2009.10.28
アナログテレビを買い換えようとしないおじいちゃんを筆頭とした大柳家をデジタル化しようと奮闘する地デジカ。手前左から 伊藤裕子、モト冬樹、地デジカ、伊藤綺夏、ふくまつみ
後列 中村アナ、イジリー岡田
<11月23日(月)〜27日(金) 深夜放送>
大柳家の古いアナログアンテナを皆で見上げながら地デジ化を必死で訴える地デジカ。
左から 地デジカ、伊藤綺夏、イジリー岡田、ふくまつみ、
伊藤裕子、モト冬樹
全国に地デジを普及するために誕生した地デジカがついにドラマ初主演することが決定した。テレビCMなどさまざまな媒体を通じてかわいい姿と温かい声を披露し大好評、大反響を呼んでいるが、ついにドラマ主演を果たしたことでますます注目を集めることになりそうだ。
地デジカドラマのプロデュース・演出の小林和宏(FCC)は、ドラマについて「大人気の着ぐるみ地デジカを下町ホームコメディドラマに登場させるという初の試み…きっと深夜(夜)のひと時に癒やしを与えるドラマになると思います。」と期待を込めている。
また、企画のフジテレビ編成部・水野綾子は「“地デジ推進の必要性やその方法を伝える”という使命を持ったドラマなので、その目的は果たさなくてはいけない、でも、ドラマとしても楽しめるものにしたいと思い、大好きな『アルフ』という海外ドラマを少し意識しました。」と地デジカ主演ドラマという画期的な企画の狙いを語った。
地デジカはドラマでもやはり地デジ化のために努力する役となる。地デジカがある日アナログな生活を送る、おせんべい屋・柳屋を営む大柳一家のもとを訪れ、アナログ指向のおじいちゃん(モト冬樹)を説得し古いアナログテレビを買い換えデジタル化してくれるよう説得する。おじいちゃんの古い考え方にへきえきしている孫役には二代目ちびまる子ちゃんとして人気を博した伊藤綺夏が扮し、キュートなお母さんを伊藤裕子が演じる。さらに地デジカのマネージャー、通称デジサポという役で、デジアナとしてデジタル化推進を進めているフジテレビアナウンサー中村仁美も登場する。
早速行われたドラマ収録では地デジカも堂々の演技を見せた。デジタル化をおじいちゃんに強く拒否されたじたじになる地デジカの様子や、必死に説得する地デジカ、孫の聡美ちゃんと一緒に友情を深める地デジカなどなど、見る人誰もが地デジカに感情移入しないではいられないシーンの連続となりそうだ。
この記念すべき主演に挑戦した地デジカは「主演に抜てきされてうれしいです。すてきなキャストのみなさまといっしょにデジタル化をドラマを通じて広めていけることができてうれしいです。緊張しましたががんばりましたので、皆さんぜひ見てください。」と初主演らしく、初々しいドラマ主演に喜びのコメントを寄せてくれた。
共演者たちも地デジカの一生懸命な主演ぶりを見て、アナログテレビにこだわる頑固おじいちゃん・煎太郎役、モト冬樹は、「地デジカと共演して、今まで人ごとと思っていた地デジ化を現実的に感じました。僕も20年以上使っていたテレビがちょうど壊れたところだったのでいいタイミングでこのドラマに出演させていただきました。ブラウン管、今どこにも売ってないんですよ!」と迫りくるデジタル化を、ドラマをもって、身をもって体験している様子を語ってくれた。
さらにおじいちゃんの娘、お母さん・美代子役の伊藤裕子は「地デジカは既に有名人(?)で注目の的なので、共演できてうれしく、ちょっとはしゃいでいる自分に気がつきました。」と地デジカには周りの人間のテンションを高める効果があることを証明した(?)。また「地デジ化、地デジ化と言われてもぴんとこない方々もこのドラマを見れば、そういうことか! と理解していただけるのではないかと思います。」と語り、ドラマ『地デジカ家族』効果が日本中に現れることを予感しているようだった。
また、孫の聡美役、伊藤綺夏は地デジカの感想を聞くと「めっちゃかわいい! ずっとさわってました。」とにっこりと笑顔で答え、ドラマのようにもしも家に地デジカがやってきたら、「びっくりすると思うけど、仲良くなっちゃうと思います。」とドラマさながらに語った。
ドラマ共演を果たしたデジサポ役として出演し、日ごろからデジアナとして活動している中村仁美アナは「地デジカと一緒にチームとして活動できてうれしいです。いつもは他局の女子アナウンサーの力をお借りしているのですが、今回は地デジカと力を合わせてがんばっていきたいと思います。」と意気込みのほどを語った。(中村アナのドラマ出演は過去に『ヘキサゴンドラマスペシャル』、『33分探偵』があります。地デジカとの共演は2回目です。)
今後も地デジカの活躍から目が離せなくなりそうだ。
超アナログな一家、おせんべい屋の大柳家のもとにある日突如地デジカが現れます! 頑固おじいちゃんを必死に説得し、孫の聡美ちゃんたちと親交を深めながら、一家のテレビをデジタル化するよう地デジカが説得に汗を流すお話です!
昔ながらのおせんべい屋「柳屋」。主人のおじいちゃんは今日もおせんべいを焼いている。そんな大柳家の孫の聡美ちゃんの悩みは昔かたぎで古いテレビを使い続け、自由にテレビも見せてくれないおじいちゃんのこと。そんな一家の前に突如、地デジカが現れた! 一体地デジカはどうして大柳家に現れたのか?
新しいテレビに買い換える…それを断固として認めないおじいちゃんを説得するために地デジカがやってきた! そんな地デジカのおなかには秘密が! おなかを押すとその場で空間に映像が現れるのだ! その映像の中にはデジサポ(中村仁美アナ)と呼ばれる女性が登場! デジタル化された美しい映像を見せて必死に説得する地デジカだったが…。地デジカに予期せぬ危機が!!
地デジカと一緒に家族皆でおじいちゃんにデジタルテレビに買い換えるよう説得にかかるうちに、地デジカとおじいちゃん以外の皆は親交を深めていく。だが一向に首をたてにふらないおじいちゃん。おじいちゃんを説得にかかりもみ合ううちになんと大事な地デジカのツノが抜けてしまった! その上おじいちゃんが抜けたツノを持ち去ってしまうのだった。
なんと大事なツノを燃えないゴミに出してしまったというおじいちゃん。しかもツノは大柳家がデジタル化するためのアンテナだったのだ! 必死に皆で説得するも全く納得しない上、地デジカに出て行け! と怒鳴るおじいちゃんについに聡美はある一言をぶつけてしまう。そしておじいちゃんは…。さらに大柳家に地デジカ・アドバイザー出地佐保子さん通称デジサポさんが現れるのだった。
テレビを買い換えない、の一点張りのおじいちゃんは聡美に「いなくなっちゃえばいいのに!」と言われ家を飛び出してしまう。おじいちゃんを心配する皆。2011年7月にアナログ放送が終了しデジタル化がそこまで来ている今、一刻もおじいちゃんを早く説得しなければ! 地デジカも力を振り絞り、デジサポさんもよい知恵がないかと頭を悩ます。おじいちゃんは一体今どこに! 地デジカは大柳家を見事デジタル化できるのか!?
『地デジカ家族』
2009年10月28日発行「パブペパNo.09-261」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。