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話題のCMの制作舞台裏を紹介! CM裏話

小池徹平の「レオパレス21」CMに登場した大物俳優・松平健
扮(ふん)するのはなんと…
レオパレス21/キャンペーンCM「早得」編ほか  (2009/10/16更新)
 小池徹平がイメージキャラクターを務める「レオパレス21」のCMに、今回、小池と共に新・看板キャラクターが登場した。格子模様の黄色い着物にげたを履き、竹ぼうきを持ってとぼけた顔で家の前の道路を掃除する、漫画家・赤塚不二夫の代表作「天才バカボン」の“レレレのおじさん”をモチーフにした“レオパレスのおじさん。キャスティングされたのはなんと、本家“レレレのおじさん”のイメージとは、程遠い大物俳優・松平健。


 CMの舞台は、架空の住宅街、赤塚区レレレ町。第1弾「賃貸」編では、「お住まいお探しですか?レレレのレ」とつぶやきながら掃除をしている“レオパレスのおじさん”。道行く人に「お探しですか?」、「お探しですか?」と声を掛けるが、誰もが立ち止まらずそのまま素通りされてしまうというもの。そして第2弾「早得」編は、高校3年生の小池が友人とカフェで大学について話をしている。受かった大学を問われた小池は「バカ田大学」と答える。あのバカボンのパパの母校である。「すげえ、バカ大か!…あ、でも遠くね?」。カフェの大きな窓の外では道路を掃いている“レオパレスのおじさん”。彼らの会話に耳を傾けている。「春から一人暮らししようと思って」の小池の言葉に“レオパレスのおじさん”はどこから取り出したのか「早得キャンペーン」のボードを持ち、窓越しにアピールする。気付く小池たちだったが、何を言っているのかまったく聞こえない。それでも必死で説明する“レオパレスのおじさん”なのだった。

 撮影は9月中旬、2日間かけて行われた。初日は松平の出演シーンを撮影する。当日、スタッフは期待に胸を膨らませていた。あの大物俳優・松平健が、漫画と同じ衣装に身を包み、登場するからだ。そして“レオパレスのおじさん”が現場入りした瞬間、どよめきにも似た歓声が沸き上がった。松平は監督の演出に応え、「まさか、あの松平さんが」というようなセリフや表情、ポーズを次々とこなしていく。期待以上の松平の演技にスタッフは笑いを抑えるのに必死で、カットがかかった瞬間一同大爆笑だった。控室へ「レレレのレ…」とつぶやきながら戻るほど役に入り込んでいた松平だった。

 一方、小池の撮影日は2日目だった。初日に撮られた松平の“レオパレスのおじさん”をモニターで確認すると「うわっ!めっちゃシブイ!」と声を上げて大ウケしていた。マンガ大好きの小池は「撮影、めっちゃ楽しみにしてんねん」と数日前からマネジャーと話していたというほど。「早得」編の撮影では、窓ガラス越しに説明する松平に対するセリフで「えっ、何?聞こえないよ!言いたいことがあるなら入ってくればいいじゃん!」とアドリブを次々披露していた。

▽広告代理店=電通▽制作会社=太陽企画▽SCD=川端淳一 佐藤義浩▽PL=歓崎浩司 小林大祐▽AD=稲村陽一▽CP=三浦史久 草刈裕▽プロデューサー=横山友昭 磯野泰世 村松賢治▽演出=永井聡



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