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“大阪市に寝かされていたロマネ”150万円で落札

 「ロマネ・コンティ1921」が150万円、「シャトー・ペトリュス1949」が98万円に――。大阪市が所有していた高級ワインの入札会が14日、同市住之江区で開かれ、ビンテージワインなど155本が購入額の565万円の2倍以上となる総額約1210万円で落札された。

 市の担当者は「購入価格を上回りほっとした。市民に還元したい」と話し、売却を監修したソムリエ岡昌治さんは「市場よりやや安いが、それなりの評価では」と語った。

 市によると、入札には愛好家ら22人と9業者が参加。最高額のロマネは購入価格約60万円の約2・5倍で九州の酒類販売業者が落札した。出品されたうち2本は入札がなかった。

 数本を落札したという大阪市の男性(33)は「市場に出ていないレアものがたくさんあった。税金で買うのは疑問があるが、手に入れられてよかった」と苦笑した。

 ワインは、同市住之江区に1995年に開館した施設内のワインミュージアムでの展示用に一括購入。しかし施設は入場者数の低迷で休館し、ワインは貯蔵庫で保管されたままになっていた。

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