運営日誌(2009/11/03 火)

2009/11/03火曜

巡回先が『フレッシュ プリキュア!』(というよりプリキュアオールスターズの第2弾か)や『銀魂』の映画の話題で盛り上がっているところを見るにつけ、どうもこういった“アニメの選球眼”の悪さを実感しています。
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア』最終回放映直後のネット上の一体感が好きだったという割には、そういう一体感を感じられるアニメを見ないで切ってしまう、というか……。

    最後まで視聴アニメ
  • きらりん★レボリューション【3年】
  • しゅごキャラ!【3年目放映中】
  • マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ【2年弱】
  • ブラック.ジャック【2年】
  • ドラえもん【5年目放映中】
  • ミルモでポン!【3年半】
  • ゲゲゲの鬼太郎【2年】
    1話で、または途中で切ってしまったアニメ
  • プリキュアシリーズ【6年目放映中】(2年目途中)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所【8年半】(放映開始1年あたり)
  • ケロロ軍曹【6年目放映中】(4話目あたりを見逃してそのまま)
  • 名探偵コナン【14年目放映中】(2年目途中で脱落、4年ほどブランクの後に視聴再開)
  • BLEACH【6年目放映中】(数話)
  • ふしぎ星の★ふたご姫【2年】(1話)
  • 金色のガッシュベル!!【3年】(1話)
  • ロックマンエグゼ【中断を挟んで4年】(数ヶ月)
  • 犬夜叉【4年+完結編半年】(2年目途中)

「NARUTO」「銀魂」「ONE PIECE」等は、そもそも最初から見ていないので除外。「おジャ魔女どれみ」も経緯が複雑なので省きました。

個々の作品がどうなのかは別問題として、選球眼が中途半端であることはお分かりいただけるかと。
なんというか、「ミルモ」「きらレボ」と、該当する市場で一世を風靡する作品を見極めるのはそこそこ行けるのだけれども、「複数世代にわたって楽しまれる作品」を嗅ぎ分ける精度が低いな、と……。
「しゅごキャラ!」もこれ以上は続かなさそうな番組になってますし(^_^;)、「夢色パティシエール」「極上!!めちゃモテ委員長」も、現在見ている世代の“下の世代”まで将来的に支持されるような印象は(今のところ)ありません。
かと言って、そういう波に乗るためにこれからプリキュアやケロロ軍曹を見るのは本末転倒ですし。(アニマックスで『ふたりは プリキュアSplash★Star』を放映したときは評判の良い作品ということで目を付けたのですが、結局は放映枠と個人的な都合の折り合いがつかなかった)
そもそも、盛り上がりに参加したいのであればもっと深夜アニメを見れば良いという話にもなるわけで。
10月に終了した『KAIKAN フレーズ』(視聴はまだ少し残っている)など、自分が見ているアニメの選択そのものは後悔していないのを考えると、こればかりは変な意味で我が道を行き続けることになるのかなぁ……と思っています。

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運営日誌(2009/11/01 日)

2009/11/01日曜

『名探偵コナン』ではテレビシリーズの通常DVDの他に、主要キャラクターにスポットを当てたセレクション版がリリースされています。
たとえば、2007年12月に発売された第1巻・工藤新一編では、第1話「ジェットコースター殺人事件」、第48話~第49話「外交官殺人事件」、第162話「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」(1時間スペシャル)といった、新一をメインに話が進む人気の高い作品を収録しているものです。(第2巻・怪盗キッド編も同時発売)
最初に出たときは、全話収録のDVDが順調にリリースされている中で需要があるのかと首を傾げたわけですが(^_^;)、2008年12月には第3巻(服部平次編)と第4巻(灰原哀編)、そして今年12月には第5巻(黒ずくめの男たち編)と第6巻(少年探偵団編)が出るということなので、それなりに売れているということなのでしょう。
ただ、少年探偵団編のラインナップ(リンク先:コワレ処名探偵コナン支部)を見ると、単に番組初期の探偵団のエピソードを集めただけといった具合で、徐々にやっつけ仕事気味になっているような雰囲気も……。(長寿番組として方向性が固まる以前の放映1~2年目の頃は、子供受けを意識して少年探偵団の出番が多かった)

そして、黒ずくめの男たち編には、なんと第10話「新幹線大爆破事件」が収録されるとの話ですが……これ、本気なんでしょうか。
なぜこんなことを書くのかというと、この話には“黒ずくめの男たち”は登場しないんですよ(^_^;)
この事件、確かに原作では“黒ずくめの男たち”が登場し、新一がジンとウォッカの名前(コードネーム)を知るという、当時としては比較的重要なエピソードです。
ただ、放映開始から間もないこの時期、実際に黒ずくめの謎を解明して新一が元に戻るまで(=原作の結末まで)をアニメ化できるという想定がなかったためか、この部分が変更されてるんですね。
アニメでは、該当する人物は“黒ずくめの男たち”とは関係ない別人という設定で話が進みました。この関係で、後のエピソードでジンとウォッカの名前が出てきたとき、アニメでは新一がそれを知るエピソードが放映されていないという矛盾も生まれています。(第54話「ゲーム会社殺人事件」)
ちなみに、この方針は第13話「奇妙な人捜し殺人事件」にも適用されました。原作では殺害される人物がアニメでは生き延びる展開に変更されたことで、後に致命的な矛盾が生じ、これを修正するために原作寄りに話を作り直す(第128話「黒の組織10億円強奪事件」)ということも起こっています。

こういった、アニメ『名探偵コナン』の事情を少しでも知っていれば、第10話を“黒ずくめの男たちのエピソード”として扱うのは避けようとなるのが自然な発想なわけで……。
実際、第13話を避けて、原作通りの結末に修正した第128話も収録されているようですし。第10話だけが、どうしてこんなことになったのか、何やら釈然としないものがあります。
第10話を収録するくらいなら、2007年12月に日本テレビ・テレビ信州のみで放映された再編集版「BLACK HISTORY 黒の組織と対決の歴史」でも入れた方が、よほど充実した内容になるとも思うのですが。

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運営日誌(2009/10/24 土)

2009/10/24土曜

訪問者の皆さんから見ると目立つほどの規模ではありませんが、近々(目処としては年内)、サイト内のコンテンツを少し整理したいと考えています。
整理といっても新しい内容の追記などはまた後回しにするとして(^_^;)、ずっと更新停止中のままデータが溜まりすぎて首が回らなくなった“テレビアニメの媒体別放映データ”の掲載範囲を考え直したりといったような、今後の方針を立てることですね。
更新を継続する部分はその方向性を明確にしますし、現実的に難しい部分は思いきって切る、といったことを明確にしたいと考えています。
なお、最近ほぼ唯一の更新コンテンツになってしまった“地方局のアニメ放映状況”に関しては、今後も更新を続ける予定です。
とりあえず、これから5月分に取りかかります(^_^;)

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運営日誌(2009/09/22 火)

2009/09/22火曜

10月のテレビ視聴予定を整理していて気付きましたが、10月30日に『KAIKAN フレーズ』が終わってしまうと、AT-Xで見る番組がなくなってしまいます。
実は契約初月である2008年4月にもAT-Xで見た番組はゼロでしたが、翌月に『舞-乙HiME Zwei』を録画した(…まま、まだ見ていない)ところから始まって、同月スタートの『ネットゴースト PIPOPA』以降は、何だかんだと言いつつも常にAT-Xで視聴している番組がある状態が続いていました。
最近数ヶ月は『KAIKAN フレーズ』だけという状態でしたが、結構好きな番組でもありますし、また現状ではAT-Xの放映以外でこの作品を見る手段もないことから、1,890円を惜しいと感じることはなかったのですが……。
さすがに『極上!! めちゃモテ 委員長』等の補完だけで支払える金額ではないわけで、「見る番組がない」となると考え直さざるを得ません(^_^;)
一応、10月・11月の新番組に気になるものが全くないわけではありませんが、気持ちとしては“契約継続のために無理に見るものを探している”感は否めないですね。
もっとも『KAIKAN フレーズ』ほどのレア作品でなくとも、12月新番組までに“見たいと思っていた番組”が1本でもあれば継続はするつもりです。クール頭の10月は深夜アニメの新番組ラッシュが中心になっていますので、それが落ち着く11月新番組の続報、そして12月新番組に期待ですね。

ちなみに、チャンネル単位の契約ではないので受信は継続していますが、アニマックスは昨年7月~8月の『プリンセスナイン 如月女子高野球部』を最後にレギュラー視聴番組がありません。
キッズステーションも『イタズラなKiss』が4月に終了した後は、6月に『金色のコルダ secondo passo』を見た程度。
ファミリー劇場なら『立体アニメーション 家なき子』が5月に終了してからご無沙汰です。
視聴料金の関係があるのでいろいろ言ってしまいますが、実際に最もお世話になっているアニメ系CSチャンネルがAT-Xであるということは、一応付け加えておきます。

余談。
老婆心ながら、10月新番組に入っている『チャージマン研!』を、放映スケジュール通りに毎日4話(30分編成)ずつ見るのは避けることを強く推奨します(^_^;)
録画用と割り切って、無理のないペースで(強調)視聴予定を立てるようにしましょう。

【コメント】
1: ルーバーラティス (09/26 02:30)
>無理のないペースで(強調)視聴予定を立てるようにしましょう。

私は視聴環境にありませんが、
巡回先サイトの一つの管理人さんがかつて視聴したときの
感想文を見るだけで、大体のことは把握できますw
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運営日誌(2009/09/15 火)

2009/09/15火曜

メールフォームからいただいたメールのうち、アドレス記載がなかったものへ、いくつかお返事です。

>>私も、確かに何故広島原爆のコトに触れないのだろう。と思います。
>>でも、番組構成も難しくなってきていますしお昼の番組でいろんな局が何度も原爆のコトに触れていました。
>>やはり、時間内にすべてのニュースを取り上げるのは難しいのではないでしょうか。

2006年(日曜日)・2007年と、2年連続で「8時15分」の民放中継がなかったので、おそらく同じ結果になるであろうことを繰り返し更新するのもどうかと思い、昨年以降は調査自体をやめてしまいました。
……って、調べていないので「同じ結果」と言ってしまってはいけないんですけども。(ちなみに新聞ラ・テ欄を見る限りでは、今年は覚醒剤取締法違反で逮捕された女性タレント=当時は行方不明=の話題が中心だったようです)
『ズームイン!!SUPER』時代に式典中継を行っていた日本テレビが番組改編後にこれをやめたのは、当時はスタッフの認識の差と書きましたが、現在では、おっしゃるように番組編成上の都合もあるのかな?という気がしています。
08:00開始の番組で「8時15分」に照準を合わせるとなると、トップニュースの時間を縮めたり中断するか、「原爆」をトップニュースにせざるを得なくなるわけで……。
理想としてどうかはともかく、現実的には無理だろうなぁ、と思ってしまいます。

>>アニメに影響与えた緊急報道でキッズステーションのピチューとピカチュウとアンパンマンゴミラが酒井法子逮捕のため内容変更されたので加えてください

“アニメ番組の放映に影響を与えた緊急報道”は、報道特番そのものによる変更を取り上げるページなので、キッズステーションの両番組の件を取り上げる予定はありません。ご了承ください。
……って、↑のレスでせっかく名前を伏せたのに、こちらのメール本文に出てしまいましたね(^_^;)
この件は、私もキッズステーションのウェブサイトで告知を見たときに一瞬「?」となって、少し経ってから「ああ、なるほど」と思い至りました。
アニマックスやAT-Xならそのまま放映したような気もしますが。
なお、NHK衛星ハイビジョンでは『アガサ・クリスティーの 名探偵ポワロとマープル』が再放映されていますが、酒井被告がゲスト出演した回は比較的早い話数だったため4月に放映済みであり、なんとか登録抹消(^_^;)を逃れました。
NHKは、ドラマ『ズッコケ 三人組』の再放映で事件を起こしたタレントがゲスト出演していた回をカットし、本来の“全12回”の表記をわざわざ“全11回”に作り直して放映したことがあるので……。

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運営日誌(2009/09/12 土)

2009/09/12土曜

>>光希桃さん
>> 2009年9月12日(土)「これも業者(企業)が入るとダメになるパターンの内なのかな<絶望先生」

久しぶりに、他サイト様へのレスポンス記事です。
このサイトは2002年7月に開設しましたが、当時の流れを直接に汲むコンテンツは、今や日誌しか残っていません。
それは様々な事情でテキストコンテンツを公開しては削除していった結果なのですが、サイトの根本的な方向性という点では、実はあまり変わっていない……少なくとも、管理人としてはそのつもりで今も運営しています。

周囲の状況が変わったのは、2004年頃に「ブログ」と「Wikipedia日本語版」がほぼ同時に台頭してきてからですね。
従来は多くのサイトに分散していた情報がWikipediaに集約された――掲示板をちょっと大袈裟にした程度の感覚で“持ちネタ”を発信できるようになったことで、新規参入者が「自分のサイト」を持つ意味が薄れました。
また、それまではサイト管理者の特権だった「自前の情報発信」が、ブログというツールによっても容易になったのは誰もが知るところです。

ただ、私ははっきり言ってこの波に乗り遅れており――というか乗り切れていません。
ブログ化(2005年)といってもタグ手打ち&自サイト内設置でコメントもトラックバックも想定しない日誌ばかり書いていますし(^_^;)、各種コンテンツはいまだにHTML直打ちに拘り続けています。
これは、光希桃さんの言われている、

そんなわけで、自分はそういう一過性の日記も書くけど、(必要な人はそんなに多くないかも知れないけど)自分以外の誰かが楽したり得したり、誰かの役に立ったりするかも知れない、そういうものを提供したい気持ちをそれなりに持っている。

という思いそのものなんですよね。
うちのサイトの情報で誰が得をするのかは確かに謎だったりしますが(^_^;)、様々な情報(特にテキスト系コンテンツ)を、最新の情報が入れば更新できる状態にしておくことには、それなりの意味があると思うのです。
せっかく集めた情報は、“過去ログ”ではなく、“蓄積の最新形態”として公開したい。

例えば、“アニメ番組の放映に影響を与えた緊急報道”のような情報を、Wikipediaで2~3時間かけて集めた10件程度の情報量でブログのエントリにするだけなら誰でも出来ます。しかし、そのエントリが更新されるのは、おそらく公開後1週間まででしょう。(コメント欄に追加情報が寄せられる期間)
もちろん、RSSとかはてなブックマークのようなツールを介して、公開されたエントリの存在は広く知らされますから、そういう調査をしてエントリを上げること自体は非常に有意義です。情報の普及力でいえば、うちのサイトでひっそり公開するのとは比べ物になりません(^_^;)

しかし、2002年当時の価値観をそのまま引きずっている私としては、「せっかく作ったのなら、できる範囲で更新しようよ」と思ってしまうわけです。
そのエントリが注目されたのは、今まで「少し気になってたけど、みんな自分では調べなかった情報」だからでしょう。
今この数日間の一過性で終わるのではなく、1ヶ月後に興味を持った人、1年後に興味を持った人、3年後、5年後……と、未来の時間軸に対しても意味を持つデータ。
更新して情報量を増やしたり情報の精度を上げる(つまりコンテンツを育てる)ことで、時間が経っても鮮度を保っていられる「普遍的な情報」が、あっさりと“過去ログ”という「一過性のネタ」で済まされてしまうのは、もったいないなぁと。

私の場合、日誌でも多少ながらこの「普遍的な情報」を意識しています。
最近の日誌で言えば、8/1の『名探偵コナン』EDがノンテロップだった件6/6の『名探偵コナン』デジタルリマスター版のEDクレジットの解釈3/23『名探偵コナン』の各種告知の在り方といったところ。(見事に番組が偏ってますね…)
データそのものは一過性で新しくならないものの、「2009年8月1日の『名探偵コナン』はEDクレジットがなかった」という情報自体は書き留めておく価値があるはずです。

アニメ雑感を animei.info のドメインから切り離したのは、この辺に限界を感じたためです。
いろいろと試行錯誤して、“200x年当時にアニメを見て感じたこと”という情報に残す価値を与えようとしてみたものの、うまくいかず、うちのサイトとしては浮いた存在のままでした。
うちの場合、「毎週放映される殆どのアニメを見てる」とか「各話の細かいクレジットデータを掲載している」といった付加価値はありませんし、考察で読者を呼べるほど一つの作品にのめり込む性分でもない。それどころか、「そもそもこのアニメの感想を読める人がいるのか?」的な作品の割合が年々上がってましたので(^_^;)
ただそれでも、読まれるかどうかは別問題の自己顕示欲で、自分用の感想メモ(光希桃さんの言う自分しかいらないものならローカルでいい。の産物)の中から表に出したいものが出てくるのも事実なので、「サイトとは直接には関係ないもの」として続けようと考えた結果が外部ブログ化でした。

午前4時台という変な時間にこれを書いてるので、イマイチ言いたいことがうまく言葉になりませんけれども、そろそろまとめを。(光希桃さんの記事の何か重要な箇所に反応し忘れてる気がするのに、何も思いつかない…)
90年代半ばからサイトを運営されている光希桃さんと、2002年発の私とではまた見方が異なっているかも知れませんが。
光希桃さんの言われるブログの気持ち悪さは、「サイトは育てるもの」という自前サイト世代の価値観が通用しない所にあるように思います。
ブログだって時間とともに大きくなるという意味で育ってはいるんですが、その過程で生まれた情報(エントリ)が、「育った後」に参照されることはありません。
これが、自前サイト、特にデータベース的な情報を蓄積するサイトとの決定的な違いかな、と。
「どんな情報でも揃ってるファンサイト」「その分野で誰もが知る大手サイト」に代表される、提供される情報の有用性のもとに人が集まりブックマーク(お気に入り登録)される形態を見据えてウェブ運営・閲覧をしていると、ブログのつかみ所のなさは「気持ち悪い」と感じます。

最後に。
私の場合、視聴番組数を極端に絞るため、「MOON PHASEさんのアニメ新番組リストを自分用に並べ替えて抽出するExcelブック」は結果的に不要になってしまいますね……。
秋の新番組も、『KIDDY GIRL-AND』の視聴可能が確定したので、ここ(@放映開始予定の番組)に挙げているもので打ち止めです。
あと、「基本的に見られない番組の方が例外」な関東と違って、「視聴可能かどうか五分五分」の環境でずっとやっていたので、新番組情報といえば真っ先にネット局(ついでに放映枠)を見る癖がついてしまってます。(サイトでやってるコンテンツの影響もあるかな?)
そのため、後からあらためて「見る予定のあの番組は、ええと何チャンネルの何曜日の…?」という手順にはならない、というのがあります。
まあ、いずれにしても私に特有の事情なので、関東や関西で新作を10本20本と見る方々がどうやって情報を処理しているのか、確かにお聞きしてみたい話です……。


トップページに、最新の日誌を表示するようにしてみました。
かなり縦に長くなりますが、サイドバー部分に各コンテンツへのリンクはあるので、あまり不便にはならないかと……。
不評なようでしたらすぐにやめます。

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運営日誌(2009/09/03 木)

2009/09/03木曜

当サイトのトップページのリンクでもご紹介している藤子アニメだいすき!を運営される、あるばたいんさんが、8月31日に亡くなられました。(高畑★SAN 魔美的 偶然日記さん)
私の場合はウェブ上での主なテーマの土俵が異なることもあって、直接にメールのやりとりや掲示板・ブログでの交流・意見交換をした機会は数えるほどでしたが(もちろんオフでお会いすることもありませんでした)、頻繁に更新されるブログは何年もの間ずっと楽しく拝見しておりました。
そのブログが突然更新ストップし、さらに休止宣言となって心配はしていたのですが、まさか休止したまま戻って来られないことになるとは……。
いまだ信じられないというか……明日も明後日も、ブログにアクセスして「まだ復帰されないのかな」と一瞬思ってから、もう更新されないことにあらためて気付かされるのかも知れません。
心よりご冥福をお祈りいたします。


初めてインターネットに触れてから、そろそろ10年になろうかという身ですが、(一方的に見ていただけとはいえ)ネット上でよく知っている方の訃報を聞くのは、これが初めてのように思います。
それほど深く考えたことはありませんでしたが、これってやはり恐いことですよね。

ご本人の都合でサイトの更新やブログの書き込みが途切れることはよくありますし、そのままお名前を見かけなくなったり疎遠になった方も多くあります。
もちろん、その大半は生活環境の変化やサイト更新意欲の低下に伴うものであり、交流が薄れることに寂しいとは感じつつも、自分自身もサイト更新に手がつかないような状況にいつなるか分からないですから、「仕方ない」と思うだけに留まります。
もし、親しくさせていただいた方やよくサイトを利用させていただいた方の、更新停止や書き込みがなくなった理由が「亡くなられたから」だとか「重大な事件・事故に巻き込まれたから」であってもそれを知る機会さえなく、死を悼むこともできず、「仕方ない」で済ませてしまうというのは……。
また一方で、私の身に何かあったときのことを考えても、やはり事が起こってからではネット上の知り合いの方にそれを知らせる方法がないわけで。

どれだけ考えても結論の出ない話ですけれども。
そんな不安定な交流でありながら、あるばたいんさんに、こうして胸の前で手を合わせることができたことは、(勝手な自己満足ではありますが)せめてもの救いとなった気がしています。

【コメント】
1: no name (09/07 01:59)
私もブックマークなどを整理していると、Forbidden と表記されサイトが見れないときにはなんともいえない気持ちになります。ネット上のコミュニケーションも考えさせられることが多々ありますよね。
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運営日誌(2009/08/23 日)

2009/08/23日曜

暫く何も更新ができていなかったので、この時期にいつも思うことを書いて記事にします。
長文の割に結論は平凡なのですが、一アニメファンの思考回路として見ていただければと思います。

>>外国人も呆れる"エセチャリティ"『24時間テレビ』最大の過ちとは

もはや夏の風物詩として定着した『24時間テレビ 愛は地球を救う』。今年で32年目を迎えて募金総額は272億円にのぼるが、一方で毎年お約束のように囁かれるのが「チャリティ番組なのに出演者にギャラが出るってどうよ?」という素朴な疑問だ。

mixiニュースにも記事が取り上げられ、かなりの反響があるようです。(mixiでは、ニュース記事へのトラックバックのような形で参加者がエントリを立ち上げるシステムがある)
この記事そのものは、チャリティ番組で出演料が発生することの是非を問うものですが、mixi参加者のコメントの中には、従来より『24時間テレビ』のチャリティ手法を偽善的だと考えており、この記事へのコメントとしてその批判を展開する方も少なからずおられました。

話を整理しておきますと、日本テレビの『24時間テレビ』はご存知のようにチャリティと銘打った番組であり、特にある時期からチャリティ・慈善事業に特化した番組作りが目立つようになりました。
一方で上記記事にもある通り、出演者にギャランティが発生するという噂が絶えなかったり、日本テレビ側にも多くの収入を伴う企画でもあることから(噂レベルでは寄付額より制作費の方が高いという話もある)、「偽善である」という見方もなされています。

アニメファンの私としては、これで思い出すのが『私のあしながおじさん』なんですよね……と、これだけで私が何を言いたいのか分かる方は、かなりの世界名作劇場フリークでしょう。
『私のあしながおじさん』は20世紀初頭のアメリカを舞台とし、孤児院で育った少女・ジュディが、顔も名前も知らない慈善家の援助でハイスクール(原作ではカレッジ)へ進学するという設定で、そこで過ごす青春時代を描いた物語です。
ピンと来ない方は、『ガラスの仮面』の“紫のバラの人”のような設定と理解していただいても構いません(^_^;)

そのジュディですが、幼少時代の自分の服装が同級生から寄付として回ってきた“お下がり”だったり、教会での慈善活動を“満足そうに”行うお金持ちの姿に不信感を覚えるといった経験をしています。
これが最も端的に表れているのが、第7話「金貨の上手な使いみち」における、慈善箱を巡っての以下のようなやりとり。

ジュリア
「貧しい人達へ分け与えるのは私達の義務じゃなくって? 聖書の中に貧しき者、常に汝らと共にありという言葉があったわ。貧しい者がこの世にあるのは我々が常に慈善を行わせる為の神の意志であると教わったわ」

ジュディ
「何ですってぇ~ それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ為に生まれて来たって言う事じゃない。お金持ちが慈善を施す為に必要だから神様がお作りになったわけ? 何かの間違いよそんなの。それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ家畜と同じじゃないの」

★セリフは世界名作劇場 - 私のあしながおじさん - ストーリー詳細より。
★「ジュリア」はジュディのルームメイト(同級生)で、名家の令嬢。

こうしたジュディの考え方はシリーズ前半を通して何度か登場し、そのたびに疑問を提示したまま終わるというパターンが繰り返されます。
転機が訪れるのが、第18話「感謝祭への招待状」、第19話「友よ、ともに歌わん」の前後編エピソードになります。
ジュディの友人・サリーは、学園の感謝祭に地元孤児院の子供たちを招待する計画を立てるものの、孤児たちが見世物にさせること等を憂慮するジュディは気が乗りません。
ところが、招待する予定の孤児院を視察したサリーとジュリアは、想像以上に酷い生活環境に絶句し、「招待する自信がなくなった」として計画を取り下げます。
そうした経緯のあった後、一人で孤児院を訪れたジュディと、そこで子供たちの世話をするメアリー先生のセリフです。

メアリー先生
「(……)でもだからと言っていつまでも暗い孤児院に一生隠れているわけにはいかないのです。いつかは世の中に出て行かなければならないのです。厳しい世間の目から決して逃げてはいけない、私はそう教育しています。みんな好きで孤児になったわけではありません。でも現実は孤児なんです。孤児は裕福な人の目に触れずどこかにひっそりと暮していればいいとお考えですか? 本当に慈善の心から差し出された寄付も、お金持ちの虚栄心を満足させるほどこしも、子供達の次の一歩に役立つという意味では同じお金なんです。それは社会に出て働く事かもしれませんし、高校進学かもしれません。だからキャンパスを見せてやりたいんです」

今回の『24時間テレビ』を巡る思案に関わるのは、下線を当てた部分です。
ギャランティ疑惑などは事実なのかどうかには拘りませんし、この番組が「偽善である」とする考え方の是非に意見するほどの情報を私は持ち合わせていません。
ただ、この『私のあしながおじさん』のエピソードに感銘を受けた身としては、「仮に偽善だとしても、それで必要な慈善活動が行えるならやれば良い」という思いを強く持っています。
まあ、テンプレート通りの“泣かせる演出”の繰り返しという構成は、(テレビ番組としては)ハッキリ言って面白くないとは思いますけれども(^_^;)
営利企業として自分たちが寄付金を出すつもりはないけれども、通常通りに出演料を払って番組を作って、その結果として集まった寄付金は慈善活動に役立てます……という手法は、道義的に最善ではないにしても、それなりに評価はされて良いと思う次第です。

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運営日誌(2009/08/02 日)

2009/08/02日曜

8月1日放映の『名探偵コナン』(読売テレビ)において、EDのクレジット(スタッフロール)が表示されない状態で番組が放映されました。
昨年には『BLEACH』でも同じような放映事故があり、こちらは週遅れ放映の局では修正されていたようです。
しかし、今回は週末であることが災いして修正する余裕がなかったのか、『名探偵コナン』を1日遅れ(日曜09:30-10:00枠)で放映しているテレビ大分でもノンクレジットのままオンエアされてしまいました。

通常表示される歌詞テロップもなかったことから、完全に素材映像のまま放映してしまったことになります。
さらに、『名探偵コナン』のEDでは毎回一部に本編映像を流用する箇所があり、この映像流用は今回も普通に入っていました。
つまり、誤ってEDを付け間違えた(素材用のノンクレジットを使ってしまった)という単純ミスの可能性は低く、クレジットを入れることをすっかり忘れたまま放映してしまったことになります。
現代のテレビ番組、ましてバックアップのしっかりしている全国ネット番組で、そんなことってあるんでしょうかね(^_^;)

さて、この回に関する今後ですが。
まず、1ヶ月ほど遅れて『名探偵コナン』を放映しているテレビ宮崎があり、その後はDVD化となるはずです。
『名探偵コナン』といえば、本放映時の誤植がVHS・DVD・デジタルリマスター再放映で直っていない(第11話)ケースがありました。
また、第259話「シカゴから来た男(後編)」では、この回から変更になったOP用のアニメーションが間に合わなかったのか、前回(前編)の映像の再編集にスタッフクレジットを載せて、画面右上に“シカゴから来た男(前編)より”という局出しテロップを表示する形式でしたが、これも局出しテロップごとVHS・DVDには収録されています。(番組初期は前後編の後編で前回の映像を使っていたが、2001年当時は既に廃止されていた)
今回、さすがにノンクレジットのまま収録することはないと思うのですが、とりあえずテレビ宮崎での放映がどうなるのかで判断できそうです。(確認手段がありませんけど…)

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運営日誌(2009/06/07 日)

2009/06/07日曜

今週(6日)の読売テレビ『名探偵コナン』は、1996年1月29日放映の第4話「大都会暗号マップ事件」の再放映(デジタルリマスター版)でした。
1996年1月8日に始まった『名探偵コナン』では、番組の長期化に伴って2003年秋以降に通常の全国ネット枠でも再放映をたびたび行うようになりました。
当初は1時間・2時間スペシャルを主題歌だけ差し替えて(または主題歌まで本放映当時のままで)再放映する形式が中心であり、2007年からは3話完結編を1時間番組に再編集するパターンも登場しました。
いずれにしても1時間スペシャルということで、どうせ話の細かい内容なんて忘れてる私のような視聴者(^_^;)にとっては、再放映といえども通常の30分枠よりも楽しみな回だったわけです。

ところが、今年4月から全国ネット枠ごと土曜18:00-18:30枠に移動した(テレビ大分のみ別時間)関係で、今後は新作・再放映ともスペシャル編成は厳しくなったかな?というのが正直なところですね。
まあ、18:30-19:00枠の『満点★青空レストラン』も30分番組なので、1時間スペシャルはやろうと思えばできるでしょうが、そうすると今度は『名探偵コナン』の放映自体がない週が増えることになり……ゴールデン帯時代の視聴率低下→放映回数減少のサイクルで事が回っていたのを考えると、下手に特番だったり休止だったりするのも考えものだと思います。

そして、今週が第4話の再放映だったように、従来にはなかったパターンである“過去の通常30分枠の回を全国ネットで再放映する”ケースが、枠移動後のこの短期間でも目立って増えました。
具体的には、枠移動初回の4月4日は第1話「ジェットコースター殺人事件」(1996年1月8日放映)、4月11日は第2話「資産家令嬢誘拐事件」(同1月15日放映)で、新作7本を挟んで今週が第4話、再び新作2本の後、6月27日は第12話「歩美ちゃん誘拐事件」(同年4月15日放映)が予定されています。(4回いずれも、導入用に若干の新作パートあり)
再放映が増えた事情として、個人的には枠移動や不況でスポンサー広告料が減ったのでは?と予想していますが、まあアニメ番組の場合は1本あたりの制作費を削るにも限界がありますから、防衛策として過去の“自信作”で勝負するのは、十分にアリだと思っています。

また、全国ネットの再放映回では、OP・EDは現在の主題歌に差し替えられる場合が圧倒的に多くなっています。
その際、通常の新作アニメ番組では同じものを使い回している(使い回せる)OPのクレジットも、当時のものに差し替えているんですよね。
例えば今週の第4話では、1996年の本放映当時のスタッフがクレジットされ、当時“よみうりテレビ”と表記されていた部分(プロデューサーの所属表記や制作クレジット)は“ytv”となっていました。
なお、前述の3話完結シリーズを1時間に再編集した場合や、本格的な新作パートが追加された回では、本放映当時のスタッフ+現行スタッフの連名という形を取ったケースもあります。(似たようなケースで『ドラえもん』旧シリーズのときは、OPクレジットは新作部分のメインスタッフだったと思います)
いずれにしても、現在は『名探偵コナン』から完全に離れたスタッフや会社の名前が新作OP映像に乗っかっているという珍しいものが見られますし、デジタル制作のOPに“監督;こだま兼嗣”の組み合わせにはつい感慨を覚えてしまいます。

ここからようやく本題。
その回のスタッフを表示するEDクレジットは当然ながら当時と同じ名前が掲載されることになりますが、“デジタルリマスター特別編集版”に携わった現行スタッフのクレジットが載るなど目立った違いがあります。
また、番組当初は主人公の役名を“コナン;高山みなみ”とクレジットしていたのが、1997年半ばから“江戸川コナン:高山みなみ”が混在するようになり、ほどなくして“江戸川コナン”に統一されていった経緯がありました。
本来の第4話“コナン”でしたが、今回の再放映ではここが“江戸川コナン”に改められています。

しかし今回、個人的にそれよりも目を引いたのは、“絵コンテ/演出:越智浩仁”とクレジットされていたことでした。
『名探偵コナン』を見ている方はご存知だと思いますが、現在の監督である於地紘仁さんの旧名義です。
今回、OPクレジットの監督はこだま兼嗣さんのみの掲載でしたが、EDでは前述のデジタルリマスター特別編集版スタッフとして“於地紘仁”の名前があることから、同一人物が同じ回に別の名前でクレジットされていたことになります。
何らかの必要があってこうした措置が執られることは他のアニメでもありますが、今回は単純に含むところのない改名なので、ちょっと「?」という感じなんですよね。
もちろんクレジットを入れ直すといっても、既にアニメ業界から離れた方もおられるので全ての名義変更を反映させる必要はないでしょうが、今度の件は現在も引き続き『名探偵コナン』の中心スタッフとして関わっている人物なだけに、ここは修正してもおかしくないと思う次第で。
実際、吉田歩美役の岩居由希子さん(1996年当時の名義は岩井由希子)は、現在の芸名でクレジットされていたわけで、こういった長寿番組特有の事情でも、スタッフよりキャストの方が優先なのかな?……などと、現在進行形で過去の『名探偵コナン』を見返しつつスタッフデータを集めている私としては、腑に落ちないような複雑な思いもあります。

もっとも腑に落ちないと言うなら、なぜ今になって「大都会暗号マップ事件」なのか?という根本的なところが一番ですけど(^_^;)
長期放映に落ち着く以前、つまり最初の1年分くらいは、メインキャラクターの性格設定や作品の雰囲気が違いすぎて、当時のことを知っている私が見ても非常に違和感があります。
今回、再放映であることは一目瞭然としても、制作された年代など詳しい説明はなかったので、事情に詳しくない視聴者はかなり戸惑ったのではないでしょうか。
そう考えると、『ドラえもん』が時期によっては「新作」と「10年以上前の旧作」を毎週セットで放映して当たり前のように受け入れられていたのが、とても凄いことなのだと実感されます。

【コメント】
1: 智 (06/08 09:58)
初めまして、最近のコナンのリマスター傑作選が多いのは恐らく裏のメジャーへの配慮だと思うのですが
2: 加嶋 (06/09 23:50)
>>智さん
>>最近のコナンのリマスター傑作選が多いのは恐らく裏のメジャーへの配慮だと思うのですが

再放映とはいっても「名探偵コナン」を通常通り放映していることには変わりありませんし、第2話を放映した4月11日は17:30-18:00枠で「メジャー」とは被らない時間帯でした。
この辺のことを考えると、裏番組についてはあまり関係ないのではないか、と個人的には思っています。

また、読売テレビ公式サイト内・諏訪道彦プロデューサーの日記によると、
>>基本的には当然新作をお届けしていくわけですが、コナンも放送から14年目になるので、その時代に触れていない視聴者のためにも、年に数本懐かしくも優れた名作をお届けしていく事にしています。

としており、6月(メジャーが終了する)までの暫定的な措置ではなく、長いスパンでこうした再放映を行っていく予定があるように読めます。

何より、サンデー的に一刻も早く状況の改善を図りたいのは、「メジャー」よりも「名探偵コナン」の方だと思うんですよね(^_^;)
3: おおはた (06/11 02:03)
 大山時代の『ドラえもん』は、おっしゃる通りOPクレジットは新作分のスタッフのみでした。
 それは別にいいのですが、EDで再放送分の情報が非常に少ないのは、データを取っている者としては困りものでした。何しろ、個人名が出るのは脚本・コンテのみで、作画は担当会社名のみ、さらに声優は一切名前が出ないので、ゲスト声優は声で判別できないとお手上げでした。
 大山ドラの再放送スタッフ表示は細かく突っ込んでいくと、なかなか奥が深いのですが、これはいずれ自分のサイトで紹介しようと思っています(と、宣伝)。
 現在は、『ドラえもん』も状況は改善されていて、特番で再放送が入った場合、新作と同じ扱いで各話のスタッフは表示されていますが、特番の場合は原画を一画面でまとめて表示する場合が多いので、新作と再放送のスタッフが混じってしまい、これはこれで困ります。声優は役名で判別できますが、ゲスト声優でも昨年大晦日の桑島法子と大川透のように、新作・再放送の両方に出ている場合がありますね。

 それにしても、私はずっと『ドラえもん』は新作+再放送の組み合わせが当然と思って20年以上観てきましたが、あらためて振り返ると、ゴールデンタイムの番組が毎週半分は再放送というのは、かなり大胆なことでしたね。この再放送があったからこそ、多くのエピソードが世代を越えて知られているのでしょうけど。
4: 加嶋 (06/12 22:24)
>>おおはたさん
>>EDで再放送分の情報が非常に少ないのは、データを取っている者としては困りものでした。

この辺が、1回2本立ての『ドラえもん』のテレビ番組としての長所であると同時に、アニメファンの立場からすると難点でもありますね。
おっしゃるように、新作1本+旧作1本の編成は、全話ビデオソフト化がなされていない『ドラえもん』でも世代を超えて作品を見ることができる、非常に優れたシステムだったと思います。
そして、なまじ「新作1本」が加わるために、アニメファンがチェックするクレジットが中途半端なことになる、という……。
おそらく、まだクレジットに関する細かい意識がなかった1979年当時(日曜日の再放映版)から始まった流れが、なんとなく2005年まで続いてしまったのだと思いますが……。

いずれにしても、テレビ番組が安定したフォーマットで放映でき、また何週も続けて特番で潰れることのなかった時代ならではの産物という気もしています。
現在放映中の新シリーズでは30分1本立ての回や前後編構成の話があるうえ、回によってAパートとBパートの尺が異なるので、以前のような放映システムは将来的にも難しいでしょう。

>>現在は、『ドラえもん』も状況は改善されていて、特番で再放送が入った場合、新作と同じ扱いで各話のスタッフは表示されていますが、特番の場合は原画を一画面でまとめて表示する場合が多いので、新作と再放送のスタッフが混じってしまい、これはこれで困ります。

そういえばこれ、私も以前から気になっていました。
各短編のスタッフに加えて、おそらくブリッジアニメ部分の担当者も含まれているので……。
将来的に、シンエイ動画内でも「どの回を誰が作ったのか、資料を紛失して分からない」なんてことにならなければ、と余計な心配をしています(^_^;)

>>声優は役名で判別できますが、ゲスト声優でも昨年大晦日の桑島法子と大川透のように、新作・再放送の両方に出ている場合がありますね。

私は「地底の国探検(後編)」を本放映当時に見逃しており、割と真剣に見ていたので(まあ真剣に見るほどの内容ではありませんでしたけど…)、尚のこと妙な気分だったのを思い出します。
今にして思えば、キャストが新作「ゆうれい城へひっこし」と被っているうえ、内容的にも通常と異なる世界観の長編冒険物が重なってしまい、いろいろとアンバランスだった感じです。
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