2009.10.13
<2009年10月13日スタート 毎週火曜 22時〜22時54分> (※初回のみ10分拡大 22時10分〜23時14分)
10月1日、関西テレビ10月期ドラマ『リアル・クローズ』(10月13日火曜22時10分スタート)の制作発表が都内のホテルでファッションショー風に行われた。
会見には、香里奈、西島秀俊、高岡蒼甫、加藤夏希、能世あんな、真野裕子、えれな、IMALU、小泉孝太郎、黒木瞳が出席した。
『リアル・クローズ』ではこのたび、フランスの高級メゾン「エルメス」のスカーフ「エルメス・カレ」とのコラボレーションを決めた。ドラマに登場する最先端ファッションも見どころのひとつ。
今回の制作発表は、出演者の役どころの紹介とともに、さまざまなエルメスのカレ(スカーフ)のアレンジを鑑賞いただくという、新しい趣向を取り入れて行われた。
出演者たちは、華麗な装いに「エルメス・カレ」を身にまとって登場し、舞台中央のキャットウォークをさっそうと歩きポージングを決めた。
女性がきれいになるヒントが散りばめられたドラマ『リアル・クローズ』の世界観を体感できる制作発表となった。
「この作品は伊勢丹新宿店にロケ地協力いただいており、さらに第6話あたりではコラボTシャツも登場します。また「MINISTOP」も全国2,000店舗でキャンペーンを組んでくださるなど、たくさんのご協力を得て制作されています。この作品は人がどう働くのか、どう生きるのか、というヒントが随所に散りばめられています。すべての人がすてきな服を着て、明日前向きに生きていこうというメッセージを伝えていきたいです」
「『リアル・クローズ』はファッションをテーマにしたワーキングロマンです! 何よりも働く人にとって、元気になれるような作品にしたいと思います」
「人間は中身。見た目がすべてではないと思います!」
ファッションに恋に仕事に結婚に…あらゆることに翻弄される悩み多き主人公。性格は、まじめでまっすぐ。やや融通が利かない部分も。周囲にとらわれず、自分の価値観で商品を見る力があり、布団売り場の仕事に誇りを持つ。
そんな絹恵が苦手なもの――『おしゃれ』
女の子が夢中になるファッションの話が理解できず、「人間は見た目じゃなくて、中身!」とばかりに、ダサくて地味な服装で、毎日を過ごしている。
その根底にあるコンプレックス。華やかな世界は自分のキャラとは違うと思い込み、どこか鏡の中の自分と向き合うことを避けている。
そんな彼女が、1人の女性との出会いからファッションの世界に飛び込むことになり…。
<コメント>
「昨年単発で出演させていただいた、この『リアル・クローズ』が今回連続ドラマになるというお話をいただいてすごくうれしかったです。
連続ドラマになるともっと内容が濃くなり、伝えていけることが増えていくと思うので、視聴者の方に大事な部分が伝わるようがんばらないといけないと思っています。
また、今回ドラマで着ている洋服をインターネットで買える“オンエア・リンク”はすごく画期的だと思うので、私もぜひ買いたいと思います。
主人公の絹恵が仕事や恋愛と、女性ならではの悩みと闘っている姿は、私自身すごく共感できるし、がんばってほしいなと思っているので、視聴者の方にも見ていただけたらなと思います」
「仕事が面白きゃ、人生の半分以上の時間は楽しいんだぜ」
100%の情熱を仕事に注ぎ込む越前屋百貨店のナンバーワンバイヤー。性格は動物的なオス。男の中の男。無頼漢。本能で行動するヤンチャな情熱家。男性からの人望は厚いが、女性社員からは「変態」「オヤジ」と陰口をたたかれている。歯に衣着せぬ物言いで社内外に敵も多いが、その力みなぎる仕事ぶりには誰もが一目置いており、そんな彼のすべての行動の根底には、洋服への深い愛情があり、その仕事観は、主人公・絹恵に大きく影響を与えていく。
<コメント>
「この作品の登場人物は絶対にあきらめない人たちなんですね。僕はどんなピンチになっても自分たちで道を切り開いて、可能性を切り開いていくという役で、フィクションの世界ですが僕自身もすごく勇気をもらっています。とても良いドラマになると思いますので、よろしくお願いいたします」
「絹恵はそのままでいいんだよ。絹恵らしくやればいいの」
絹恵の彼氏。自動車の営業マン。絹恵をいつも包み込んでくれる優しい彼。
その反面、絹恵の前では弱さを見せず、1人で抱え込むところも。ファッションの仕事をすることになった絹恵を最初は応援するが、変わりはじめた絹恵と徐々にすれ違っていき…。
<コメント>
「今回連続ドラマになるということで、どんどんステップアップした良いドラマになればいいなと、日々がんばっています。絹恵の最高の彼氏としていられたらいいなと思いながら演じています。すごく明るい気持ちで見られるドラマだと思います」
「洋服をなめないでほしいんです。
洋服を愛してください。そうでなければ、戦友とは認めません」
越前屋百貨店「ザ・スペース」勤務。完ぺきな美ぼうを誇るクールな契約販売員。
洋服を愛し、仕事に誇りを持っている。願い出た絹恵に、おしゃれのスパルタ教育を行う。年下だが、絹恵に対する口調はいつも上から目線。好きなタイプは、自分を姫のようにあがめる都合のいい男性。思い描く自画像は、マリー・アントワネット。
<コメント>
「とにかく面白くておしゃれで、世の女性に見てほしいと思う作品です。そして男性の方も、ぜひこのドラマを見て心からおしゃれになってほしいなと思います。私が演じる凌という女性はすごく厳しい女性で、香里奈ちゃん演じる絹恵をスパルタにビシビシやっていきますが、(視聴者の)皆さんもそれに応えてビシビシ教育を受けていってほしいなと思います。とにかく泣けて、笑えて、こういう風になっていきたいと目標が持てる作品だと思うので、まずは第1話から見てほしいなと思います」
美姫のチーフアシスタント。
しなやかさゼロの仕事サイボーグ。向上心と野心の塊。「リトル美姫」。
なぜか美姫に目をかけられている絹恵に敵意を持ち、何かと対抗心を燃やす。パワーと熱意は驚くほどあるが、人間的には不器用。だが、仕事を愛している。
<コメント>
木村みずほという女性は、向上心と野心だけで成り立っているというぐらい、仕事に対してストイックな女性で、美姫様が絹恵に目をかけていることに敵対心を燃やしている女性です。美姫様には全然近づけてはいませんが、最終回に向けてどんどん成長していきたいと思いますし、絹恵ちゃんとも通じ合えて、越前屋自体を世界に羽ばたける百貨店にできるようにがんばっていきたいので、皆さん最後まで楽しみに見てください」
越前屋百貨店「ザ・スペース」チーフ。仕事のできる「アラサー」代表。
面倒見が良く客観的な大人の女性で、絹恵のよき相談役。ファッションは品よくセクシー。
<コメント>
「陽子役をいただいて、自分と洋服ということをとても考えるようになりました。そしてこんな言葉を耳にしました。“世界中の女性が毎朝することがある。それは鏡を見て今日何を着るかを決める”…その日着たいもの、その日したいこと、それを考えて日々を重ねていくことが、いずれ“自分”になっていくんじゃないかなと思いました。林陽子は恋も仕事もまだまだがんばりたい31歳という設定なんですが、絹恵さんと美姫さんに影響されてがんばっていく30代を演じたいと思います。どうぞ皆さんも『リアル・クローズ』を愛してください。よろしくお願いします」
美姫のアシスタント。
元モデルの仕事サイボーグ。「リトル美姫」の瑞穂の下についているが、実は虎視眈々とチーフアシスタントの座を狙い、瑞穂に隠れて美姫に猛烈アピール。器用でしたたかな女。
<コメント>
「美姫様のアシスタントとして元モデル、仕事サイボーグという役柄なんですが、美姫様の足手まといにならないようにがんばりたいです。そして、このドラマのなかで自分自身を追求して、ドラマと一緒に成長していきたいなと思っています。よろしくお願いします」
絹恵の妹。
ファッションに疎い姉とは違い、自由奔放にオシャレを楽しむ現代っ子。栃木に住む女子高校生。地方に住んでいるが、休みのたびに上京し、自分のセンスで流行に流されない洋服を買うのが大好き。安い服を探しては、ザクザクと大胆にハサミを入れ、自分の着たいデザインにリメイクしている。人の意見を聞かず、突っ走るその行動は、姉・絹恵をハラハラさせるが、良くも悪くも自分のスタイル・主張を持つ女の子。
<コメント>
「主人公の妹役をやらせていただきます。ドラマのなかで唯一の10代の役で、洋服が大好きで、お姉ちゃんに“好きなもの着ればいいんだよ”と言っている妹役です。私自身もすごく洋服が大好きなので、ドラマのなかでも私服をたくさん入れさせてもらったりしています。演技も(1話につき)1シーンとかだけなんですが、初めてのことなので皆さんに迷惑がかからないように一生懸命やりたいと思います。よろしくお願いします」
「田渕優作? はっきり言って、過去の人だよね」
セレクトショップ「ゴールディ」のバイヤー。
本人たちは認めないが、田渕優作のライバル。絹恵たちの周囲のあらゆる場所に顔を出す男。東大出身。趣味のいいファッションに身を包み、柔らかな笑顔が武器(武器だとわかってやっている)。中身は、自信家で野心家、自己中心的で冷静。行動的で人脈も広いが、心の内は一匹狼。仕事のためならば、ルール違反スレスレのこともいとわないアイスマン。
<コメント>
「私ごとですが、今年の9月までは時代劇の現場にいてすごく男くさい現場だったんですが、今回180度違ってとても華やかな女性に囲まれて、とまどいもあります。でも、違った楽しさもあって、僕と西島さんはとても楽しい毎日を過ごしています(笑)。個人的には、西島さん演じる田渕優作との男同士のプライドのぶつかり合いがとても面白く描かれていますので、そこも楽しみにしていただけたらうれしいです」
「あなた。つまらない服を着ていると、つまらない人生になるわよ」
「中身が見た目ににじみでるのよ。だから、人間は、見た目で分かるの」
越前屋百貨店の再生を託された婦人服統括部長。
絹恵から見るとパーフェクトで近づきがたいカリスマ部長。独自の人生観や仕事観を持ち、その歯に衣着せぬ言葉は手厳しいが、物事の本質を突き、女性の生きる道を照らす。パーフェクトに見える裏では、並々ならぬ努力や苦悩があるが、それを一切表に出さないスマートさと強さがある。部下の素質やお客の求める理想を瞬時に見抜く目、しなやかな交渉力と今までの仕事で築いた強力で豊富な人脈が武器。「対お客」を超えて「対個人」の接客ができる仕事のプロ。根底には、洋服を愛する心がある。
<コメント>
「美姫は私にとってあこがれの女性です。美姫のファッションに関する考え方、生き方に共感しています。大変ハードルが高い女性なので、よほどの自信を持って臨まないとセリフが上滑りするのです。そんな美姫が発するメッセージを絹恵に、そして視聴者にちゃんと届けたいと思っています。『リアル・クローズ』に求めることは、日本の女性たちがさらに輝くようにメッセージを送ること、そして私が演じる美姫に求めることはメッセージを送るための説得力を持つこと、私自身に求めることはそれを演じる自信を持つこと。スタッフ、キャスト一同、この秋とても新しい作品を今まさに生み出そうとしています。ご期待ください」
2009年10月13日発行「新番組発表資料 No.09-032」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。