さいたま教区部落差別人権委員会主催による『待降節 記念講演会』。
『愛することよりも大切にすることを』
〜キリスト者が部落差別問題にかかわるのはなぜか〜
日時:平成２１年１２月５日（土）
午後１時３０〜
場所:カトリックさいたま教区事務所
二階会議室
講師は、フランシスコ会司祭・本田哲郎が務めるという。
「本田哲郎による『待降節 記念講演会』」、これほどシュールなものがあるであろうか？
カトリックさいたま教区では、絶大な勢力を誇る「本田家」。特に、フランシスコ会管区長まで務めた「本田哲郎」を批判できる者は、教区内には存在しない。
鹿児島教区司教である郡山健次郎司教。ご自身が設置されているサイト『２４時間司教＠Ken's Page』。その『それでも！Ｂｌｏｇ』。
ここでは、２００６年１２月１１日付けで「のんびり・サンデー」（http://sdemo.net/pken/Blog/061211）と題するブログが投稿されている。
その内容は、１２月１０日、鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂で行われた「市民クリスマス」の様子を伝えるもの。
特に、フランシスコ会司祭本田哲郎神父の話を「思わずギョッ！神父さんがますます先鋭化してしているのが少し怖かった。」との司教のご感想が紹介されている。
『ノムさんの時事短評』では、「日本カトリック正義と平和協議会『２００８全国大会』報告』の第３回として、『本田哲郎神父』（http://www.nomusan.com/matome/seiheikyou2008.html）がアップされている。
今年は、１１月２９日（＝待降節第１主日）から始まる待降節。
我々信徒は、まず、神の子の第一の来臨を追憶する降誕の祭典のための準備期間として、そして、同時に、その追憶を通して、終末におけるキリストの第二の来臨の待望へと心を向ける期間として、「愛と喜びに包まれた待望の時」を過ごすのである。そのような時期に本田哲郎の話は適当なのであろうか、大いに疑問である。
「我らの主イエズス・キリストは、聖母マリアがローマ兵にレイプされた結果、産まれたこどもである」とは、当教会の婦人会のおばあさん、おばさんたちは、認めることができる話とは到底思えないのであるが……。
