2009.9.10

フジテレビ開局50周年企画
『わが家の歴史』

三谷幸喜
三谷幸喜

三谷幸喜 脚本!
そして
超豪華オールスターキャスト!

フジテレビ50周年企画のトリを飾るのは
史上最強のスペシャルドラマ

【http://www.fujitv.co.jp/wagaya/】

<2010年春 三夜連続放送!>


 2010年春、三谷幸喜書き下ろしのスペシャルドラマ『わが家の歴史』が放送されることが決定した。3夜連続放送、トータル8時間の超大型企画として、『フジテレビ開局50周年企画』のトリを飾る。ドラマのテーマは「家族」。昭和2年から昭和39年までの激動の時代を、底抜けの明るさとバイタリティで生き抜いたある家族の物語を、笑いと感動を満載で描く。
 出演者は、かつてない豪華な顔ぶれ。柴咲コウ、佐藤浩市、松本潤、佐藤隆太、堀北真希、榮倉奈々、長澤まさみ、大泉洋、天海祐希、富司純子、西田敏行、というゴールデンタイムの連続ドラマの主役級が一堂に会し、大家族を演じる。見たこともない華麗な一家の誕生である。三谷作品らしく、登場人物が皆、個性的な愛すべきキャラクターで、それぞれにドラマがある。この多彩な出演者たちがそろってどんな家族を演じるのかぜひご期待いただきたい。そして、ナレーションは役所広司。自分の家族の歴史を語る形でドラマを進めていく。

柴咲コウ
柴咲コウ

佐藤浩市
佐藤浩市

佐藤隆太
佐藤隆太

堀北真希
堀北真希

榮倉奈々
榮倉奈々

長澤まさみ
長澤まさみ

大泉洋
大泉 洋

天海祐希
天海祐希

富司純子
富司純子

西田敏行
西田敏行

 さらにこのドラマは、一家の目線で壮大な昭和史も描く。ドラマの中で一家は、30件以上の歴史的な出来事・事件(第二次世界大戦、天皇巡幸、帝銀事件、洞爺丸事故、東京タワー竣工、安保闘争、新幹線開通、東京オリンピック…)に遭遇し、そして20人以上の実在の時代の寵児(吉田茂、美空ひばり、手塚治虫、力道山、遠藤周作、古川ロッパ、榎本健一、糸川英夫…)に出会っていく。もちろんこの著名人たちを演じるゲスト陣も驚きの豪華キャストを準備中だ。旬の人気タレント、超大物タレント、ベテラン俳優が続々出演することになりそう。
 9月10日にクランクインし、12月までの約3ヶ月をかけて収録する予定で、昭和の風景を求めて、上海をはじめ、九州ほか国内各地でもロケを行っていく。
 とにもかくにも、なにからなにまで前代未聞の規格でお送りする『わが家の歴史』。フジテレビが総力を挙げて制作する史上最強のスペシャルドラマだ。

☆構想4年、放送まで足かけ5年の一大プロジェクトの仕掛け人、大多亮(フジテレビ執行役員)に聞いた企画の経緯、脚本の魅力

開局50周年企画のフィナーレを飾る作品として三谷さんらしい大作を、ということでお願いして、「家族もの」という提案をいただきました。脚本が上がってきて感動しました。名もなき市井の一家族の物語でありながら、ここまで魅力的な作品にできるのは三谷さんならでは。また、この全く架空の家族と実在の著名人がシンクロしていく様が見事で、今まで見たことのないドラマになると確信しました。最高のキャストとスタッフで、最高に面白い作品に仕上げたいと思います。

☆3夜計8時間のドラマの脚本を執筆した三谷幸喜氏コメント

僕にとっては、家族ドラマも昭和の戦後史も初めてのテーマだったので、書くのにとても骨が折れましたが、僕にしか書けない作品になったと思います。この長い物語の中に、笑い、涙、ロマンス、家族愛にサスペンスと、テレビドラマの要素のすべてを詰め込んでみました。まさに50周年にふさわしいドラマになったと自負しています。キャストも信じられないくらい豪華。これほど現場を見学に行くのが楽しみな作品はありません。

☆三谷作品初出演のキャスト陣のコメント

柴咲コウ

三谷さんの作品は常に濃い。今回はそれに関われることになりましたが、ウハウハせずに、良い意味で作品に飲まれ乗っかることができたらいいと思っています。脚本には、読んだだけでは分からない空間がすでに存在していて、それが現場で形になってゆくのだろう、と思い描いています。今回の役・政子に関して今思うことは、自分に弟妹がいたら自分もこういうタイプ(世話役)かな、と共感するところがあります。ただ、政子の根の明るさや強さは、見習いたい点です。役を通じてそういった点を学んでいけたらいいなと思います。

松本 潤

豪華なプロジェクトに参加できることを嬉しく思います。日本の活気があった時代を三谷さんの独特のタッチで描く今作の出来上がりが楽しみです。僕自身は“どうするか”ではなく、“何ができるか”を考えて撮影に臨みたいと思います。素敵なキャストの皆さんと一緒に現場に入れるのが今から楽しみです!

佐藤隆太

ずっと憧れ続けていた、大学の大先輩にあたる三谷さんの作品に参加できることを大変光栄に思っています! 素晴らしい共演者の皆さんの中でお芝居をできる事を思い切り楽しみながら、イキイキとした次男坊を演じたいと思います!!

堀北真希

昭和という時代と、温かい家族の中で大人になっていく波子を演じさせていただくことを楽しみにしています。波子が様々な経験を通して成長していくように、私もこの作品を通して、たくさんのことを感じ、学べるように精一杯頑張りたいと思います。

榮倉奈々

お話をいただいた時から、現場に入るのが楽しみでなりません。初めての経験となる事がたくさん待っていると思いますが、楽しみながら精一杯取り組ませていただきたいです。

長澤まさみ

三谷ファミリーに入れてとてもうれしいです。脚本を読んで、終始、驚きと笑いと感動が絶えない愛のある作品だと思いました。波瀾万丈なゆかりの一生を、一生懸命演じられればと思います。

大泉 洋

大学時代、北海道で演劇に打ち込んでいた自分にとって、三谷幸喜という人物はとんでもない憧れの人でした。今でも何か信じられない感じでして、演劇青年だった大学生の私に、よかったねと言ってあげたい気持ちです。台本を読んで、その面白さに更に感動いたしました。頑張ります!

<ストーリー>

 昭和20年、日本は終戦を迎えた。八女家の7人家族は博多の知り合いの家の六畳一間に居候していた。長女、政子(柴咲コウ)17才は、甲斐性なしの父・時次郎(西田敏行)に代わり、家族の生活を支えている。うれしいときはもちろん、悲しいときにも皆でエノケンの「ベアトリ姐ちゃん」を歌って笑顔を忘れないのが八女家流。極貧生活の中でも一家は底抜けに明るく仲良くたくましく、政子はなによりもそんな家族を大切に思っていた。
 中洲のクラブで働き始めた政子は、勤め先の社長である、やり手の新進実業家・鬼塚大造(佐藤浩市)と知り合う。大造は、空襲で焼け果てた博多の街の復興に心血を注いでいた。大造は、家族を思い前向きに生きる政子に惹かれた。政子も、大造への尊敬の念がいつしか愛に変わる。政子は、「家族の面倒は私がみる」という大造の誓いに後押しされ、大造との“結婚”を決意する。
 そんなとき、父・時次郎がまたしても一攫千金をねらって企てた「象の輸入」が失敗し、一家は博多中の人々から後ろ指を指されることに。大造は東京への出店を機に、政子に家族全員での上京を提案する。新天地・東京へ発つ一家。それは、政子が、そして一家が出会う大きな歴史のほんのはじまりに過ぎなかった。

<登場人物>

柴咲コウ … 八女家・長女、政子。いつも家族の幸せを願い、前向きに生きるしっかり者。
佐藤浩市 … 戦後日本の復興に力を尽くす新進実業家・鬼塚大造。政子と結婚する。
松本 潤 … 努力家の秀才で東大を目指す長男、義男。ゆかりと身分違いの恋に落ちる。
佐藤隆太 … なかなか地に足の付かない次男、宗男。警察予備隊で挫折、役者を志す。
堀北真希 … 大人びた次女、波子。出版社に就職、キャリアウーマンとしての道を歩む。
榮倉奈々 … 素直な三女、房子。美術大学に進み、手塚治虫のアシスタントとなる。
長澤まさみ … 世間知らずの令嬢、一ノ瀬ゆかり。義男との交際を両親に反対される。
大泉 洋 … 一家の幼なじみ、つるちゃん。房子への思いを遂げるため職を転々とする。
天海祐希 … 鬼塚千晶。大造の仕事のパートナーであり、政子の上司でもある。
富司純子 … 母、マキ。芯が強くマイペース、常に陰ながら子供たちを見守っている。
西田敏行 … 父、時次郎。一攫千金の夢を見ては失敗する、八女家の問題児。


【キャスト・スタッフ】

<キャスト>

  • 柴咲コウ
  • 佐藤浩市
  • 松本 潤
  • 佐藤隆太
  • 堀北真希
  • 榮倉奈々
  •   ・
  • 長澤まさみ
  • 大泉 洋
  • 玉山鉄二
  • 山本耕史
  • 鈴木砂羽
  • 高田純次
  •   ・
  • 役所広司(声の出演)
  •   ・
  • 天海祐希
  • 富司純子
  • 西田敏行 他

<スタッフ>

企画
大多 亮
和田 行
脚本
三谷幸喜
(『王様のレストラン』『古畑任三郎』『新選組!』
 映画「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」)
プロデュース
重岡由美子
(映画「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「みんなのいえ」)
稲田秀樹
(『金田一耕助』シリーズ 『アンフェア』『薔薇のない花屋』)
江森浩子
(『1リットルの涙』『佐賀のがばいばあちゃん』)
演出
河野圭太
(『古畑任三郎』『白い巨塔』 映画「子ぎつねヘレン」)
制作
フジテレビ
共同テレビ

2009年9月10日発行 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。