2009.10.13

<2010年春 三夜連続放送>

フジテレビ開局50周年企画
『わが家の歴史』

2010年春放送のフジテレビ開局50周年企画ドラマ『わが家の歴史』の会見が、本日ドラマの収録スタジオにて行われました。

>>『わが家の歴史』オフィシャルサイト

(2009年10月13日 制作発表より)


 三夜連続放送、トータル8時間の超大型企画としてお送りする『わが家の歴史』は三谷幸喜さん書き下ろしのスペシャルドラマ。そしてテーマは“家族”。昭和2年から昭和39年まで、激動の時代を底抜けの明るさとバイタリティーで生き抜いた家族の物語です。
 今回の制作発表には、八乙女家の長女・政子役の柴咲コウさん、その夫・鬼塚大造役の佐藤浩市さん、長男・義男役の松本潤さん、次男・宗男役の佐藤隆太さん、次女・波子役の堀北真希さん、三女・房子役の榮倉奈々さん、義男の恋人・一之瀬ゆかり役の長澤まさみさん、一家の幼なじみ・つるちゃん役の大泉洋さん、政子の元許婚者・大浦竜伍役の玉山鉄二さん、宗男の妻・マリア役の鈴木砂羽さん、そして大造の本妻・鬼塚千晶役の天海祐希さん、八乙女家の母・マキ役の富司純子さん、八乙女家の父・時次郎役の西田敏行さんという、豪華出演陣が勢揃い。そして演出の河野圭太監督、脚本の三谷幸喜さんも登壇しました。

 今回、脚本を手がけた三谷幸喜さんは「この番組には100人以上出てきますので、今日見えている方以外に87人ぐらいいらっしゃいます。全員が主役です。あの時代そのものが主役であり、大変いい作品に仕上がっていると思います。あとはあなた方(キャストの皆さんに向かって)次第です(笑)。」と最後はキャスト陣に向かって話しかけ、早速会場は大爆笑の渦に。また、「僕のなかで今まで見てきたTVドラマのワクワクした部分を全部取り入れて、全部吐き出しました。ホームドラマ、歴史もの、サスペンス、コメディ…とテレビドラマのすべての要素が入っています。昭和の日本中が必死になって頑張っていた空気を皆さんに感じていただければ、と思います。」とこのドラマに対する自信も熱く語りました。
 長女・政子役の柴咲コウさんは「現場ではほのぼの、暖かい気持ちで演じさせて頂いています。三谷さんの脚本は、私の演じる政子も、家族の長女でしっかり者の女の子というだけではなくて、好きな人に対する気持ちなどの感情が映し出されている素敵な脚本なので、きちんと演じられればといいなと思います。」とやや緊張した面持ちで挨拶しました。
 その政子の夫・大造役、佐藤浩市さんは「物質的に豊かでなければ、気持ちも前向きになれないという今ではない、戦後みんな前向きにいきていた時代を必死に走りきる男を演じていきたいと思います。頑張ります。」と“架空の一家の目線で壮大な戦後史を描く”というドラマのテーマとも絡めながら、大造役を演じる抱負を語りました。
 そして、長男・義男役の松本潤さんは「この場にいられることがとても光栄です。もうこういうことはないんじゃないかと思うくらい、毎日大事にやらせていただいています。昭和ってこんなことがあったんだなと勉強しながらやっています。」とこの作品に対しての熱い気持ちを語る一方で、「先日、写真を撮ったのですが、自分の濃い眉毛を隠すと柴咲さんの目にそっくりだということに気がつきまして、兄弟っぽくてよかったなと思いました。」と会場を和ませました。

 今回、制作現場のなごやかな空気が伝わってきたスペシャルドラマ『わが家の歴史』は2010年春放送予定。どうぞお楽しみに。

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