明日への活力になる
僕は、2冊の本を書いた一人の作家として嬉しいことが二つあります。その一つ目は、朝の辛い通勤電車の中、回りにいる人の中で誰かが僕の本を読んでくれていること。これは本当に幸せな感じなんだけど、実は、まだ経験したことがありません。なぜか、みんな僕の知らない本ばかり読んでいるんだよね。笑

二つ目は、どこかの機会で僕の本を愛読書だと言ってくれる人がいること。これは、最近経験して、とても嬉しかったことです。愛読書にしてくれたうちの一人、J-WaveのNissan CandyBandyのナビゲータである、高城剛さんの番組に出演することになりました。高城さんは目線が広くて、ものすごく面白い人です。現在、僕が東京大学でやっている「インフラフリー」も含めた、いろいろな話をし楽しい時間はあっという間に終わりました。偶然にも、彼はいま沖縄で建ててる新築があり、それはインフラに依存しない形で考えているそうで、すっかり意気投合。今度、沖縄にもお邪魔することになりました。

高城剛さん、日焼けしててカッコイイですね。オンエア−は、2月10日18時から、J−waveです!

高城さんのような方は、僕の研究分野では、なかなか出会わない方です。本を出版するといった新たしい分野での活動は、こうして人との出会いを生んでくれ、日常では得がたい経験をさせてくれます。昨年出版した2冊の本のお陰で、僕は様々な人と知り合いになり、自分の世界観も広がりました。今年のスケジュールでは、年末にインフラフリーシンポジウムを中心にした本が、ヨーロッパの出版社から出る予定になっています。並行して、インフラフリー研究に関する本を日本でも出版できるように打ち合わせがすすんでいます。

これで、もっといろいろな世界の人とのつながりもできるだろうと楽しみにしています。今年は、きっと楽しいことがいっぱい起きるし、起こしていこう、と思っています。時々、毎日あまりに忙しくても疲れてしまうこともあるけれど、頑張ったことへの結果が出る中で、全ての疲れがとれ、明日への活力になっていきますね。

確かに、これは、、、、と思う、辛い時もあると思うけど、みなさんも自分の目的にちゃんと頑張って向き合っていってください。
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