岡ノ谷一夫さん (理化学研究所脳科学総合研究センター「生物言語研究チーム」チームリーダー)
岡ノ谷一夫さん
2009年10月25日放送 動物の心が知りたかった
2009年11月8日放送 研究とリーダーシップ

文法のある歌を歌う「ジュウシマツ」。20種類近い泣き声を使って、社会的な協力を行う珍獣「ハダカデバネズミ」。 岡ノ谷さんは動物の音声コミュニケーションの研究を手掛かりに、ヒトの「ことば」の起源を探ってきました。 元々は「動物が何を考えているのか、その心を知りたくて」始まった研究ですが、手がける分野は広がり、ヒトの「怒り」「喜び」「悲しみ」といった情動を研究する科学技術振興機構の新しいプロジェクトも始まっています。 研究の内容だけでなく、自身の若い頃の挫折体験や、若い研究者たちを率いるリーダーとしてのエピソードなどにも話は広がってゆきます。


松田道生さん (野鳥研究家)
松田道生さん
2009年10月11日放送 カラスは面白い!

生ゴミを漁って散らかし、時には人を襲うカラス。 しかし、身近な割にきちんと研究した人は少なく、その生態は知られていません。 目と足を駆使して都会のカラスを観察し、「カラスはなぜ東京が好きなのか」などの著書もある松田さんに、定説を覆し、誤解を解いてもらいます。 カラスの面白さを探っていくと、「野生動物とのつきあい方」が見えてくるかもしれません。