2009年11月15日 8時58分更新
長崎県佐世保市の観光施設ハウステンボスの支援を巡って、旅行会社のエイチ・アイ・エスが施設の運営に関心を示していることが関係者の話でわかりました。
ハウステンボスを巡っては、福岡の大手企業7社が、佐世保市の要請を受けて支援するかどうかも含めた検討を進めていて、各社の担当者でつくるプロジェクトチームが13日、事務レベルでの検討結果をまとめています。
こうした検討が進められる一方で、東京に本社がある旅行会社エイチ・アイ・エスが、ハウステンボスの運営に関心を示していることが関係者の話でわかりました。
事務レベルでの検討では、施設の営業規模を「現状維持」とする案から「大幅に縮小する」とした案まで複数の案が盛り込まれているということですが、施設の運営主体の確保が大きな課題となっています。
エイチ・アイ・エスが関心を示していることについて関係者からは「観光客の誘致が期待できる」などとして歓迎する声も出ていて、プロジェクトチームに参加した福岡の大手企業7社は、こうした状況も踏まえながら、社長や会長レベルの会合で、支援策についてさらに検討を進めるものとみられます。