以下(±約3MB程)に出来上がります。
多くの映像では音声トラックが複数あります。そんな時ひとつの「.mp4」ファイルに(例)英語音声と日本語音声ふたつを入れられると便利です。HandBrakeは音声の複数トラックのエンコードに対応しているので、ぜひこの機能を使いましょう。
映像 + 音声1 + 音声2 = 700MB +(音声1) このようにする事によって、通常は2トラックを持ちながら、CDに焼くときには一方を削除し「独立形式で書き出し」をすればぴったり700MBになります。また、再生するときは「編集」メニューの「トラックの入/切...」で片方を停止してください。両方再生すると効果音や声がズレます。しかし、Proでない場合は「書き出し」や「トラックの入/切」は使用できないので、片方のトラックを削除し再度書き出す事は不可能です。でも、VLCを使えば音声の再生は2トラックのデータでも片方ずつ選択ができます。
コマンド+Jでムービーの情報を表示し(左側のメニューでトラックを選択して右側のメニューで機能を選ぶ)音声トラックの一方の代替機能で言語=日本語、代替=他方の音声トラックに設定。ムービーの情報を閉じ、保存または書き出(MPEG4でオプションは映像音声とも「そのまま」する。これで、Pro版ではないQuickTimeでも複数の音声トラックを「言語を選択」で切り替えられるファイルが出来るようです。
DVD-Rを探す
Audio
音声が1トラックの場合は「Language 1」だけを設定し、「Language 2 ( optional)」は「none」に設定をしてください。
通常、音声のビットレートは128のままでokです。
Crop&Scale...
「Crop&Scale...」ボタンを押すと下の図のように表示されます
「Picture width」は横幅で「640」になるように設定します。「Autocrop」をクリックし上下左右の不要な黒帯を削除します。
「Next」「Previous」で映像のプレビューを見る事ができます。
「
2-pass encoding」にチェックを入れるとソフトが一度映像全体を把握し、各場所を最適な状態で圧縮するので、出来上がりが同じ容量でも画質が向上します。時間は
1-pass(チェックなしの時)2倍以上ですが、映像が大分キレイになることを確認しています。とろとろ圧縮作業ができる方はこちらを選んだ方が無難です。
「Close」を押して、先ほどの画面に戻ったら「Rip」をクリックして圧縮作業の開始です。
「Pause」で一時停止を「Resume」で圧縮作業の続行(再開)ができます。
だいたいの終了までの時間や圧縮処理完了率が表示されるので、あとはゆっくりと待っているだけです。
100%のなってもすぐには終了をしないので、間違って終了しないようにしてください。下の図が出たら処理の完了です。
以上でHandBrakeの説明は終わりました。
おつかれさまでした。
OpenShiivaの使い方
起動すると下と同じような図が出ます。
ここでファイル元、書き出し先を指定します。ただしファイルを置く場所までのパスに日本語が含まれると
エラーになる場合もあるのでデスクトップに設定するかパスがアルファベットのところを指定してください。
Set input fileでファイル元を
Set output mp4で書き出し先を指定します。拡張子は「.mp4」になります。
ファイル元は先ほどDVDから取り込んだ
TITLE01-ANGLE1.VOBなどの拡張子が
.VOBのファイルです。
書き出し先を指定すると自動的に次のタブへ移ります。下の図を見て下さい。
わかりやすく説明するために、ここでは写真をイメージにしていますが、
ほとんどのファイルはScaleが640×332で大丈夫です。
横幅であるScale widthは640に固定がオススメで、縦幅を調整するのがいいと思います。後々違和感がでないようにするために、できれば縦横の比を計算して求めて下さい。
参考:720:480=640:426
640と426もよく使いますが、640と332もよく使うので頭の隅においておくと役立つかもしれません。
また、Cropを使うと上下左右の黒い部分(不要部分)がカットされ少し容量が小さくなります。
最低6で指定した方が良いようです。Cropでカットした場合はその分縦横の長さを引くなどして調整する必要があります。
上の図ではCropをしているので左右それぞれ6引いた分、横幅の426からも12引いて414となっています。
真ん中のバーでファイルの中身を見る事ができるので、上手く活用して下さい。
その他の機能はいじらなくても問題ありません。次に
Videoタブに移ります。
二本あるうち上のバー
(Quantiser)を
数字が6になるようにスライドして下さい。
Bitrateと他はそのままで結構です。
この圧縮率だと
ほとんどの映画はおさまる計算です。ほとんどのデータがおさまり
、きれいで小容量の最適な値です。
しかし、圧縮率は映像により異なるので保証はできません。CD-Rのサイズに収まりきらない場合は圧縮率を
変更してみてください。数が増えると圧縮率が高くなります。ちなみに明るい映像よりも暗い映像の方が圧縮率が
高くなるという実験結果があります。丁度いい値を求めるために毎回
6を基準に数値を変えて圧縮をし直してください。
何回か経験すると元のVOBの容量と映像の明るさ、映像の動きから見当がつくようになります。
ビットレートを指定する場合はQuantiser(量子化)を31にしないと反映されないので気をつけて下さい。
Two-passは可変ビットレートになります。一度全体の動きをを把握してから圧縮するので膨大な時間がかかります。
Subtitlesタブに移ります。
音だけを取り込む場合は「Encode Video」のチェックを外し、「Audio」タブで音に関するところだけを設定し、エンコードします。0SExで取り込む時点で「Vid」のチェックを外して映像を取り込まないようにしておくと容量軽減になります。
字幕が不要な方は下の茶色3行は読まなくても結構です。次のAudioタブに移って下さい。
字幕を入れたい方はDecode subtitlesにチェックを入れます。下の黄色や黒の部分をクリックすると
文字の色や幹部の色を変えられます。すぐに文字に反映されない場合は、Decode subtitlesのチェックを
外して、再び入れて下さい。一般的な色としては左から白、白、黒が良いと思われます。
Track 0 (0×20)は字幕の言語です。以下で説明していますが、音声と同じように
好きな言語を選んで下さい。好みの設定にしたら、Audioのタブに移って下さい。
Horiz offsetは字幕の位置の左右を、Vertic offsetは字幕位置の上下を調整しますが、普段はそのままで大丈夫でしょう。
Encode audioをクリックすると下図のように表示されます。
Rateを48にし
Optionを押します。
Rateを48にしないと音のズレたファイルが出来上がります。
Track 0 (0×80)の見えるプルダウンメニューを変更すると音声の言語を変える事ができます。
DVDによって異なるので、
何であろうとここは必ずチェックする必要があります。
以下の説明を参考に確認しましょう。好みの言語にしたら
Encode audioにチェックを入れます。
音声の詳細設定が出ますが、数字の
44.0をメニューから
48.0に変更して下さい。そのまま、
Optionsボタンも押し
同じように
48.0に変更して下さい。
(実験はしていませんが、BESTを押したい方は押して下さい。作者はBESTの
設定にして圧縮しています。)これらの変更を省くと音のずれたデータになってしまいます。他はいじらないで
OKを押します。では、最後の
Processingタブへ移ります。
VLCという名の動画再生ソフトを起動します。作者のバージョンは0.7.0です。
オーディオメニューから
Audio trackを選び再生して確認します。自分の取込みたい言語の番号を確認して下さい。
VLCの
Track 1がOpenShiivaでは
Track 0 (0×80)になります。

なお、字幕を入れる場合は、ビデオメニューからVideo trackで同様に確認をして下さい。
何も考えないでGo!を押せば圧縮作業が始まります。1000と書いてあるプルダウンメニューは圧縮しながら
どこまで進んだかを確認するプレビュー表示の間隔を設定できます。10にすると動画フレームが10枚に1枚
間隔で表示されます。
0.00%の表示は作業の終わったところをパーセンテージで見れます。圧縮作業にはDVDの
データサイズだと5時間以上はかかりますが、寝る前にセットすれば起きる頃には出来上がっています。
右側の
Estimatedの
Time remainingに作業終了の時間までの予測時間が表示されます。
Openshiivaで覚えるべき値は
640*426/6/48Hz(BEST)です。他の設定は見て考えればどうにかなるもんです。
以上で、Openshiivaの説明は終わりました。
この部分の解説は「DVDリップ」一番始めに作ったページからの引用になっていますので、情報が古いかもしれません。
0SExの使い方
起動すると下と同じような図が出ます。
今回は圧縮してCD-Rに記録する事が目的ですが、高画質でDVDのタイトルまで再現したい時は
FmtメニューからDVD Foldersを選択して下さい。これをMac標準搭載のDVDプレーヤーで開けば
元のDVDと全く同じように再生できます。

また、DVD Imageを選択するとUDFフォーマットのDVDイメージをまるごと取り込めます。
これをディスクユーティリティ(DiskCopy)でDVD-Rに焼くと元のDVDと全く同じディスクが出来上がります。
しかし、Mac搭載の片面一層DVD-Rドライブでは最大4.7GB(実質4.3GB程)しか書き込めないので
これを超えるサイズは書き込めません。
ディスク使用量が4.3GB未満のDVDはディスクユーティリティでそのまま(まるごとを)コピーできます。
また4.3GB以上あるDVDでもDVD2oneで本編を圧縮する事により、元のDVDをそのまま(まるごとを)コピーできます。
0SExを起動すると
BEGINと書いてあるボタンがあるので、他の設定を気にせずクリックして下さい。
DVDから取り込んだデータを保存するダイアログが出るので、好きなところを指定して下さい。
あとはDVDからのデータ取込みを待ちます。DVDデータの量や光学式ドライブ、ハードディスクの
速度によって取り込みにかかる所要時間は変わりますが、簡単に言うと1時間あれば取り込めます。
なお、取込み中にアプリケーションを切り替えると自動的に背景に隠れますが問題はありません。
バックグラウンドでも正常に動きます。
....そしてDVDデータのMac取り込みが完了します。
以上で、0SExの説明は終わりました。
この部分の解説は「DVDリップ2」二番目に作ったページからの引用になっていますので、情報が古いかもしれません。
DVD2oneの使い方
0SExで「DVD Folder」で取り込んだらDVD2Oneの「...」を押して取り込んだフォルダ内の「VIDEO_TS」を選択します。

出力形式はそのままでコピーモードをディスクコピーにします。右側の画面でオーディオの追加を忘れないでください。
不要なオーディオ言語をとる事で映像が少しきれいになりますが、さほど変わりはないと思います。
開始を押し、保存場所を決めたら1時間〜2時間くらいで圧縮は終わります。できあがったdmgファイルをディスクユーテリティで
DVD-Rに書き込めば完成です。本編の映像のビットレート(圧縮率)を変えているだけなので、基本的にはどのDVDプレーヤーでも
見れるはずです。
以上で、DVD2oneの説明は終わりました。
この部分の解説は「DVDリップ2」二番目に作ったページからの引用になっていますので、情報が古いかもしれません。
以上で全ての説明が終わりました。
後はそのデータをCD-RやDVD-Rに書き込めばPowerBookやiBookを持って外出中でも、オリジナルのDVDディスクを痛める事はありません。DVD-Rに書き込めばCD-Rの6枚分。つまり、昔はDVDビデオを6本持って出かけた旅行が、今では1枚のディスクだけになります。光学メディアではなくハードディスクに入れておけばバッテリーの使用時間も長くなります。
ここまで読んで頂いた方には感謝します。
DVD-Rを探す
└──CD-RやDVD-R等のメディアが安く買えます。
XviD プレーヤー DVD の検索結果
└──上記のXviD対応プレーヤーを使用すると、Macでリップした映像をそのままCD-Rに焼くだけでTVで見る事ができると思います。よかったらどうぞ。