K-1の大成敦ルールディレクター(42)が13日、都内で、角田信朗レフェリー(48)を11日付で3カ月間の業務停止処分にしたと発表した。
問題とされたのは、K-1ワールドMAXの10・26横浜アリーナ大会における武田幸三-アルバート・クラウス戦。武田にダウンを宣告せず、続けさせたとも見えるレフェリングには、K-1公式サイトなどに批判が多数、寄せられた。
審判団は10月30日までに意見を集約し、K-1ではレフェリーの判断を最優先とすること、武田に重大なダメージがないことを理由にレフェリングに関しては不問。「レフェリーの判断と、視聴者や観客の考えるダメージに大きく隔たりがあり混乱をきたした」(大成氏)ことを理由に、今回の処分を下した。
(2009年11月13日)